俺は、結末を予測しながら、自分の意志でこうなりました。
正直に言うと、こうなるとは思ってはいませんでしたが。
死とは無につながるもんだと、思いこんでいたもので。
そうですね……元に戻れるなら戻りたいとも思いますが、自分で決めて陥った先で、『やっぱりなしにできるなら戻して』、というのは、ちょっと格好悪いですよね。
[「だから」と繋げる言葉は苦笑を帯びたものとなっていて]
強いてあげるなら、『もうしばらくこのままで』、でしょうか。
見届けたいんですよ。皆様のことを。
フォローさんのお話を聞いていたら、なおさら。
見ていたいんです。皆様が、フォローさんも含めて、これからどんな道を歩んでいくのか。
[そして、熊を叩き起して促すと、どこかへと向けて歩きだしていったのだった]
未来へと歩む生徒たち姿を見送れるのは、教師の遣り甲斐じゃないですか>>0:381>>0:382 **。
―いつか・どこか・ふと、語る声が聞こえ・了―
(+28) 2011/12/09(Fri) 22時頃