196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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―二階・廊下―
[菱川殿は柳のような方でした。 多くを見たからでしょう。世の中の富も貧も。
娘と知りながら侍とお呼びになるのも含めて、 此方を見透かしていながら、知っていながら、責めるのでもなく、ただ選べば良いと言うのです。
多くを口にしない菱川殿から離れようとされましたが、不意に脚を止めて振り返り、菱川殿に詰め寄りました。]
(23) 2013/01/08(Tue) 13時頃
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[久慈殿が鬼だと指差したのは、天宮殿でありました。菱川殿の言う鬼も、同じ天宮殿。ですから否定をするのです。]
亀吉は、鬼では……ない。外が違うだけだ。内は我らと同じ。
[お嬢様に差し出された兄御の「鬼」の手は優しいものでした。 ですが、隠れんぼの鬼は変わるもの。隠れた者を探しだし、次はお前が鬼になる番だと。「本当の鬼」は人を喰らう異界のもの。「止めたい鬼」は内にある衝動。]
いま一度問おう。主の言う「鬼」とは、なんだ。鬼を止めるために、鬼になるとは――。
忘れられぬ顔の男も、鬼だという。私には分からぬ。死罪が妥当なものならば、何故恥じる。妥当でなければ、何故抗わぬ。
いや。罪が妥当か否かは関係なく、そんな事をしなければならぬ己を、主に見られた事が恥なのか。 では、人死をも担ぐ鬼に――と?
(-50) 2013/01/08(Tue) 13時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 13時半頃
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[襟に手を伸ばし、踵を上げて身長差を縮めようとします。 睨む瞳は今は揺れずに、じつと覗き込むのです。]
結局のところ、勘当される前も後も、主は変わってはおらぬよ。 楽しんで生きている。
天下の世渡介とな? 笑止。 主が好きなように生きるのは勝手だが、ただ不条理だと嘆くばかりでは何も変わらぬ。根っこの部分は、変わらせられぬ。
[本当に兄御のようだと嘲いが込み上げてくるのです。 何の為に誰の為に動こうとされるのか、知らぬままに。**]
(-51) 2013/01/08(Tue) 13時半頃
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沙耶は、奥歯を強く噛み締めました**
2013/01/08(Tue) 14時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 14時頃
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 14時頃
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待たねば。 帰ってくるやも知れん。
嗚呼、行かねば。
(24) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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―居間→中庭―
[暖かな居間に響いたのはそんな声であったろう。 柔らかな男の独り言が…否、戯言が。 男の足は力なく、彷徨うように歩みを進める。 其れは亡霊の様に、舞い散る雪の様に、ひたりと音を奏で。
雪の下へ、雪の元へ。
自然と赴くは中庭か。 この館からは出られぬと、聞き及んでいたが為に。]
(25) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 14時半頃
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/* おみつさんキリング、出来るといえばできたけど。 あんびちゃんに任す。
と思ったらもう描写始めてた。
(-52) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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[男がたどり着いた先、先ず目にしたのはウトの葬られた遺体。 少しごちゃごちゃとした、日ノ本國に染まろうとする色。 其れでも残る故郷の様相に、降り積もる白を見た。
嗚呼、また『帰らぬを待つ人』が一人増えた。
次に目にしたのは襤褸布の遺体。 暖かな場所に居たであろう、その姿。 飄々とした口調と態度を思い出し、男は一度瞳を伏せた。
嗚呼、また『帰らぬを待つ人』が一人増えた。]
(26) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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[瞼を開けた刹那。 黒き銃口を向けられる、みつを見た。 光る刃を向けられる、亀吉を見た。 男は中庭の中へと、けれどゆるりと、足を進めた。]
おやめなさい。
[其れはどちらに掛けた言葉だろうか。 どちらをも見、どちらへも掛け、繰り返す。]
おやめなさい。
[優しげな音に、確りと強さをもって。]
(27) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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何に成るのです。
命を奪い、何に成るのです。 屍を並べるのみの其れ、早く仕舞うが宜しい。
[黒き鉛も、銀の刃も。 其れを制する声はぴしゃりと強く。 男は二人の間へと入り、両手にその二色を掴もう。 ひやりとした温度を左手に。 つきりとした痛みを右手に。
白へと零れる赤は男の血潮。 提灯を作り続けたその右手が、刃を握り涙を溢す。
潜めた声。 其れは雪華の如くして。]
