[と、彼はヤニクに褒められると恥ずかしいからかなのか慌てながら訂正を述べる>>+60。]
む。お前、天辺を取る気はないのか?
惜しいなぁ。将来は俺の後継に…というのは8割冗談だが、意外ではある。
てっきり親父さんを倒して行くとこまで行く気だと思ったが
[行くとこ、とは彼の父親の地位のことだろうか
ともかく吸血鬼は意外そうな顔をしてそう述べた後、恩を返すとまで言ってくれた弟子の髪を強くわしゃわしゃと掻き混ぜた]
ははは!
まあ、お前が行く道はお前が決めてくれなきゃ困るからな!
俺はお前の師匠だ!だからお前は絶対強くなれる!
恩を返すのは……そうだなぁ。俺が認めた時にでもしてもらおうか
それまではきっちり付き合ってくからそのつもりで、な?
[最近この弟分が愛しくてたまらない吸血鬼は人間の頃にすら知らなかった幸福に満たされていた。それは彼みたいに尻尾がなくても笑顔に表れていただろう*]
(+64) 2015/08/10(Mon) 01時半頃