そっか、よかったぁ…あ、私は無事だよ!元気!
[月詠からの返事>>+2を聞いてそう返してから「おかえり」、と付け加えて、へにゃり、と笑みを浮かべる。
よかった。これで、現時点では3人目だ。このまま、皆戻ってこられるかもしれない。
元気、という言葉も、嘘ではなかった。先程までは元気ではなかったかもしれないが、月詠の声を聞いて元気が出たのは確かだから。]
あ、あの、そ、れは…
[体育館のことを聞かれれば、明るい声から一転して、小さな声で口ごもる。そうしているうちに、「来夏のせいじゃない」と言われれば、その優しさに少しだけ泣きたくなった。
そんな風に優しくされたら、余計手放したくなくなってしまうのに。]
その、ね…前に私が見た事故と、体育館の、重ねちゃって…その事故の時、近くに居たのに、ともだちを助けてあげられなかった、から。
[そして結局、躊躇いがちに本当のことを話してしまう。どうやら私は、笑顔を作ることは出来ても、嘘を吐くことは苦手らしい。それに、折角気遣ってくれたのに、隠したり嘘を吐いたりするのは忍びなかった。]
(+6) 2015/07/12(Sun) 02時頃