196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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オスカー! 今日がお前の命日だ!
2013/01/03(Thu) 02時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オスカーが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
今日は、特別なことのない一日のようだ。さあ普段通り、誰かを処刑台にかけよう。
現在の生存者は、慶三郎、朧、おみつ、雷門、藤之助、明之進、亀吉、ゆり、志乃、沙耶、芙蓉、ウト、小鈴の13名。
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/* まにあった!
(-0) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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[居間を出る前、芙蓉の言葉>>1:454に頷いて。]
水場は。……中庭にあったよ。
[すでにその場所を知っていた、アタシ。 野良猫は、ちょろちょろと、館を探索しすぎでした。 居間を出る前に場所を説明してから、みつの後を追う。]
(0) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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続く夜空。
絶え間なく降る粉雪。
巻き戻っていく刻。
黒の少年と訪れた館は、君達に何を残したか。
様々な温度を渦巻いて。
この館内(せかい)に刻が告げられる。
突然の音は 大時計の泣く声は
不安にも恐怖にもなるだろう。
(#0) 2013/01/03(Thu) 02時頃
パンパン! パン!
ゴォォォオオオ―――――ン………
…――――ギィ。
(#1) 2013/01/03(Thu) 02時頃
祝福を示す破裂音。
何かを知らせる十三度の音。
どこの扉の開いた音か。
どこへ居ても、何をしても。
全員が耳にする不可思議な音。
誰が真っ先に辿りつくか。
(#2) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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/* お お おぉ
なんだ、これ、は―――…
『1日目の夜、志乃があなたと運命を分かち合いました。
あなたは志乃と運命の絆を結んでいます。 あなたは明之進と運命の絆を結んでいます。 つまり、あなたは殺意満々なのです。』
邪気、陣営っ!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-1) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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透明な傘から流れる赤雫。
消えた時の微笑そのままに。
死を告げるようにして。
大広間に座る黒の少年の亡骸を。
(#3) 2013/01/03(Thu) 02時頃
泣き叫ぶ大時計は 世界の始まりから逆を歩む。
針は時を遡り。
何度も 何度も 泣き喚く。
誰かが少年に気付くまで。
(#4) 2013/01/03(Thu) 02時頃
部屋に散らばるタロットカード。
黒の少年のすぐ傍には【世界】の旅の始まりの【愚者】。
(#5) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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──少し前、芙蓉と>>1:424──
成る程、ご尤もです。 それでも、あなたが居て下されば皆心強いことでしょう。
わたしは大変助かりました。
[さらさらと、水のように称える言葉が流れる。]
(1) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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[囁かれた言葉に、唇は一度結ばれる。 僅かな間。
──そののち、此方も同じ程の声音で囁き返す。]
誰がために──?
[唇は飽く迄やはらかに笑んだまま。
だが、射干玉の くろ は。 少しも笑っては居なかった。]
(-2) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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そうですか、では小鈴ちゃん。参りましょう。
[軽快な口調に、仏頂面気味の顔も綻ぶ。
さて、世渡介と共に探しながら見つけた勝手場までの道程を、頭の中で思い出す。
確かあの大きな階段の前を通って、 今歩いている廊下と対になるような廊下を進み、一番奥の…。]
そうそう、ここです。 このお屋敷は広いですね。
宛もなく歩いていたら、迷ってしまいそう。
(2) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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星の描かれたトランクケース。
指輪のケースとピンクのダイヤ。
転がる薄暗い碧の石ころ。
畳まれた白と赤の衣服。
輝きを失ったナイフ。
無名のモデルが佇む雑誌。
救急箱に入った十字架。
夏の果物味の風船ガム。
月へと飛び立つ鷲の剥製。
異国のスポーツ選手の記事。
懐中時計と揃いのロケット。
弾の無い拳銃とオルゴール。
(#6) 2013/01/03(Thu) 02時頃
白黒写真を写すカメラ。
赤い靴に星の名のタバコ。
小さなレストランの看板。
(#7) 2013/01/03(Thu) 02時頃
壁には 美しい湖に佇むロッジの絵。
床には 散らばる星屑の中を進む列車のおもちゃ。
(#8) 2013/01/03(Thu) 02時頃
君達には聞こえるだろう。
不思議な声が耳元で囁く。
笑っているようで。
泣いているようで。
怒っているようで。
愉しんでいるようで。
(#9) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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[射干玉が漆黒と変わったは刹那。
直ぐに一度瞼を閉じて。 開いた時には元の生きた瞳に戻って居た。]
(-3) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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“もうここから出られない”
“ここには君たちだけ”
“見つけて”
(#10) 2013/01/03(Thu) 02時頃
“―――僕を殺したのは”
果敢無い、少年の声が。
(#11) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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/* まだ続いてたー! 挟まってすみません(ノ∀`)
(-4) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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― 1階廊下 ―
[手厳しいと云われれば>>1:456笑ってみせた。無論、冗談めかした口ぶり通り――つまるところ相手を貶すつもりは毛頭無いのだ。]
提灯屋――… 嗚呼、成る程な。 雪の降る夜には良く映える。
[赤を連想し、雷門の持つ唐傘に眼をやった。 提灯を此の館の窓の外にでも並べれば、不思議と良く合うのではないか。 然様なことを想いながら]
あァ、たった今異国の紅き茶を頂戴して来た処だ。 お二方も良く温まるが良い。 温まるのが、厭でなければ。
[すっくと持ち上げた手は居間を指す。]
(3) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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/* 狂人か鱗魚人かな、とか、思ってたの、よ。 久慈殿は。
邪気悪魔だった!(・∀・)
あああ、その、遊び人が居ない中、貴重な絆2本が沙耶殿に……。 ありがたいような申し訳ないような。 ががが、がんばり、ます!
『つまり、あなたは殺意満々なのです。』 (/ω\*)
(-5) 2013/01/03(Thu) 02時頃
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