……。〔泣き止めとは言えない。幼い命を奪われた事を理解したのだろう、全身で拒絶するように泣き叫ぶその背に手を置いて、ゆっくりと撫ぜてやった。]………ハナ、ごめんな。〔会えたら言いたかった言葉だけ、伝える事にした。 頑なに強張ったようになっている小さな手を取る。あの夜のようにこうしている事しかできないから。ぎゅっと指を絡めて握り込み、そのままただ寄り添って、傍にいる。]
(+60) 2013/02/11(Mon) 00時半頃