[その日の夜に、スノーマンは命を得た。
自分の力で動き出し、少女の部屋の窓を叩く。
少女は最初は驚くけれど、色々な方法で少女を笑わせようとするスノーマンとすぐ打ち解けた。
自在に雪の上を滑るスノーマンに付いて、少女は山へと向かう。
山の中では様々な出会いが少女を待っていた。
たくさんの動物達、色々な場所で作られたスノーマン達の集会、そして赤い鼻のトナカイと赤い服を着た白ひげのおじいさん。
やがて夜が明ける頃、少女はスノーマンと一緒に家へと帰る。
また遊ぼうね、と約束をして、少女はベッドで眠りについた。
少女が目を覚まして、スノーマンに会いに行くと、庭には雪の溶けたあとが残っているだけだった。]
少女があの夜、体験した出来事は夢だったかもしれません。
少女はあの夜の事を忘れてしまうかもしれません。
でも、また冬が来て雪が降れば、きっと少女はあの日の友達のことを思い出して、スノーマンと再会することでしょう。
(+62) 2013/02/08(Fri) 23時半頃