221 堕天の姦計
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[肯定を隠せない掠れ声>>*41 享楽へ耽溺した表情に、背を熱い痺れが駆け抜ける]
イイ? メスみたいに掘られながら──悦がって 良い、眺めだ 堕天使 っふ、んぁ もっと欲しい だろう?
[押し流してしまえば激流のまま、辿り着くのは背徳の水底に。
淫らがましく尾を締め付けられれば、同じく彼を苛み、 抽送の激しさに喘ぎながら、鏡映しに彼を陵辱する。 自ら動きを止めない限り終わらない責苦を与え。
犯しながら犯されて倒錯の自慰に耽るノックスを、欲篭る眸で見下ろした。 与える竜も追体験する快楽。上がる熱を抑え、達しそうになる欲を堪えて、絶頂へ駆け上がらんとする男を追う]
っぁああ! ──もっ 、 ツ、 はぁ ん──!
(*42) tayu 2013/05/19(Sun) 15時半頃
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[もっと欲しいと、口にするのは癪すぎて、クラリッサ>>*42へ言葉を返す代わりに腰の動きを増やした]
っは ぁ 、 ぅん っあ ああ ふ、ぁ
[後は快楽を求めて動くのみ。 クラリッサの腰を手で捕まえて、2つの刺激を求め自らを追い詰めていき。 同時にクラリッサへも熱を与えて高みへと誘っていく]
んく んん 、 はっ あ、 あっ ああぁあ!
[先と同じほどに膨張したモノを突き上げ、同じだけのモノに貫かれ、瞬く間に頂点へと上り詰めて。 クラリッサからも声があがったその時、溜め込まれていたものを一気に解き放った]
(*43) rokoa 2013/05/19(Sun) 15時半頃
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―涙の泉―
[唯一知る名を呼べば、記憶にある御使いと似ても似つかぬ姿をしたその男は、笑みを含んだ表情で頷いた。 似ても似つかぬ、ならばこちらも同じこと。かつての純粋な輝きは、今や斑に闇を交えて、どっちつかずの姿となっている。
うつくしい、とまっすぐに評されれば、胸の奥が僅かに痛み、熱を帯びた]
世の救い手に……そう、成れると良いのですけれど。
[その望みは、今も変わらぬもの。だから、頷く表情は微笑。 触れてくる魂を、そっと受け止めた]
はい、ジェファ様のもとで、新しい道を。 迷うかも知れません、道を違えることがあるかも知れませんが、それでも。 この身の内にある、光と闇をほんとうに知るために。
――貴方は?
[行く、と言うのなら、同じではないのだろうと]
(40) roku 2013/05/19(Sun) 19時半頃
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― 混沌の底に這う ―
[水晶の割れる音。 吐き出された苦い言葉>>*40に、誘う声は沈黙した]
… 『くるし い』
[漆黒の影が揺らいで、薄墨に変じる。 神の似姿はゆらゆらと輪郭を迷い、やがて赤い鎧に槍を備えた使徒に似た]
ジェファ。 己の心を護るため欺瞞に縋る、傲慢の魔物よ 『愛しても 愛しても… 届かない』
[深淵の声は穏やかなまま、嘲弄の響きを帯びる]
(*44) tayu 2013/05/19(Sun) 20時頃
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[深淵の声は嘲笑する]
みるがいい… 醜い傲慢の末路を
[耳塞ぐ魔物に、毒を注いだ]
お前の愛を、主が望まれると思うか お前の穢れた想いは神の御名を穢すのに
(*45) tayu 2013/05/19(Sun) 20時頃
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お前は神を疑った 正しき方を疑い、 偽預言者の言葉に容易く騙され、愚かにも裏切った
──主の御心の代弁者たるべき 使徒でありながら!
[批難は言葉を刃として、皹割れた殻を叩いた]
お前が神の名を口にするたび、御名は冒涜される お前の思慕は主の栄光を害する
神はお前を愛さない お前の「傲慢」な愛も、 切り捨てられる
(*46) tayu 2013/05/19(Sun) 20時半頃
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― 涙の泉 ―
[静かな決意を聞き、微笑を映すように口許を緩める]
望むものに成れよう。心から、求めるならば パティエル…あなたの進む道に、ひかりと。闇の安らぎがあるように
[問い返されれば、暗紫の翼を広げて泉の水面に波紋を作った]
わたしは魔物。わたしの、道を
…いずれ、交錯することもあるか ジェファと共にあれば、そう。 いずれ遠くないうちに
その時あなたが何者になっているか、楽しみにしていても構わないかな?
(41) tayu 2013/05/19(Sun) 20時半頃
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―涙の泉―
[>>40魔物、と名乗る男の「祝福」を受ける。 暗い色の翼も、折れた翼も、「うつくしい」と思った]
……ありがとう。 使徒以外の何者かになるなど、考えたこともなかった私に、新たな在り方を教えてくれて。
いつかまた、会えたなら。 その時は……はい、私自身も、楽しみです。
[波立つ水面へ、斑に染まった手を浸し]
名を、教えて下さいますか?
