さっきも言ったろ、俺はセンセの世界に自分から入り込んでるってさ。センセの創るもののひとつになりたくて―――だから、そのな。[体勢は変わらず、その胸に顔を押し付けてせめて真っ赤になった顔だけは見られまいと無駄な抵抗をしながら続けて]俺はもう、センセのもんなんだよって。まだ何も描かれてない、まっさらなものなんだから―――センセの創る色で、 ぬ、塗り変えてくれよ。
(+64) 2015/11/26(Thu) 21時半頃