(28) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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これ以上、死を重ねてはいけない。 『哀しさ』を、重ねてはいけない。
簡単に銃など、向けてはいけません。
[重ねた死は、生を薄くさせていく。 ひとつの命の重みを、果敢無い雪に変えていく。 この少年の指先がそうであってはならない。
はじめに引いた引き金の重さと 今引こうとした引き金の重さは
果たして、同じであろうか―――]
(-53) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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貴方の指は、死を弔う優しきもの。 其れが刃など持ってはならない。 『哀しみ』ましょうぞ。
貴方に弔われた、人々が。
[そう潜めた声は、みつにしか届くまい。 力を入れた右の指先は、深く深く、男の手に食い込み赤を流す。 痛みに揺れる弱い声など持たぬ。 今は強き意思を持ちて、銀の刃を握り締める。
優しきみつの事だ、案じて手を離してくれたのだろう。
雪の上に、新たな赤に染まる刃物が弔われた。]
(29) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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[嗚呼しかし、男の意識は別に在る。
襤褸布まとう風来坊の死。 掲げた刃は亀吉にではなく、己へと、みつ自身へと向けられていたのではないかと。
黒き幼子を弔いに向かった此処で、睦まじくあった二人の背中を思い出す。]
(30) 2013/01/08(Tue) 15時頃
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[残される者の痛み。 残される者の『哀しみ』。
その姿に重ねるは、男自身。]
みつさん。 貴方も、ゆきたいですか。
[音にすれば同じ。 答えは在ったろうか。 声は在ったろうか。]
残されるは、辛く『哀しい』。 この館にはきっと其れしか残されていないでしょう。
私は、貴方を救うことが出来ますか? 貴方を『哀しみ』から、救うことが出来ますか?
[冷えるを知らぬ熱い指先は、命を証明する赤い血は。 ゆるりと、ぬるりと、みつの首元を添う。]
(31) 2013/01/08(Tue) 15時頃
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死は、終わりではありません。 死は、始まりでもあります。
[そう思いたい、そう信じたい。]
貴方の死に、始まるものも在りましょう。
[そう願いたい、そう祈りたい。]
どうか冥府でお逢いに成れますよう。
[盲信に、柔らかに微笑む。 溢す涙などはない。
此れは『始まり』で在り、此れは『祝福』で在るのだ。]
(32) 2013/01/08(Tue) 15時頃
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[女性の首を絞めることは、簡単ではなくも可能であろう。 ぎりぎりと、ぎりぎりと絞める音が響く。 ぱたりと落ちる赤は雪でない。 『哀しい』、『哀しい』、『祝福』の赤。
反抗はあったろうか。 腕に爪痕くらいは残っただろう。 其れでも、其れでも、冥府へ。
残される『哀しみ』など、味あわせたくは ない。
息を奪い、命を奪い、みつを動かぬものにさせた。 ぐたりと圧し掛かる重みを、老いぼれが一度抱きしめよう。]
(33) 2013/01/08(Tue) 15時頃
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…………『哀しい』、ですね。
[そっとみつの耳元で囁く。 命を奪ったその人を抱きしめ、そして襤褸布の男の横へ。 横たえ、腕を組ませよう。
命を奪うに道具は要らない。 重みを、その重みを、提灯という灯火を作り続けた *指に*]
(34) 2013/01/08(Tue) 15時頃
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………人の命など、奪っていいものでは、ありません。
[熱い指先は、人を殺めたことにより振るえ。 重さに、その重圧に、指を握りこむ。]
これ以上、貴方が背負う罪ではない。
[若き者に、このような重さを背負わせては *ならない、と*]
(-54) 2013/01/08(Tue) 15時頃
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―少し前、書庫―
[一つ礼をして其処を出る前。 二つの想いが耳に届いた。
隣を過ぎ去る揺れ髪の囁きと、小さく袖引く囁きと。
どちらもに、微かな返事を向けて。
己は、向かうべき場所へ行く。]
(35) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[反射のような怯えが、袖引く彼の貌を見た。 見えた、苦い笑い。 唇を開き、しかし何も言えず、哀しげに首を横に振る。
謝らせたい訳ではない。 "大丈夫"を貰ってもなお>>4:96、怖がってしまう己の弱さが悪いのだ。]
[ ごめん なさい ]
[気遣わせているとわかるのに、其れに答えきれないことを、少しの間をあけて、詫びた。
きっと、此の人も優しい人なのに。]
(-55) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[別れ際に届く、ありがとう。
ありがとう、は此方の方なのに、と困ったように小さく笑う。 休めていないと案じてくれて、椅子を貸してくれて、己には判らない強さを認めてくれて。]
[ はなせて よかった ]
[此の人のくれた優しさに、少しでも返せていたなら良い。]
[ おぼろさん ]
[多くを語らぬ相手の名を呼ぶ声は、常の己のような声だった彼より、きっと少しだけ、強くある。]
(-56) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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/* 慶三郎のメモ(こうみえてるよ!)
