― 極夜城:城門 ―
[此処で師匠となったヤニクと出会った城門に辿り着けば、彼は背伸びをしていて>>3:112。
何処かしら上機嫌とも見える鼻歌を聞けば、尻尾はふりふりと振ってみせた。]
あぁ、すごく楽しみにしてるぞ。
[これから起きる想像も絶する様な苦難が立ちはだかるとは露とも知らない。
でも、厳しい事なのだろう、と思えばモチベーションは上がっていく。]
おうよ、師匠が乗り越えたんだから、弟子も乗り越えなきゃ、だな。
どんな修行が有るか分からねえが、耐えて見せるぜ。
[自分の拳を掌にぶつけ意気込みを見せれば、ヤニクは此方の家族に挨拶、と言い始めていて、モチベーションが何処かへ散歩しに行ってしまった。
へっ?と呆気なく顔を師匠に晒せば、ななな、と声を上げた。]
おい、一体何のつもりで挨拶しようとなんて。
別に俺は勘当された身なんだから、わざわざ挨拶なんてしなくて良いだろ!?
[師匠の思惑を計り知る事が出来ず、ただ動揺し、困惑し、ボリボリと頭を掻くばかり**]
(+9) 2015/08/07(Fri) 00時半頃