い、嫌だ。 いや、 見ないで
見られたくな、 いや、 い、あああっ
[“助けてほしい”よりも、“見られたくない”という気持ちが勝った。
自分は、亀吉とは違うと。そう思って、キルロイを犯していた亀吉を軽蔑したのだ。
こんな、血の通わない触手に絡めとられて、キルロイの映像相手に昂奮している自分など、見られたくない。
嫌だ嫌だと繰り返していると、兆し始めた性器へと触れられる。
それだけでびくりと肩を震わし、声をあげてしまった。
巧みな蠢きに、中心は一気に怒張を増す。
目の前のキルロイの肌は上気し、色の混じった吐息が漏れる。
四井の先端からは先走りが溢れ、それを受けてぬるつく触手で更に扱かれた。
いっそ。痛みしか感じないくらいに、乱暴にしてくれれば。
確かに四井を感じさせようとする動きに、ひくりと喉を鳴らす。
このまま溺れたら、自分はどうなってしまうんだろう。
恐怖と、甘美な愉悦が入り混じり、体が沸騰しそうに熱い。
下唇を強く噛んで、声を漏らすまいと必死で、耐える]
(+42) 2016/06/16(Thu) 00時頃