(42) roku 2013/05/19(Sun) 21時半頃
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[上り詰めた頂点>>*43 精を三回目、なかにぶちまけられる。 ノックスのなかに納めた闇が、未踏の奥底を熱い粘液で穢す。 同時、張り詰めて解放を待っていたクラリッサ自身からも白濁が放たれて、]
───っ、は、 …
[汚したノックスの上に凭れるように脱力した。 荒く上下する胸に額をつけて、苦しい息に喉を鳴らす]
ふ… … …、
[暫くして顔を持ち上げると、目で笑って薄蒼を覗き込んだ]
満たされたか?
(*47) tayu 2013/05/19(Sun) 21時半頃
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― 涙の泉 ―
[水面に新たな波紋が起きる>>42 向けられたのが礼であることに首を傾けた]
あなたが自ら気付いたのじゃないかな?
[饒舌は軽薄か、と口を閉じ、影は闇に滑り溶けていく。 涙の泉に魂の声が小さく響いた]
『クラリッサ と』
(43) tayu 2013/05/19(Sun) 22時頃
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────────!!
[クラリッサの中に精を放ったと同時、自分の奥で蠢いていたものも熱いものを解き放つ。>>*47 声にならない声を上げて、未体験の感覚に一瞬意識を飛ばしかけた。 完全に飛ばさなかったのは、ほぼ、意地]
…っは ……っは …ん、く
[凭れて来たクラリッサには気付いたものの、抗議の声を上げるには少し時間を要して。 覗き込んでくるのを見上げ、軽く口をへの字に曲げた]
………最後のがなけりゃね。
[自分が貫かれるとは思っていなかったため、その件に関してかなりの不満を示す。 手が動くようになると、貫くモノを己から抜き取ろうとした]
(*48) rokoa 2013/05/19(Sun) 22時頃
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最後? …特に気に入ったように見えた
[尾に手がかかれば片眉を上げる。 あえて、原形ではなく男根の型を保たせたまま、ずるりと引き抜かれて。 同時、自分も腰を浮かせてノックスを離した。 肌が粟立つような感覚に切ない息を零す*]
― そして ―
ノックス。 これは、わたしの勝ちだな?
[鱗や尾を消して元の痩せた男に姿を戻しながら、にぃと笑った]
(*49) tayu 2013/05/19(Sun) 22時頃
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―涙の泉―
[>>43男が首を傾げるのへ、明るい笑みを向けた]
……そうかも知れません。それでも。 貴方は私を壊すこともできたのに、そうしなかった。
[天界から見れば、この姿は十分すぎるほど壊れているのだろう。 だが、今の自分は自らの道を選び取ることができる。選ぼうとすることができる]
だから、ありがとう……クラリッサ。 貴方の行く手にも、栄えがありますように。
[静かな泉に細波を残し、闇に溶け行く姿へ、そう言葉を贈った]
(44) roku 2013/05/19(Sun) 22時頃
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アンタが無理矢理やったんだろが。
[確かに感じてはいたが、自分が望んだものではなくて。 クラリッサ>>*49へ返す声は不満がありありと表れていた。
形を残したままのそれは抜く時にまた身を震わせる結果を齎して。 その事実に眉根を寄せながら、解放されたことに短く息を吐いた。 深淵に囚われていた部分が離される際にも同じ感覚を覚え、少し熱帯びる息を吐く]
─ そして ─
………いつの間に勝負になってたんだ?
[元の姿になって笑うクラリッサに、半目の薄蒼を向けた]
(*50) rokoa 2013/05/19(Sun) 22時半頃
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こういうものは勝負事と相場が決まっている
[きりっ。と半眼へ返して、目の前に指を立てる]
お前が3回。わたしは2回。 …つまりわたしの勝ちだ
(*51) tayu 2013/05/19(Sun) 22時半頃
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[示された回数がなんなのか、少し考えて思い当たる]
……そこ比べてどーすんだか。 愉しけりゃいーじゃん。
[紫黒を纏ってさっきと同じ服を作り出し、座った状態でクラリッサを見上げながら肩を竦めた]
(*52) rokoa 2013/05/19(Sun) 23時頃
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― 混沌の底の向こうに ―
[闇の底にあって、未だ光を、神を求める使徒の周囲で、 混沌が沈黙した。
やがてゆらゆらと立ち現れるのは、 かつての自身を思わせるような姿。 神に愛されていた、己の―――]
やめ、ろ ――― …
[嘲笑う混沌のこえに叫び、 変貌し、崩れていく自身の影に怯え震える。]
(*53) nekomichi 2013/05/19(Sun) 23時頃
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[目を見開いて、影を見つめる。 自らを抉り、砕き、形を無くしていく写し絵の末路。
目を閉ざすことができない。 衝撃の重さ、注がれる言葉の強さに捕われて。 呪詛紡ぐ音。心穢す毒。 絶望の底にさらに口を開けた、果てを知らぬ泥濘。]
…ぁ ……… …
[虚ろに光失った瞳が、混沌を見上げる。 澱んだ紫の瞳から滲み出すは、黒。 声もなく黒い涙を流しながら、折れるように膝をつく。]
(*54) nekomichi 2013/05/19(Sun) 23時頃
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――― すまない 。
[零れたのは、謝罪だった。 目の前の、混沌への。
心を守っていた殻は割れ落ち、 折れ砕けそうな魂を繋ぎ止めるように 自分の体を両腕で抱きしめて、涙を流し続ける。]
(*55) nekomichi 2013/05/19(Sun) 23時頃
