ありがとう、南おにいさん。雑炊とってもおいしかった。
[そうお礼を言ってへにゃ、と笑った。少し頬に流れてしまった涙は先程までおでこに乗っていたタオルで拭う。
その言葉に南慈郎は何と答えただろう。少女たちが食べ終わった雑炊が入っていたお鍋をひいてくれただろう。
温かいものを食べた身体はぽかぽかと温かく、このまま眠りに身を任せてしまいたい。と、うとうとしているところにアランから>>*2と、その後に続いて樹理から>>+22ものメッセージが入った。
どうやら樹理が初詣の途中具合が悪くなって平太が運んで帰ってくるらしい。
自分が雪に飛び込んで樹理を巻き添えにしてしまったからか、などと考えてしまう。折角綺麗に着飾っていったのになんと申し訳ないことをしてしまったのだろう。
帰ったら一言謝るべきだろうか、そう思いながら返事を打った。]
『じゅりおねえさんぐあいわるいですか!?
あわわ…へいたおにいさんが連れて帰ってくれるのわかりました!
あの、じゅりおねえさん、へいたおにいさん。せっかくのはつもうでかぜをひいてしまったのはゆうのせい、かもです。ごめんなさい。』
[そこまで打ち終わると冷の布団に戻り、もう一度手を握った
(+28) 2014/01/03(Fri) 13時半頃