[極夜城の上級より劣るのだが、此方からしてみれば数段上、というのは今先程実感した訳だし、身内もそれと同じ様に感じてた>>+45。
だからこそ、つい煽ってしまったのかも知れない、そう言い訳じみた事をつい考えながらも、諭す言葉に耳を傾けていて。]
戦術的撤退……だな。
今までは、そういう事が出来なかったが、昔とは、違う。
ヤニクの目があるのは確かだけど、此処は強い奴も弱い奴も居る。
逃げて、自分に近いレベルと戦ってレベルを上げていってから挑戦するのも有りな気がしてる。
そして、今の俺に足りないのは……我慢だ。
[この数日間、食屍鬼や下級吸血鬼・中級吸血鬼を相手にしてきて実感してきた事を考えながら、今自分に足りないものは精神的な忍耐だと気付き、自覚する。
そして、逃げる為には吸血鬼の能力の一つ、霧化を思い浮かべ、そのやり方を師匠に聞こうと。]
身体を霧にする方法を、教えてくれないか?
[手取り足取りじゃなくても良い、コツみたいなのを教えて貰えないか、と思い、ヤニクを見遣る。]
(+59) 2015/08/10(Mon) 01時頃