196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 17時頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 17時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 17時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 21時頃
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― 2階廊下 ―
[―――嗚呼。
其の刹那、兎は、魚は、如何なる顔をしておったか。 己はただ佇み、すべてを見届けただろう。 そうして殺人が終わった後、ウトの命が事切れるを見届けるより前に、己は静かに其の場を立ち去った。
南の者が還る場所の名は聞きそびれた。が、肉体を離れあちらへと向かうまでの、此処は恐らく通り道。 死してはじめて見る顔が己の顔では気分も悪かろう、と。]
(+0) 2013/01/06(Sun) 22時半頃
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― 1階廊下 ―
[階下に下りていけば、己が死体は元在った階段には既に無かった。 一体誰が運んだかは識らぬ。 かの女では無ければ良い。そうは思うが、何処か諦めにも似た心地が己が内にある。即ち、きっとかの女――みつは、律儀に己の弔いまで済ませるのだろう、という。 然様な至極勝手な、予感だ。
己は脇差の柄の代わりに、いまも懐に忍ばせている疵のある小石を握る。然うして只のんびりと、屋敷の中を彷徨うこととした。]
(+1) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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[床にずるずると残る赤き血の路>>8は己が血か。 己は其の血を辿ること無く、路を違える。
あれは己が護ろうとした樋口の血。此の館のすべてを斬り倒してでも此の身一つ、護らねばと決意した己が血だ。 されど己はいま、何処か愉しき気分で歩いておるのだ。若しいま、誰かの亡霊と出くわしたとして――間抜けな死を嘲笑われたとしても、己はにぃと笑ってみせる事が出来るだろう。
嗚呼、其の理由は己自身にもよう判らん。 悔しきや怒りが皆無とは云わん。哀しきがすべて消え失せたとも当然云わん。 其れでも己がいま笑っているのは、―― 一体何故か。]
(+2) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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― →書斎 ―
[判らぬ儘、己の足はとあるひとつの部屋へと辿り着いた。 扉を飾る札の名は「Library」。]
嗚呼――… 確か書庫、か?
[ぽそりと記憶の中身を零しながら扉に触れる。 然し、触れた手は扉を動かすこと無く]
……お? おおっ。 くくっ…… 矢張り、己は死んだのだなァ。
[擦り抜けた。其の感触が至極面白く、己は独り扉を何度も擦り抜けて遊ぶ。]
(+3) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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……ん?
[然うして暫く遊んだりしておれば、ふと男の呻き声の如き声が聴こえた気がしたのだ。 己はそろりそろり、部屋の中へと足を進める。亡霊やひとごろしにでも出くわせば如何せん――否、己は既に死んでおるのか…… 然様な阿呆な問答を裡で繰り返しながら。 本棚の間を抜けた先、机に平伏している姿。結い髪が解けておるせいで初め誰だか判別つかなかったのだが]
御前さん。 嗚呼、 …――朧じゃねェか。
[其の背は紛れも無く、己の命を奪った者――朧の背だ。>>7]
(+4) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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……っく。 くくくく……。 そんなに後悔するんなら、最初から殺すな、つゥんだ。
[涼やかな姿は何処へやら、縮こまった背が余りにも哀れで、己はどういう訳か腹の底から可笑しくなってしまう。
己はあの時――居間で最後に言葉を交わした時、此奴の本性を見誤っていたのだ。 此奴は虫も殺せぬ男だ。 心優しく真っ当に生きてきた男が、己を殺めたと云って苦しんでおる]
(+5) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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[己はあの居間にて、明之進に向け云うた言葉を思い出す。
明之進は己に問うた。 人を殺めれば、あたたかきを感じられなくなるのかと。>>2:303
己は其れを否定した。 否。其れは違う。人を殺せどもあたたかきは変わらず暖かき。 されど暖かいからこそ、けして届かず『苦しい』のだ、 ――と。]
(+6) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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[若し、其の声を掛けてやったのが明之進では無く、朧であれば。 さすれば今此の男は斯様には苦しまなかったか。 まるで己が抱えていた業を其の儘背負わせたかの如く、苦しませることは無かったか―――]
………否。
[結論、然様な事は考えれば考えるだけ無駄なのだ。]
(+7) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
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[首を振った己は窓辺に立ち、ゆるり外へと右眼を向ける。 窓の外に広がるは変わらず深き雪の夜。嗚呼、何時になれば此の夜は明けるのだろうか――然様なことを思いながら、暗闇の中を暫し眺め]
…――― ん?
