196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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朧に1人が投票した。
雷門に1人が投票した。
志乃に3人が投票した。
芙蓉に1人が投票した。
小鈴に2人が投票した。
志乃は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
日蝕
暗い日蝕が村中を覆い、お互い顔も名前も解らない。この闇夜は丸一日続くだろう。他人になりすまし、議論を混乱させることもできてしまうかもしれない。
現在の生存者は、朧、雷門、明之進、亀吉、沙耶、芙蓉、小鈴の7名。
―勝手場―
嗚呼、そうであったな。
小雀自身の為に、しのに刃を向けている。
[理由は既に、ただひとつ。]
好色……美しいものが好きだとは言っておったが。
[亡霊の言葉は途切れたきり、聞こえてきません。小雀殿の言葉に籠る想いも聞こえては来ぬものです。]
――何を言う、「薬売り」。
それとも、そんなに死にたいのか。
[殊更に強調するのは、その本分を思い出して欲しいからです。死んでは殺されては果たされぬからです。]
そこの、久慈も!薬売りも……
口出し無用、手出し無用!
黙って見ていることが出来ぬなら、即刻立ち去れ!
[キッと強く二人を睨み付け、柄をやんわりと握り、小雀殿に向けて脇差を構え直すのでした。**]
―大階段→大広間―
[ふと、消える灯。
男はゆるりと立ち上がり。
彷徨うような足取りは壁伝い。
全ての始まりの、大広間へ。
辿り着けようか。
暗がりには何処に何があるやも判らぬ。
開けた扉の奥へと *声を*]
誰其彼、どなたかいらっしゃいますかな?
[芙蓉に、死にたいのかと問う言葉に、小さく笑って。]
ねぇ。『さっちゃん』こそ、長刃を抜かないのは何で?
世っちゃんを殺めた時に、使えなくなりでもした?
[志乃が沙耶と何度も呼んでいたために、本名を知る事となって。
わざと、その名を口にする。]
アタシは、脇差で充分?
それとも、自分を殺めないと聞いて、安心している?
アタシを本気で殺めようとしない限り、狙わない。
アタシを止められない。
それが分かっていて、そうしないのは。
――……ねぇ。この人を、本当に守る気があるの?
[酷い言葉。
だから、言ったじゃない。
器量も性格も身分も誰より悪いアタシの、何がいいのよって。]
[志乃を庇う様に、前へ出る芙蓉。
狙うのは、その後ろの志乃。]
[どうしようかと思った、その時。
ふっと、明かりが落ちて。]
[芙蓉の腕の届く範囲、志乃の包丁の届く範囲。
迷わずその中を潜り抜けて。]
[志乃の背に回り込み、心臓の位置にナイフを差し込む。
そのまま、そのナイフを、肩の、脚に刺さったものを抜いて。]
[脇差を構えた人が暗闇の中に居るので、危ないと。
掴めたなら、明之進の手を引いて、勝手場を後にする。**]
―― 大広間 ――
[気がかりだと、亀吉の声に向ける視線はやや心配するように。されど、共にというのなら、否定することもなく一つ頷く。
顔色はあまりよく見えぬが、止めて無理にでも行ってしまえばもっとよくない。]
……手が必要になったのかも、しれないからな。
[芙蓉はどこへ向かったのだろう、ここより前ならば書斎だろうか。さして距離のない部屋ならば、呼びに行けば良いだろうと判断し、彼と共に大広間を出る。]
―― 大広間前 ――
[廊下に出ればやはりひやりと空気は冷えている。
相変わらず握り締めたままの『おるごおる』すら、冷えて指先をちりと焦がすように。]
……寒いな。
芙蓉は、まだ……
[芙蓉の姿は見えるだろうか、辺りを見渡すもどこにも見えぬ。故に、亀吉の行動を、男はさほど不思議に思わなかった。
身を屈め拾い上げた、その物さえ瞳に入れず。]
…………、
[亀吉の声で初めて、彼のほうを振り返る。
先ほどと、その内容を思い返そうとして、切れ長は一つ瞬く。
人殺し、と。
自らの名を冠す、その声に。]
……、貴方、が?
[青き双眸が此方に注がるる。
男はゆっくりと、視線を下げていった。
その先には――黒い、鐵。
訳本で見た、銃という名の、得物。]
――否。貴方も。
[問いかけは首を振りて否定し、無意識に『おるごおる』を強く握り締める。もう一度その青き視線に、己がそれを合わせて。
館で鳴り響いた破裂音は、彼が引いた引き金によって齎されたことを知れど、責めることなど誰ができようか。]
俺も、……同じだ。
……殺したんだ……、慶殿を。
[彼の手も、己が手も、命の灯火を消したもの。
表情に浮かべたのは苦々しい、それでいて色のない、微笑みだった。]
……、貴方は、また
それを…………使うつもりか。
[責めるまでなく、男は真っ直ぐに問いかける。
出来ればもうそれが、嘶くことがないように。彼が罪を重ねぬようにと。
その場から動けずにただ、じっと亀吉から視線を外すことはなかった。]
―勝手場―
[『平ちゃん』と呼ぶ小雀殿をたしなめたのが随分と懐かしい気が致します。眉を寄せて小雀殿の言葉が終わるのを待ちます。
ナイフを的確に投げる、くの一の如き小雀殿を相手とし、言を素直に受け取りはしません。殺さずとも怪我を負わせられる程、小雀殿に躊躇いはないのです。
長刃が使えないからでも、安心しているからでも、本気で殺めようとしていないからでもありません。
本気であるからこそ、短い脇差に変えたのです。振り抜いた隙に懐へと飛び込まれても対処出来るよう。投擲されたナイフを手早く打ち払えるよう。
お嬢様を怒らせるような言に、ただ短く返されました。]
[後手になるのは仕方ありません。腿から足へと伝い落ちる血が、じわと吸い上げ重みを増そうとする袴が、早くと急き立てているかのようです。
不意に暗闇が訪れました。明るさに馴れた目は眸に残る光に惑わされて何も見えません。
視界の端で銀色が動きました。]
後ろ!?
