196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 14時半頃
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/* おみつさんキリング、出来るといえばできたけど。 あんびちゃんに任す。
と思ったらもう描写始めてた。
(-52) 2013/01/08(Tue) 14時半頃
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―少し前、書庫―
[一つ礼をして其処を出る前。 二つの想いが耳に届いた。
隣を過ぎ去る揺れ髪の囁きと、小さく袖引く囁きと。
どちらもに、微かな返事を向けて。
己は、向かうべき場所へ行く。]
(35) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[反射のような怯えが、袖引く彼の貌を見た。 見えた、苦い笑い。 唇を開き、しかし何も言えず、哀しげに首を横に振る。
謝らせたい訳ではない。 "大丈夫"を貰ってもなお>>4:96、怖がってしまう己の弱さが悪いのだ。]
[ ごめん なさい ]
[気遣わせているとわかるのに、其れに答えきれないことを、少しの間をあけて、詫びた。
きっと、此の人も優しい人なのに。]
(-55) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[別れ際に届く、ありがとう。
ありがとう、は此方の方なのに、と困ったように小さく笑う。 休めていないと案じてくれて、椅子を貸してくれて、己には判らない強さを認めてくれて。]
[ はなせて よかった ]
[此の人のくれた優しさに、少しでも返せていたなら良い。]
[ おぼろさん ]
[多くを語らぬ相手の名を呼ぶ声は、常の己のような声だった彼より、きっと少しだけ、強くある。]
(-56) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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―勝手場―
[漸く辿り着いた其処で、己はある物を手にする。
人の皮膚を容易く切り裂く、鋭い刃物。 大きいものでは扱いきれぬと、幾つもある中から選んだのは、手のひら程度の大きさの鈍い色。 布巾に包み、懐に差す。]
[ ひとのいのちを うばう おもみを ]
[思い浮かべるのは、おみつの見せた懐剣>>4:66 まるで真似事のようにした其れに、着物の上から手を添える。]
(36) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[ ひとろころす ものが いる ]
[もし己に殺意を向けられても、己だけで抵抗できる力。 其れを持たねば、己は生まれて初めて選んだ己の道には、決して立てない。
其が此の館にて見つけた希望は、"沙耶への憧れ"だった。 "沙耶のようになりたい"と、彼女へと告げるほどに。]
(37) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[刀を手にすると決める沙耶の隣にあっても。 彼女に護られない力を手にする。]
[刀を捨てると決める沙耶の隣にあっても。 彼女を護れる力を手にする。]
(-59) 2013/01/08(Tue) 15時半頃
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[故に、己は刃を手に。**]
(38) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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/* ものすごい自己満足ストーカーのようになってきましたね!!!
さやたんごめんね! どんびきだったらごめんね!
(-60) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 16時頃
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/* しのは、みんなにしんでほしくないと思うけど、 死んだって途端に、すげえ相手に対し淡白になる。かも。
いやまだ、優しくしてくれた人が死んでないからかもしれない。
死は終わりでしかないと思っているし、 亡骸を弔うとかいう常識が欠落している。
目の前で死なれるとショックではあるんだけど。
(-61) 2013/01/08(Tue) 16時頃
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― 勝手場 ―
[足早に其処を去ろうとして、先に使った者の沸かしたらしき湯が、僅か残っていることに気づく。
西洋式の湯飲みの一つに、袖から取り出す薬包紙の中身を入れ、冷え始めている湯を注いだ。
震える手で、其れを掴むと一気に飲み干して。
唯の紙切れになった包み紙と空の湯飲みをその場に残し、勝手場を後にする。]
(52) 2013/01/08(Tue) 22時頃
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[信じきれたわけではない。 それでも。
苦笑させた、謝らせてしまった罪悪感。 大丈夫だと言ってくれた優しい手と言葉。 いつまでも怯えては居たくないと言う意地。
色々なものを綯い交ぜに、甘くとろみのある、薬ではない"秘薬"を、喉奥へと滑り込ませた。]
(-81) 2013/01/08(Tue) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 22時半頃
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/* 今から行けそうな場所、二階と大広間。
しかしわたし、さやさん独り占めしすぎていませんか? という、しんぱいが。 あって。
(-91) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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[刃を隠すように廊下を歩き、二階へとあがるべく大階段の前。
血に濡れた足跡は幾つも、其の中に珍しい履物が混じれば、気付き易く。
手当ての手伝いをすると、己は沙耶へと頷いたのに、用事を済ませ駆け付けるのには、休んだ時で遅れてしまったようだ。
申し訳なさを感じながら、其の足跡の続く先へと向かう先を変える。]
(61) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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/* これさ、
霊にどんな反応したらいいかわからんね!!