[闇の中に轟く姿に眼を止めた。 夜目は利かぬ。まさに一寸先は闇、夜道を歩くのも四苦八苦したと云うのに、どうして遠目の姿が判ると云うのか。 されど其処に在る姿は、嗚呼]
莫迦だなァ。 ………御前さんは。
[みつが居た。>>29 矢張り、冷たき雪に手を冷やして。 己が血に手を汚して。]
(+8) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
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[己が手は其の手にはもう届かない。 然う認識した瞬間、己は『哀しくなった』。 此の館に辿り着いた時よりも、其の前よりも、 ずっと…… ずっと、哀しゅうて]
嗚呼―――… 本当に。 御前さんは 『悪い子』だ。
[ふたたび、己が左頬を雫が伝ったのだ*]
(+9) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 00時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 01時半頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 10時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 13時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時頃
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― 書庫→ ―
[其の儘窓辺に佇み、どれ程の時間が立ったろうか。己を此方側に引き戻したのは書庫へと忍び込んだ新たな気配であった。>>119 視界を過ぎるは赤き衣、見かける度誰かの陰になっていた姿。其奴と朧が、何やら親しき様子で会話をはじめる。
盗み聞きの趣味も無い。 己は抜き足差し足忍び足、――否、其の必要も無いのだが、ひそひそと隣を通り書庫を抜けだした。]
(+10) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[ _____________あたしは、水を泳ぐ魚。 ]
(+11) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[ ぱしゃん ]
(+12) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[水飛沫を上げて、あたしは泳ぐ。ここの水は真水。温かい紺碧とは程遠いが、成る程澄んではいるので気分がいい。
両の手と両の脚。黄色の衣は、尾のように。緩やかに流れる水を泳ぐ。あたしは今形を成しているのだろうか。]
(+13) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[ あたしは、探していた。 ここに来る時に見たあの傘を。 あたしを惹き付けた透明な色を。
今あたしは透明な水にいる。浅くもないが、深くもない。薔薇のアーチの横を通る。下から覗く水面の向こうが、ゆらり揺れた。 ]
(+14) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[ぱあん>>22、と、音がした。
自分の胸に、薔薇が咲いた。 あんなに自分が厭うた薔薇が。おまえさんが、美しいと湛えた薔薇が。
あたしは微笑んだろう。ああ、これでやっと還れる。 ぱしゃん。微かに耳に残る水音は、あたし自身から溢れた紅い生きた証。]
(+15) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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『独りじゃなくなったのですか』>>27
[そんなこと、わかりゃせん。 あたしは魚。余計な想いなど抱かない。 寂しさなど、孤独など、人間の感情など沸かない。 ああでも遠のく意識の中、聞こえた銀糸のその声は、後悔抱くには値する。 あたしは、 あの一言を残してはいけなかった。]
(+16) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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(哀しんでは、いけませんえ。)
[届かない言葉を、声なきコエで。]
(あんさんは、己のしたことで哀しんではいけません。)
[違う。哀しむ必要も、ないのだ。 自分がそうさせたのだから。
愚かな猫の行動>>33>>40も、 世を旅する男>>3:177が一部始終を見ていたことも、 あたしはまだ知らない。]
(+17) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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―中庭―
[水から上がれば、変わらぬ閉ざされた黒壁。 ああ、ここは自分が望んだ場所ではないらしい。
まだ行けぬというのか。 それともこれから連れていってくれるのか。 足りないのか。何か。
はらり、雪が触れた。水で冷えた身体では、冷たさなど感じなかった。否、生きてすらいない自分に、熱など存在しないだけかもしれない。]
(+18) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[ 中庭に、並べられた遺体は2つ。
一つは、異国の少年。 一つは、あの欲のない巫女。
そういえば、あたしが最期に囁いた言葉。 銀糸の男に引き金を引かせたあの言葉。 あれは、この巫女にも当て嵌まるか。聞く前に彼女も逝ってしまった。紛れもないあの銀糸の手で。]
慶さんのお姿があらへんなあ。
[ゆったりと呟く。嗚呼、声は出るらしい。]
あんさん、おみつさんにまで見捨てられたんやないの?
[くすり、笑った。タチの悪い冗談だということはわかっていた。恐らくみつはその身体で、今ここに男を運んでいるのだ。では自分は?]
(+19) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[ 弔われることなど望んでいない。 もとより弔ってくれる者すら、作った憶えがない。 要らない。あたしの身体は海に還るのだから。この水路はきっと海に続いている。]
あたしは、泣いて差し上げましたえ?
