人狼議事

176 両片想い薔薇村-Snow fairy


【墓】 掃除夫 ラルフ

 ― 森の中 ( >>チアキ ) ―

[ 怖かった。
    僕は、怖かった。

こんな暗がりじゃ、少し離れれば途端に、僕には君の声が、届かなくなってしまうから。

焦りが僕の足を、君より先へ行くようにさせてしまったけれど。正気を取り戻せば、ただただ怖くて。僕の視線に気付いたからか、絡まる指( >>4:86 )。冷たかったかもしれないけれど、伝わる彼の温もりが愛おしい。

彼もそうだとは気付かないけれど、照れ臭くて。寒さで赤くなっていた鼻の頭の代わりに、頬が色付いたかも。片手では感謝を伝えられないから、軽く頭を下げて。]


  ( サイエンス フィクション?
         …うん、みたいだね。 )


[ こくりと頷く。今、繋がっているこの手も、ここに僕たちが居ることも、科学的構想に基づいた舞台設定の中の、絵空事なのかもしれないなんて。]
  

(+0) 2015/11/29(Sun) 01時半頃

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