221 堕天の姦計
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私のいとしごよ。
[囁く。ただ、混ざり合いながら。]
私は、おまえをも闇に、深淵に落とそうとした。 一度落ちれば、二度と逃れられぬと知りながら。
(-9) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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おまえと、歓びを共にする資格など、ありはしない。
[不意に交わりを解く。 己が歓びを得ることなど許されぬと言うように。 それが、自身に科した罰だ、と。]
おまえの中に私の種がある。 それだけで、十分だ。
[左胸に魂の手を当て、 ―――ゆっくり離す。]
(-10) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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― 深淵の小部屋 ―
そのくらいにしておいてやれ、ヨーランダ。
[微かに苦笑めいたものを浮かべながら あらためて部屋の中へ踏み込んだ。 手を翳せば闇は蠢きをやめ、潮引くように下がっていく。]
強情だな。おまえは。
[ミルフィの髪に手を掛けて、顔を上げさせ、]
―――私を求めているのだ。このものは。
[ヨーランダの方を見ずに、言葉だけを投げた。]
(*0) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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[責めるようなヨーランダの言葉に、 心外だ、とでも言いたげに片方の眉を上げた。]
求める? 私が、か?
[ふ、と瞳から感情の色を消す。]
―――堕ちゆくものに、愛など必要ない。 私はただ、
[ミルフィの額にかぎ爪を置き]
天使を、憎むのみだ。
[ひと筋の赤を刻んだ。]
(*5) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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…茨こそ我が道(いのり)
[憤然と、あるいは軽蔑したように、 吐き捨てたヨーランダの背を見遣り、 答えるという風でもなく独白する。
そうして、あとは意識の外に置いた。]
(*6) 2013/05/16(Thu) 02時頃
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[ミルフィに与えた傷を指先で拭い、唇で吸う。 唇をそこに置いたまま、囁きかける。]
だから、おまえを狂わせてやろうとしたものを。 私がおまえに与えられるものは、 痛みと苦しみでしかない。
[そう口にしながら、手は愛撫めいて濡れた体をまさぐる]
私の愛は――― …慈愛の心は、既に霧散してしまった。
(*7) 2013/05/16(Thu) 02時頃
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私が見出し、拾い上げたものよ。
おまえを傷つけ、嬲ることを悦ぶ心と、 おまえの苦しみを取り除きたいと思う心が、 共に、私の中にある。
[愛撫は、時折、肌を裂く爪に変わる。 次の瞬間には、痛みを快楽に転化するよう、 やわらかなひと撫でが加えられる。]
おまえを、永遠の快楽の中に置いてしまえば、 いずれも、満たせたものを。
ほんとうに、強情なことだ。
[告げる瞳には、無くしたという慈愛に似た光が、 あるいは、親が子を見るような色が、淡く浮かんでいた。**]
(*8) 2013/05/16(Thu) 02時頃
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― 十字架の丘 ―
[朱班の翼をすり抜け、ゆっくりと漂い離れながら、 視線でトレイルを縛めていた闇を解く。 傷より零れる雫は涙にも似て、]
―――……。
[逸らそうとする視線を、声が縛った。]
(5) 2013/05/16(Thu) 02時半頃
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おまえは、かえれ。 今なら、まだ間に合う。
[ずきり、と胸を抉る痛みは、 自らののぞみ《使命》に反する言葉を告げたため。]
私の種を宿したおまえが天にかえるならば、 それこそが私の希望。
[硬く告げる言葉。 その語尾が、震えて崩れる。]
(-21) 2013/05/16(Thu) 02時半頃