[誰もいない中庭で、吐露した。 誰もいないから、吐露した。 それからふと視線を少年に逸らす。紅い瞳は、誰かの手によって閉ざされていた。あたしはそれをすり抜けて、隣に横たわる傘に手を伸ばす。
するり。あたしの手は透けて、傘に触れられやしなかった。]
(+20) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[それより更に前に、風伯が2人を悼んだ>>3:202>>3:207のは知らない。 もし見ていたのなら、柔らかい声で問いかけたのに。
これは、風葬。 あたしの郷で行われる、れっきとした弔い。 はらはらと降り積もる雪の中、人は魂の浄化を願うのだ。]
(+21) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 23時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 23時頃
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― →大広間 ―
[独り、行く宛も無くふらりと放浪する。 然様な人生を送りて早幾年か、宛ての無き旅路には慣れている。 只己が心の赴くままにあちらこちら。然うして己が辿り着いた先は他でもなく、童子が死んだあの大広間であった。 己は大広間の扉に半身突っ込んで、辺り一面ぐるりと見渡す]
おォい―― ……童子や?
[此処ならば、童子の姿ひとつ見当たるやも思ったのだ。]
(+22) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[だが然し、返ってくる声は無い。 己はするりと扉をすり抜けて、中へと足を進めよう。 当然の話だが其処に童子の亡骸は無い。在るのはただ、白のてえぶるくろす、あかく広がる水たまり。色とりどりの小物共、其れは変わらず玩具箱を返したが如き有様だ]
詰まるところ…… 己は独りか。 此の館に。
[己がぽそりと呟く声が広間に響く。 無論、人々は未だ館の中に大勢生きておる。 されどもう届かない―― あたたかい場所。]
(+23) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[見渡せば食卓の上、ぼんやりと輝く何かがあった。 其れは恐らく、己達の前に現れて「奇跡」をみせたあの瞬間、あの童子が持っていた籠であろう。然し今や其の籠は、かの時の如き香ばしさを湛えてはいない。 籠の中に鎮座するは、冷め切って固くなってしまった麺麭(パン)。
ゆっくりと手を伸ばす。 ぼんやりと霞のごとく輝く其れを己の手は透かすこと無く持ち上げた。不思議な事だ。されど思い返せば、いま懐に在る此の小石も、手に取ることが出来た。
己は其れを不思議に思いながらも、籠を持ち大広間を出た。]
(+24) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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欲しかったんに。
[いつか囁いた言葉を、ぽつり、また落とす。]
結局。 うまいように手には入りませんなあ。
[欲しかった傘。欲しかったぬくもり。わかってる。こんな自分の遣り方では、手に入る筈がない。 ああ、あたしは今、『哀しい』。]
(+25) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[理想郷など。 己は望んでいないのだ。
あたしが帰りたかったのは、あの海。 まだ家族が、友人が、温かい人がいたあの海。
もう 誰もいない、 あたしだけが残ってしまった、それ以前の海。
帰れないそれを望んでも、還れない。
奇しくもそれは、薬売りの言葉>>9>>10と同じ。
溌剌と輝く太陽の下、戻ることはもう出来ないのだと悟った。]
(+26) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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― →中庭 ―
[冷えきった籠を持ち、己は再びふらりふらりと放浪する。 然様にして己の足はやがて、中庭へと向かう。
あまり踏み入れたいとも思わぬ場所であった。 そも己の眼では辺りがよう見えんというのがひとつ、 己が死体に出くわす気にもなれんのがひとつ。 そしてもう一つは、 ――弔いを観たくない と、願い。
されど足を向けたのは、何かしらの導きがあったのやもしれぬ。 新たな贄を得て更に咲き誇らんとす、薔薇の香の導きが。]
(+27) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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ほんに、莫迦ですなあ。
[もう抜けない、作り上げた他所の訛り言葉。 あたしはあの郷を捨て、己さえ捨て、必要もない作り笑いばかりしていたのだ。 奇跡の在り処を間違えて。
少年の言葉を思い出す。
『きみのために用意した人たち>>1:#1』。
ここに来たのは、あたしのような莫迦ばかりなのだ。
なら今あたしが見届けたいのは、一番の大莫迦の行く末。
あたしが犯した最大の罪。あたしを殺した罪を負わせた男の行く末。] →二階・廊下へ
(+28) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[歩みを進めようとした瞬間、男の姿が見えた。>>+27
『懐かしい』。何故か、そう思った。]
今日は大変寒う御座いますな。
[口癖のような風伯の言葉を真似る。]
(+29) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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