118 冷たい校舎村【R15】


【墓】 奇跡の子 カリュクス

[伸ばした手は拒絶されなかった。
 むしろ、感謝された。
 それは、うれしくて、ほっとした。
 そしてそんな自分に困惑する。]

…。

[大丈夫だといい、という結城に言葉を返せなかった。
 神崎がどんな思いでそれを選んだのか、分からないから。
 そして、分かってしまうこともあったから。]

私達もいかない?

[上着を届けないと、いけない。
 波瑠菜にも迷惑は掛けられない。そう思って。]

(+63) 2014/04/18(Fri) 22時頃

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