直円。怖い、痛いよ、いたいよぉ、っ
きもちよくないの、師匠が、ぁ、あ、怖い、こわい、っ
助けて、たすけて、ぇ
[直円に手を取られれば、ぼろぼろ涙を零し、
しゃくりあげながら悲鳴交じりの助けを求める
此れもまた”愛でる”行為だとは今は気づかず
瞳は己を犯す”こわいもの”ではなく、その肩の向こうの直円をひたり、と捉えて>>*3
そして響く復讐という単語で――師は其処まで
堕ちた己を嫌っていたのかと、誤解した
”こわいもの”の肩を抱きながら、直円が何かを言ってる
でも、きっと彼なら助けて呉れる
だって手を掴んでくれた。と。心壊した人形は盲信し
――否、思い、こんで
彼の離された手が、痛みに萎えた性器を撫で上げる
先程のきもちよさ、を思い出せば
痛みよりもそれを求める事が強くなり
疼く身体は、ひくりとその雄を反応させ。甘い蜜を、零す*]
(+21) 2016/06/15(Wed) 20時半頃