[来夏の言葉に顔をあげる。>>+50
うん、と必死で頷いた。うん、良かった。
来夏ちゃん、ここにいる。
別所も、月詠も、東彩も帰ってきている。]
3人とも、無事、で。……本当に、良かった。
[こうやってすぐに泣けてしまうのって、本当に弱いよな。頭の隅でそんなことを思う。
だけど、友だちともう会えないかもしれないと思って怖くなるのなんて、当たり前だ。
おかえり、と告げる来夏に、もう一度涙を拭って笑い返す。多分、とても不恰好だっただろうけど、精一杯に。]
ただいま、来夏ちゃん。
……うん、一緒に、待ってよう。
[来夏がそう、安心させるように笑ってくれたから。大丈夫だよ、って言ってくれたから。
それを信じてしっかりと頷く。
怖かったのは本当だ。だけど、いったんそれはおしまい。
きちんと顔をあげる。もう大丈夫だよと返すように来夏を見つめ返しただろう**]
(+1) 2015/07/14(Tue) 00時頃