―― 洋食店 ―― あれ、違った? んでもそれだけ変化したものがあるってコト、か。[呟く声は、徐々に小さく雪自身に言い聞かせるようになった。司の視線はあの村で何を見つめ、何を思ったのだろう。答えを探そうとして見つめてみても、やってきたナポリタンの湯気に邪魔されてよく見えない>>5:+26。] 居心地、よかったけどね。 いや、よかったからこそ、過ごすべき場所じゃないのかな。[残りたい気持ちと、帰りたい気持ちと、その他の靄がごちゃまぜになった感情を、雪はまだ持て余す。故に眉根を下げた貌は、情けない笑みになっていただろうが]
(+2) 2013/09/08(Sun) 17時半頃