何方にしても、修行だな……って?
[話の途中に現れた、何とも可愛いらしく、そして丸々とした様に見える羊が一匹、其処に居て>>+14。
メェ、と鳴く様子から、お腹がぐきゅと鳴った気がする。
じっと羊を眺めてたら、ヤニクが首に下げられた筒から何かを取り出す>>+15>>+24。
彼の様子を見るに、ガーディーから何か言われたのだろう、と察し、血で何かを認め(したため)てるのを横目で見つつ。
腹ぺこわんこは、美味しそうに見える羊をじっと見詰め、唾液を飲んだ。]
なぁなぁ、これ食って良いのか?
[馳走を目の前にし、目をキラキラさせながら待っていたら、師匠は蝙蝠の使い魔を解き放っていた。
そんな彼が、此方に羊を渡してくれたのだから、もう食っても良いと判断した>>+25。まだ食べて良いとも言われて無いのだけど。]
ぐる、っう……がぁ、あぁ。
[羊と一緒に城門を潜り、門の外で、開けた場所に向かえば。
犬の様な唸り声を上げ、メキメキと身体を鳴らせ、漆黒の毛を生やさせながら、徐々に身体を巨大化させていく。
やがては、3m位の巨大な二つ頭を持つ魔犬の姿になり。
――――無垢な羊の使い魔に、噛み付き、派手に食らった*]
(+43) 2015/08/07(Fri) 16時半頃