[ぎごちない問い掛けをしながらも、決して此方の顔を逸らそうとしない幼馴染に向けるのは微笑。]
うん、そうだよ。
[問い掛けには素直にYesと答えれば、突き刺す指を手に取って、導く様に己の唇に運ばせる。
触れた武骨な指の温もりを感じながら、白くて甘いアイスを口に含む。
縋る様な鳶色の瞳を見詰め、唇に弧を描かせたら、腰に触れていた手は肩を抑え。
力を込め、細い幼馴染の身体を此方に寄せたら唇を当て、溶け始めた冷たいアイスを流し込もう。
生まれて初めてやる口移しは中々要領が掴めない部分はあれど。
滑る舌をヒューの口腔へと忍ばせ、溶けてしまいそうなアイスを流しながら。
ついで、と言わんばかりに、もう一つの軟体に舌を絡ませてから、アイスと唾液を混ぜ込もうと。]
ん、……んっ。
[慣れぬ口移しに少し苦しげにしながらも、次第に貪る様な動きへと変わり、唇を離す。
垂れてしまった唾液を指で拭い、幼馴染の目の前で舌を見せ付けながら舐め取った*]
(+60) 2015/11/29(Sun) 20時半頃