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……おまえが、苦しむ姿を見たくないのだ。 おまえを、私の道の巻き添えにしたくない。
罰を受けるのは、私だけで良い。
(-22) 2013/05/16(Thu) 02時半頃
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私の我が儘だ。 許せ、トレイル。 [星天宿す瞳を見つめて、噛み締めるように告げた**]
(6) 2013/05/16(Thu) 02時半頃
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― 十字架の丘 ―
[永遠の薄闇をさすらう亡霊たちは、光を求め、光を憎む。 天使の放つ光は灯台のように、亡者どもをおびき寄せていた。]
………っ。
[群がる亡霊を斬り払い、舞い上がる天使。 光に裂かれたのが自分ででもあるかのように、 顔を歪め、胸を押さえて孤軍の戦いを見る。]
(13) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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[赦す、と掲げられた指が胸を抉る。 求めていた天がここにある。 罪を背負い、罪を贖う贖罪の羊。
一瞬でもそれを求めた自身を、 心から憎み、侮蔑した。
それではなにも変わらぬ。 先を争って折り重なり、闇雲に光へ手を伸ばす亡者どもと。]
(14) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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―――私が、間違っていた。
[声に硬質の意志が戻る。]
(-30) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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認めよう。おまえは、正しい。 賢明なる我がいとしごよ。
[天は決して、見逃さぬだろう。 慈悲の名の下に行われる、苛烈な責め。 恩恵という名の滅びを与えられるのは、目に見えている。
蜃気楼のごとき"希望"のために この使徒を天の容赦無い手に引き渡すのは 自身と、トレイルに対する裏切りではないか。]
(-31) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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私は、おまえを求める。
[魂の手と、現実の手とを共にトレイルへ伸ばす。]
来い。トレイル。 天にも、魔にもおまえはくれてやらぬ。
おまえは、私のものだ。
(15) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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罪は我が背にあり。 おまえには譲らぬ。
[宣言と共に、纏う闇が燃えあがった。 冥い炎に炙られて、鎧が鮮やかに変化する。 赤熱した鋼の色は光吸い込む漆黒へと変じ、 一切の光を発しない闇の焔に灼かれ続ける炉と化す。]
(16) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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ただ私の側にあれ。 純粋なる魂のまま。
[燃え続ける焔がいくらか滴って、亡者の上に落ちる。 灼けつく闇に燃やし尽くされ、亡者はたちまちに消滅した。
手で払えば焔が伸び、天使に群がる亡霊を一掃する。 拓かれた道の前で、天使を、真っ直ぐに見つめた。]**
(17) 2013/05/16(Thu) 10時半頃
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[影より聞こえる声に、視線を滑らせる。>>*10 訝り蔑む声を確かに聞きながら、 宵闇の瞳は、微かな微笑さえたたえていた。]
人の子にはわからぬ。 使徒が光求めるは、人が水を、空気を求めるに同じ。
それに私は、これの光を求めたわけではない。 "これ"は、私の"子"だ。
(*13) 2013/05/16(Thu) 13時半頃
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[不意に触れてきた魂の"声"に、いぶかしげな表情を浮かべる。]
ケヴィン、か?
