[風がそよぎ墓標に供えられた花びらが舞う。風がそよいでも少女の長くて綺麗な黒髪が動かず、生きていれば髪飾りになっていただろう花びらがマーゴットの姿をすり抜けて地へと落ちる様子に目を細めて。男はマーゴットへと小さな囁きを遺した。それは、信頼していた"彼"にも伝えた言葉。]
(+33) 2015/05/21(Thu) 18時半頃