ー医務室ー
…っ、く
[響くのは、喘ぎというよりも最早呻きに近い声。
目の前で繰り広げられる痴態>>@37に体温は上がるのに思考がそれを受け入れないからだ。
二日酔いか、湯あたりか、そんな錯覚を覚えるほどに頭が痛くて吐き気すらする。
上下の違いはあれど同じようなことをしたはずなのに、何を今更嫌悪するというのだろう。
ただ、両の手には自由が許されていたからそれを持ち上げて視界を覆う]
いやだ
[ 嫌だとは言えても、やめろと言えない。
喉の鈴が震えなくても、いま自分が享受しているのは途方も無い快楽だったからだ。
向けられる視線に抗うようにさらに瞼の裏に瞳を隠す。
そうでもしていないと体の本音と思考が乖離して自分を保っていられないと解っていた。
最早この部屋のなかに理性なんてものはないのかもしれないのだけれど。
手よりも口よりも、女よりも。
きつくて、貪欲で、喰らって放そうとしない。
自分の体液で穢すことを躊躇う気持ちさえ頭の何処かになかったら欲しがる男にその白をくれてやることもできるだろうに、未だなお過去の呪いは健在か*]
(+68) 2018/03/04(Sun) 08時半頃