…けてる…はある…の…の…はついてない… …みのかった…い…を… …に…う…の… …で…の…った… …くなったら…てる …で…と…べてる
… ちじょうのみんなおひさしぶり…けいさんだよ…
… … …は…みつが…うより…
… …
(-57) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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―勝手場―
[漸く辿り着いた其処で、己はある物を手にする。
人の皮膚を容易く切り裂く、鋭い刃物。 大きいものでは扱いきれぬと、幾つもある中から選んだのは、手のひら程度の大きさの鈍い色。 布巾に包み、懐に差す。]
[ ひとのいのちを うばう おもみを ]
[思い浮かべるのは、おみつの見せた懐剣>>4:66 まるで真似事のようにした其れに、着物の上から手を添える。]
(36) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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/* 爺の予測変換!
透けてるパンツは ある男の娘の下着はついてない 腰みのかった 赤いのを 娘に高くうるの… 市場で娘の友人に出会った… 要らなくなったらから 捨ててる これで ちゃんと たべていける
… ちじょうのみんなおひさしぶり…けいさんだよ…
… … 俺は はちみつが めーぷるうより すき
ですかな!!!!!!! [ドヤ顔爺。]
(-58) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[ ひとろころす ものが いる ]
[もし己に殺意を向けられても、己だけで抵抗できる力。 其れを持たねば、己は生まれて初めて選んだ己の道には、決して立てない。
其が此の館にて見つけた希望は、"沙耶への憧れ"だった。 "沙耶のようになりたい"と、彼女へと告げるほどに。]
(37) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[刀を手にすると決める沙耶の隣にあっても。 彼女に護られない力を手にする。]
[刀を捨てると決める沙耶の隣にあっても。 彼女を護れる力を手にする。]
(-59) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[故に、己は刃を手に。**]
(38) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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/* ものすごい自己満足ストーカーのようになってきましたね!!!
さやたんごめんね! どんびきだったらごめんね!
(-60) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 16時頃
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/* しのは、みんなにしんでほしくないと思うけど、 死んだって途端に、すげえ相手に対し淡白になる。かも。
いやまだ、優しくしてくれた人が死んでないからかもしれない。
死は終わりでしかないと思っているし、 亡骸を弔うとかいう常識が欠落している。
目の前で死なれるとショックではあるんだけど。
(-61) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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[少女は告げる。亀吉は鬼ではないと。私らと同じと。 そうです。亀吉は鬼ではありません。 続く少女の問いに私はこう返そう。]
鬼は人です。
その男の心中察するには余りあります。 ただ男はたまたま非人の家に生まれて。 自分に与えられた役割をこなしました。 男は私などよりもはるかに誇りを持って生きておりました。 鬼の自分をも是認したんでしょう。
[ただ、それは余りにもつらいことでしょう。]
(-62) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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[少女の瞳が私を見つめる。 持たれた襟は引かれて彼女との距離を縮める。 花唇は開いて高い香りを匂わせる。 私は変わらないと。根っこの部分は変わらないと。]
そうです。その通りです。 私は何も変わっておりません。 変わらず不条理だとイキるでしょう。
樹木は根っこの部分は変わらずに大きくなっていきます。 新しく生まれてくるのは枝葉でしょう。 枝は年月を経て長けます。 風雪にも耐えて雪折れしないでしょう。 葉は季節によって芽を吹き、色づいて、そして枯れます。 いずれ新葉が萌え出すでしょう。 人もまたそれと同じやと私は思っております。
[見つめる瞳にそう告げて。 蕾がほころぶよう花唇を緩く濡らし。 その場を去る。**]
(-64) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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