[伸ばした手は拒絶されなかった。 むしろ、感謝された。 それは、うれしくて、ほっとした。 そしてそんな自分に困惑する。]…。[大丈夫だといい、という結城に言葉を返せなかった。 神崎がどんな思いでそれを選んだのか、分からないから。 そして、分かってしまうこともあったから。]私達もいかない?[上着を届けないと、いけない。 波瑠菜にも迷惑は掛けられない。そう思って。]
(+63) 2014/04/18(Fri) 22時頃