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こんな私を、 おまえは、受け入れると言ってくれたのか。
――― こんな、 。
[呟き、かぎ爪を自分の胸に向ける。 胸を引き裂いて、腕を突き入れ、 取り出したのは、小さな正八角形。 天使を天使たらしめている神の欠片。
汚れきってはいるが、微かに光の名残宿すそれを、 闇にまみれた手で握り、差し出した。]
(*56) nekomichi 2013/05/19(Sun) 23時頃
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[存在の根元を取り出された体は、 静かに動きを止め、混沌に溶けていった**]
(*57) nekomichi 2013/05/19(Sun) 23時頃
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―そして―
[ジェファの興した王国の軍には、斑の射手の姿があった。 神に与えられた名とかたちをそのままに、 ただその肌も鎧も、不規則な白と黒に彩られている。
神に愛でられし射手、かつてそう評された弓の腕は健在。 天の加護を喪った後、たゆまぬ努力で身につけた。 光の矢と闇の矢を自在に放ち、敵を射貫く。
まだ若いこの王国を護るため。 全ての魂を救い、己の罪を償うため。 自分の力で、自分の道を。
――彼の魔竜に、己の真なる姿を見せられる日は、そう遠くはないだろう*]
(45) roku 2013/05/19(Sun) 23時頃
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一回が長ければそれだけ長く愉しめるだろう? それとも…回復力で勝負…
[考え込みながら、纏う黒衣の襟を直す]
ノックス。わたしは楽しかった
またやろう
(*58) tayu 2013/05/19(Sun) 23時頃
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何回出せるかでも良いんじゃねーの。
[あくまで勝負事にするクラリッサ>>*58に投槍っぽく言い放つ。 ついで言われた言葉には、一度薄蒼を瞬いて]
……へっ、好かったのは認めてあげる。
良いよ、好きな時に呼べば良い。 相手してあげる。
[誘う言葉には薄蒼を細めて笑い返した]
(*59) rokoa 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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― 母なる深淵 ―
[原始、全ては混沌であり、深淵のおもてで闇は神と共に在った] [神が「光あれ」と言った。すると光があり、 そして神は光と闇を分けられた]
[創世以来、 混沌は全てを抱いて微睡む。 大罪、祈り、邪悪、 小さなひかり、傷ついた魂]
[地の底の妄執の書庫には本が並ぶという。 深淵に呑まれた者達の末路を描いた物語、 やがてそのうちのどれかから、新たな生が産まれる。産まれ直す。
彼らは深淵の子と呼ばれた** ]
(*60) tayu 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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[オスカーは、虚空を見上げ、一人黄昏れる。 ……僕は、正しい事をしているんだ。 戦いを辞めさせ、平和を作る。 ……それが僕の……唯一僕を縛る"鎖"。
虚空に闇が集まる。 闇が集まり……形成されるのは、広い宮殿。]
………出来た……。 よしっ。
[呟いて、宮殿の方へと飛んでいくオスカー。
平和を、幸せを願った純粋な天使が、 天界に重罪人として指名手配されるのはこの直後のことである**]
(46) moumoureena 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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― 後日 ―
[ローズマリーは深淵を、魔界を。 時には人間界をも飛び回る。
力強く羽撃くその翼にもう枷はない]
『望むだけ、好きなところで遊ぶがいい――』
[その言葉通りに、彼女は翔ける。
自由に――**]
(47) el900m 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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何回…?
[その発想はなかった>>*59 ガタンと立ち上がる。 愕 然 。]
……よし。契約とする。 「次は体が壊れるまで耐久戦」と
[サラサラと紙に書き付けて、サインと接吻を施しノックスの頭上に落とす]
お前も、わたしが欲しくなったら呼べ 所有はされないが、いつでも…相手になる
[魔界で過ごす時は長い。ローズマリーという縁もある。 共に歩まずともまた会うだろうと頷いて、 低く笑った]
(*61) tayu 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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え、 お、 あ、 ちょ
[ノックスが言ったことに対し愕然とした後、勝手に契約を施すクラリッサに薄蒼を瞬いた。 止める間も無く契約のサインが施され、頭の上に紙が落ちてくる]
……俺の意思は無視かい。
[ぴら、と頭上の紙を指で摘み、内容に目を通していると、低く笑う声が聞こえた>>*61]
ま、いっか。
愉しめるならそれに越したことはない。 その時は呼ぶよ ……クラリッサ。
[受諾するように言って、契約書に口付けて見せた*]
(*62) rokoa 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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あなたは愛されています。
(48) enju 2013/05/20(Mon) 00時頃
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