[振り向き様に銀色目掛けて刃を横に薙ぎます。聞こえた声は―――少年の声。
志乃殿の肩に刺さったままのナイフが災いしたのです。闇は小雀殿に味方したのです。]
――――――――っ!!
[悲鳴は音になりませんでした。]
― 回想・勝手場 ―
[脇差は、懐へ飛び込まれる事を懸念しての物とか。
ナイフを払うためであったとかは、気付かなかったのでした。
懐に入るのは、動き鈍らせてから得る一瞬の好機のみ。
刃が長い方が、それだけ距離を取り続けねばならず。
懐に入りにくく、投擲の精度も威力も下がると。
そんな風に考えていたから。]
― 勝手場 ―
[小鈴の手を掴む。小鈴が振り払えば、傷つけることも厭わず力を込めればきっと振り払えた。それでも二つの煌きは零れ落ち
もう一度手を伸ばすことはきっと、小鈴を傷つける。
己が傷つくことは構わなかった。
それも――自らの意思だと。
けれどまだ、わかっていて誰かを傷つけることは、出来なかった]
[明かりが落ちる。
対応しきれず瞬けば、目の前をすり抜ける猫のようなしなやかな気配。落とされた謝罪に呪縛は解ける]
―――ま…っ
[悲鳴は、あっただろうか。
刃物を抜く音が、数度、ひどく響いた。
この音は一生忘れないと、どこか冷静に考える、一瞬。人が倒れる音に、闇雲に手を伸ばした]
[屈んで伸ばした手は流れ出す熱い何かに触れ、指は意図せず抉るように動く。あかい匂いが濃くなる。あかい命が、流れ出す]
ご、め…
[赤い衣は、あかを吸うのだろうか。
意識せず口から零れた謝罪は立ち消える。
思わなかったか。小鈴に殺させないためには、どうすれば、と。
守りたいものがなんだったのか、わからず。
引かれる前にその場を後にした]
[小鈴に引かれた手は、新しいあかで濡れていた。
闇の中でもぬめりでそれは伝わっただろう。
力の入らない手。覚束ない足取り。踊り場から充分に離れた所まで進めばその手は自然と離れ、男の足は止まった]
小鈴、…あの
[小鈴は先にいっただろうか。絨毯の敷かれた床。暗闇ではお互いの距離は計れない]
―大広間前―
[さっき此方に向いていなかった朧の目は、私が事を打ち明けた時に、漸く来る。
問いを投げながら、彼のその瞳は確かに手の内の銃に下りていた。
この時に朧に向けて居た顔色の悪さ、瞳の震えは。
体調の所為とも、心の震えの所為とも、どちらともつかないものだった。
私は、じっと、静かに、彼を見詰め続けていたのだが。]
――――― ……え ?
[首を振る彼の、軽く揺れるような結わえ髪が見えた。
返ってきたのは、 この人も 、そうであった、ということ。]
[あの時聞こえた、「慶」の名を叫ぶ声は、ほぼ間違いなく目の前の彼のもの。
けれど事故死とも思えた現場の状況、この朧という人が彼を殺めたのだ、とは、あまり考えていなかったのだ。]
あなた、も。 おなじ 。
[だから虚を突かれた心地で、繰り返していた。
色無い面持ち、苦笑いとも、もっと――かなしいもの、とも見える微笑を前に。
目を逸らせず、逸らさずに、繋がれたように、視線を交わす。
――「おなじ」の言葉が、胸の内をふるりと震わせる。
けれど、そのまま二人が「おなじ」ではないだろう、と。
彼の握り続けるものが凶器ならぬものであること、そして続く問いからも、思っていた。]
私は。
生きていくためなら、人の屍を積み上げてでも、生く。
命を、罪を背負っていく。そう決めました。
――誰かの刃が向かうならば、その時には、再び。
[死を重ねるな、と諭した男の色が、今の朧に重なって見えていた。
私は、今度は泣かずに、目の前の彼の瞳を、青い瞳で捉えながら告げる。]
[横に薙ぐ、銀線。
その時のアタシは、すでに志乃の背後に居た。
肉を絶つ音。
少年の声が響けば、一瞬目を見開いたけれど――……。]
[すぐ傍にある人の気配。声。
触れてはいけないのだと思っていた事も、今は思考の外で。
ただ、その腕を引いて勝手場を後にした。]
[答えを告げた、その後に。
見詰め続けていた朧の瞳の色が――ふっと、闇の内に消える。
灯りが消えたのだ、と私は直ぐに気づくことが出来なかった。]
みえ、ない、
如何した、の―――…
[「誰其彼、」と尋ねる声が、老いた男に似た声が近くで響くも。それもどちらからとも直ぐには判らない。
私は見えぬ先をふと手探りしていた。
熱の籠った私の手のひらが掠めて触れたは、恐らく此処に居る筈の朧だとは思えど、確かな自信は、持てなかった。]
[気配に気を配り、壁に触れながら歩く。
頭の中にある地図と、照らし合わせながら。
そうしていれば、その内に、暗闇にも目が慣れてきて。]
[明之進の、力をなくした手。覚束ない足取り。
勝手場から十分に離れた場所で、ついに手が離れて。
何かを言いかける声に、癖で一度、小さく首を傾げて。
見えない事に気付いて、今度は言葉で。]
……なに?
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