[あ、と思う。今度は気付いた。好きだよという言葉に偽りはないのだろうけど、でも、その裏で何かを呑み込まれた、そう気づく。>>+50──誤魔化された。…の行動ひとつで、思いを呑み込ませて、何も言わずに逝った妹の顔が浮かぶ。同時に、夢の中で千景が零した涙を思い出す。>>4:44……夢の中の自分は、あの涙を拭ってやれなかった。思うと同時に、千景を引き寄せていた。彼はおとなしく…の腕の中に収まってくれただろうか]……俺も好き、[情けなく心臓が早鐘を打っている。この行動は、間違いだろうか。そう思う。──ああ、でももう、間違えたって、構うもんか。ぎゅ、と目を閉じる。言葉をつづけた]
(+54) 2014/04/17(Thu) 00時頃