[もしや、闇に落ちたはずの彼の心に、 いまだ天使としての魂が残っていたというのか。
微かな可能性に思い至ったとき、 心に去来したのは痛みのような喜びと、憐憫。悔悟。]
(18) 2013/05/16(Thu) 13時半頃
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……天は、天使に完全を求める。
私は魔界にて、穢れを受けた。
―――― ゆえに、私は天に叛いたのだ。
[神は慈悲深く、すべてを赦される。 天使を見捨てることなど、ありはしない。
だから、叛いた。 天が間違うことなど、あってはならないことだから。]
(19) 2013/05/16(Thu) 13時半頃
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[さらに届く『副隊長』の"声"。 そこに、疑いを抱きはしなかった。
小さな違和感を感じはすれども、信頼が目を曇らせる。]
天が、穢れを得たと断じたこと、そのもの。
[天界に在りし時のように、内心を吐露する。 竜の前で閉ざした殻は、今は開かれてあった。]
天がそれを望むのであれば、私は堕ちねばならぬ。 神の、敵として。
[淡と響く"声"は、それでも痛みを押し隠す。]**
(20) 2013/05/16(Thu) 16時半頃
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[愛されたいと言ったか。 反問するミルフィの髪を撫で、堕天使は立ち上がった。 その体が、不意に燃え上がる。
本体がさらなる闇を得たのを受け、 影もまた、焼け落ちて姿を変えた。
全身が冥い焔に包まれた人型の闇。 ただ顔だけが、以前と変わらずある。]
良し。
[焔の中で、堕天使の顔がうなずく。]
ならば私の中に堕ちるがいい。 私を思い焦がれ、狂い咲くがいい。
私はおまえを受け入れる。
(*14) 2013/05/16(Thu) 16時半頃
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[燃える体をもって、ミルフィを抱きしめる。 光なき焔は肌を責め苛みはすれど、 身を損なうことはない。]
忘れてはいない。ミルフィ。 私は、おまえのその折れぬ強さを嘉したのだ。
ゆえにこそ、今ひとたびおまえを変えよう。
私を受けよ。 私の苦しみを、おまえに分け与える。
[灼熱の抱擁の中、ミルフィの唇を奪う。 歯列を押し開いて進む舌は、頑なな鉄のように冷えていた。 舌の先から零れる雫は、苦く焼け付く苦しみの果実。 堕天使が自らに課した罰の、ひとかけら。]**
(*15) 2013/05/16(Thu) 16時半頃
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[さらに繰り返される"副隊長"の声。
穢れを受けた。そう断じられる心当たりはある。 瘴気の壁を斬り払った時、 決して汚れ受け付けぬはずの体に、黒が染みた。
天の声は本当のものだった。 それを疑う理由はない。―――なかった。 こうして、指摘されるまでは。]
私が、だまされたと …
[傷ひとつない強固な信の、ほんの一箇所に穿たれた穴。 そんなことはない、と思いながらも、埋められない疑念。]
(22) 2013/05/16(Thu) 19時半頃
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[揺らぎ、無防備になった心に、 叫びのような"声"が、深く、激しく打ち込まれた。]
おまえ、たち―――
[堕ちたくなかったと、悲痛に響く声。 あなたさえ騙されなければと、非難し嘆く声。
心のどこかで、なにかが砕け落ちる音がした。]
(23) 2013/05/16(Thu) 19時半頃
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[あの時、自分が少しでも疑念を抱いていたら。 すぐに断じず、せめて副隊長に伝えていたら。 或いは、天へ問い返す手段を模索していたら。
一瞬の激情に囚われた自分の過ちではなかったか。 あの時自分は神への信仰を失ってしまったのではないのか。 悪魔の誘惑に屈し、神の手を見失い、 自分が全て引き受けるように見せかけて、 神に全ての責任を押し付けたのではないのか。
自分を保っていたものが足元から崩れていく。 全身を打ち据える衝撃に、声も出せず、その場に頽れた。]**
(24) 2013/05/16(Thu) 19時半頃
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/* けびんさんのを見た瞬間に、リアルでやべぇぇぇぇ!!!って声が出ました( 痛い。これは痛い。クリティカルにもほどがある。 なんで!あなたはそう!!!
中身ごと、動揺が止まらないwww くっそう、すげぇわくわくする!!! ええ、ええ。中のひともどえむですよ!!たぶん!!!www
(-70) 2013/05/16(Thu) 19時半頃
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/* とりあえず動揺しすぎて包丁があぶないですが、ご飯作ってこよう…。
やべぇ。
(-71) 2013/05/16(Thu) 19時半頃
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[奥底で天に還るのを望んでいる。 封印した思いを暴かれて、体を震わせる。
闇に染めれば。 そう。 そうすれば、トレイルは永遠に手の中。
それをしないのは、 トレイル自身が天に還りたいと望んだ時、 その道を閉ざさぬために。
ケヴィンの一撃が造り出した亀裂を、 ノックスの言葉が、さらに広げていく。]
(*28) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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