196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[ないわけが、ないと――――……]
anbito 2013/01/17(Thu) 04時半頃
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―――様は、この本がお好きなのですね。
『だって、とても綺麗でしょう?』 [昔々、”誰か”に向けて読んだ、その御伽噺。 それは美しく、果敢無く、そして――” ”。]
oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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“君も、一人ぼっち?”
“―寒いね。 君の、行きたいところ、へ行こうか。”
“名前は、なんていうの?”
…―――ボクの、名前は。
(#18) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
雪空の下の銀世界。
ほんの少し悴んだ指。
仄かに届く薔薇の香。
初めて話すボク達の声。
時計が時を告げて。
見上げたんだ。
(#19) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
……――――時は正しく逆巻く。
(#20) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
雪の館から抜け出した。
星屑の列車で駆けた夏。
辿り着いたのは、湖だった。
寒い、寒い、凍えるほどの冷たい雨。
(#21) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
暗転。
響く足音。
誰か。
助けて。
どうして。
寂しい。
苦しい。
哀しい。
声は。
血に。
(#22) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
差し出されたんだ
(#23) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
「さみしくないよ」
「くるしくないよ」
「かなしくないよ」
(#24) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
そう云って、手を引いてくれた ダレカ 。
雪の日にボクと出逢ってくれた。
雨の日にはビニール傘をさしてくれて。
雨から、
雪から、
館から、
孤独から、
男の声から、
ボクを救ってくれた。
焼きたてのパンを出してくれた。
(#25) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
信じていいよと、云ってくれたから。
(#26) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
「逝こう。」
ボクは、あの人を信じたんだ。
(#27) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
ボクが生きた事を、誰も知らない。
ボクと同じ寂しさをもった人たちも。
ボクと同じ苦しみを味わう人たちも。
ボクと同じ哀しみを抱えた人たちも。
ボクがどうして館から逃げたのか。
ボクがどうして列車に乗ったのか。
ボクがどうして湖についたのか。
ボクがどうして寂しかったのか。
ボクがどうして苦しかったのか。
ボクがどうして哀しかったのか。
ボクがどうして君達を呼んだのか。
ボクがどうして君達を選んだのか。
誰も、誰も、知らない。
(#28) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
だってボクは
…―――もう どこにも、いないのだから。
(#29) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
さようなら。
ボクの選んだ “ともだち” 。
楽しかったよ。
愉しかったよ。
もう二度と、ボクに選ばれることのないように。
(#30) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
「君が生まれた世界。」
「寂しいと、苦しいと、哀しいと、思っている世界。」
「…―――だけど、君が“生きていくべき”世界。」
「もう君達は。」
「大丈夫だよね?」
(#31) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
“―――生きて。”
黒の少年は ダレカの手をとり 微笑み、泣いた**
(#32) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
【館内、靴下の中】
この度は疑い愛村 3rdこと【Fiducia - 3rd:fragrance - 】へのご参加ありがとうございました。
パーティーは楽しんで頂けましたか?
お客様へいろいろなご迷惑をおかけしておりましたらこの場での謝罪と。
皆様がこのパーティーで何か微かにでも 感じ取れてくれていたなら幸いです。
素敵な宴であったならと、思っております。
旅路は一旦の終止符を。
暫くの間、お別れです。
名残惜しくはありますが雪もいつかは溶けるもの。
悪夢もいつかは覚めるもの。
ご参加、ありがとうございました。
(#33) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
…―――ああ、お客様。
クリスマスプレゼントは貴方自身の靴下のなかに。
貴方のその手に掴んだものは
決して離す事のなきように。
そしてもう二度と“この館”には訪れませぬよう。
それでは 貴方の人生に 雪華の祝福あらんことを。
『fragrance』…閉館です。
涙は白の吐息に消して。
(#34) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
誰も知らない 湖のロッジ。
誰も知らない 銀河の列車。
誰も知らない 黒の館。
誰も知らない 少年の路。
誰も知らない ダレカの想い。
誰も知らない 悲しい始まり。
誰も知らない 幸せな終わり。
(#35) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
雪が降る。
花のような粉雪が、降り積もって。
それは音もなく、音もなく。
「君も、哀しいの?」
広げられる透明な傘。
手招かれる、粉雪の空。
黒の少年が果敢無く笑う。
その扉の向こう。
(#36) 2013/01/18(Fri) 01時半頃
「哀しくないよ。 さぁ、逝こう。」
少年の傍に現れるダレカ。
彼はそっと、その手をとる。
(#37) 2013/01/18(Fri) 02時頃
少年の願いは―――――………
「…―――ねぇ、その言葉を信じてもいいの?」
(#38) 2013/01/18(Fri) 02時頃
*Thanks My Friends*
【Fiducia - 1st -】
Yolanda Kaleido --- anbito
Pricilla Lotto --- suchlich
Ted Burdom --- かやせ
Stephen Gould --- lalan
Bennett Cooper --- Littlecrown
Margaux Berthier --- あっしゅ
Tony --- よつば
Iris Lansbury --- doubt
Holly Cradle --- 葵
Moopa Mopis --- kokoara
Ian Allport --- 茄子
Cecil --- birdman
(#39) 2013/01/18(Fri) 02時頃
【Fiducia - 2nd:twilight -】
Tabitha Moon --- 茄子
Robin Altman --- k-karura
Rook B.R.mate --- anbito
Yannick Acquart --- lalan
Hector Stanford --- よつば
Veronica Calza --- camellia
Charles Tedzuka --- nostal-GB
Pelagie Caudill --- Akatsuki-sm
Altair (Mary) --- はまたん
Anthony Vect --- kokoara
Donald Albiol --- mitsurou
Cecil Noches --- 千珠
Pirka --- かやせ
Layla Aldridge --- miu
Dean Blackwood --- shake
(#40) 2013/01/18(Fri) 02時頃
【Fiducia - 3rd:fragrance -】
樋口 慶三郎 --- wiosna
宵渡 朧 --- oranje
相馬 みつ --- ぶんちゃん
風伯 雷門 --- anbito
菱川 世渡介 --- hippolyte
久慈 明之進 --- 茄子
天宮 亀吉 --- sakanoka
ゆり --- hana
しの --- lalan
木南 沙耶(木原 平太) --- k_karura
芙蓉 --- mmsk
ウト --- suchlich
小雀 小鈴 --- 六花
(#41) 2013/01/18(Fri) 02時頃
「すべてのみんなに。
ボクと遊んでくれた“ともだち”に。
たくさんのごめんねと。
たくさんのありがとう。」
(#42) 2013/01/18(Fri) 02時頃
「君は誰かを信じる事が出来た?
誰かを愛する事が出来た?
誰かと未来を共にすることが出来た?
ね。
難しくなんて、なかったんだ。
誰かを、ダレカを、信じることは。」
(#43) 2013/01/18(Fri) 02時頃
「ボクの信じる君達の“未来”に
数多幾千の幸あらんことを。」
(#44) 2013/01/18(Fri) 02時頃
「それが、ボクの ねがい 。」
(#45) 2013/01/18(Fri) 02時頃
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