[ そして、投げた問いには。 ] ――そうなの。[ 驚きはあれど、声は柔い。 免罪符、なんて答えが返ってくると思わなかった。 ただ、申し訳なさそうな返事だったから、 きっと、何かあるんだろう。 流石にその"何か"までは、聞こうとはしない。 なりきれなかった自分が、 救えるものかも分からないのに、なんて思うから。 そこは少し、自分のずるいところ、かもしれない。 ]
(+51) 2015/07/15(Wed) 19時頃