あのね。あたしも死んだんだと思うよ。……死んでもいいや、って気持ちで落ちたんだ。階段から。それで帰ったんだから、養くんが、……ちゃんと、帰るつもりであっちで死ぬことを選んだのなら、それは……ちゃんと、喜んであげた方がいいと、思うよ。[もちろん、穏便に帰る方法があればそれに越したことはないのだけれど] ………宇井野くんは死ぬの怖かった? あたしは、……ちょっとね。[どうなんだろう。あちらで死ぬことに何の意味があったんだろう。思いつつ問いかけるイロハの表情は、静かに落ち着きを保っていた*]
(+31) 2019/06/15(Sat) 20時半頃