あ、がっ……!!!
[直接流し込まれた電気>>+7。幾ら己も同じ雷使い云えど痛い物は痛い。死亡も気絶もしない程度に加減されていたとしても、己でなければ心臓ショックでも起こしてるんじゃないだろうか
”人”に雷を、刃を向けるなと。そうすれば魔物になってしまうと。教えてくれたのは貴方なのに]
し、しょ、う、
どう、し―――ぁ゛あ゛
[藍色の髪を無造作に掴まれ、がっ、と音をたてて
地面に叩きつけられた貌。口元には血が滲む
近づいた顔は怒りなのか憎悪なのか
端正な其れなのに随分と醜く恐ろしく見えて
雷纏わせた掌底の1つでも叩きこもうとは思ったものの
僅か残る仲間への情。捨てられても残ったさざれの欠片
それが師に攻撃することを、躊躇わせた
だが、今師に言われていることはどういうこと、なのだろうか
10年分遊ぶ、って。俺が師に師事したのは、6年前だ
10年、というと――噂で聞いたことのある、あの事件だろうか
師が、直円を追うようになった、あの]
(+8) 2016/06/15(Wed) 18時半頃