―回想―[仮面の主と踊った晩について曖昧な記憶しか持たない娘は、目の前の亡霊が首を振る様>>+0を見て不思議そうに首を傾げる。娘の言う「揃いの仮面」とは呪いのそれではなく、潰された顔面を指すものだった]第二王子が――殺そう、と?それで返り討ちに?[亡霊などという者が実在すると知った今となっては、娘とて呪いの存在を全く信じない訳ではない。けれど闇を纏い踊る仮面の全容は未だ掴めず、口に上るのは疑問ばかり]
(+4) 2011/02/12(Sat) 18時頃