(-96) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[ふと、何処かから聞こえる声に足を止めた。]
――、?
[首を回して辺りを見渡しても、其の声の主の姿は見えず。 そもそも其れは声なのだろうか、と疑問を抱く。 曖昧な響きを持つ、音色。]
(65) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[其の正体は、どう目を凝らしても見えず。 首を傾げて、止めていた歩みを続ける。
足跡を辿り、其の先は閉じられた大広間の扉。
取っ手へと手をかければ、中を確かめるようにゆっくりと開く。]
(68) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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/* 投票先が無い。 しいていうなら、かめきち。
だが、うーん。 ころせるか?というとぎもんすぎる。
そしてたぶん亀吉投票したら終わる。
(-100) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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/* 明ちゃんがおぼろんに会いたがってるのはわかってた。
さて。
さて・・・・
(-101) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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[鋭い声>>64
広間の戸の開く音に、彼女はどうしただろう。 驚いたか、此方へと刃を向けたか、それとも。
彼女に会えたなら、己の手にした、刀には到底及ばない刃を見せよう。
其れから、さて。 続け聞こえてくる響きの正体を、彼女が知らぬ様子であれば、何ぞ見えぬものへと話かけてみようか。
無知故に、其の声が何であるかの見当もつかない、恐れを知らぬ声で。**]
(75) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 00時頃
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/* 頭痛くてねれてないなうしてた。
>>90にどきっとしたんだけど。 護る側がいいの?そうなのね?
(-131) 2013/01/09(Wed) 03時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 17時半頃
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―大広間―
[開いた扉の向こう、鋭い刃の切先を構える剣士の姿が見える。>>81 自分に彼女が斬りかかって来ることなど想定しない己は、仕舞われる銀色に、幾度か目を瞬かせるだけ。
驚いたかと問われれば、少し考えてから、こくりと頷いて。>>90 其れから、己の手にした刃を見せた>>75]
[ かたな には、およばないけれど ]
[其れでも己が扱えるだろうと思う範囲の、力。 "守るための力"との言葉に、確りと、唇を引き結んだ>>90]
(132) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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[彼女の次の言葉>>99、其れは願いなのかと、彼女の眸を見詰める。
二人しか居ない筈の場所。 声ではない響きに負けぬよう、己は唇を開く。]
(133) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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――いやだ。
(134) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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けんのこころえ そんなの かんけいない
[外見に想像されるよりも、少年らしい其の音色。 何も知らぬ故に、我侭を貫こうとする。]
もしもあなたが きゅうちなれば わたしは まもりたいから まもるだろう
なによりも なんて むりだ
(135) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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だから あなたののぞみを かなえるために あなたの ちからになる
(136) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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[これ以上、何かが起こらぬようにと望むのなら、其のために己が出来る事を。
そう思う。]
(-182) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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そうおもうのは おかしい ? おかしくないよ ね?
[沙耶へ、何処かから聞こえてくる正体の解からぬ音色へ。 言葉を取り戻したばかりの無邪気な子供が問いかけて>>106]
ぬえも そうおも――むぐっ。
(137) 2013/01/09(Wed) 18時頃
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[声の主が見えないのであれば、其れは怪異。 沙耶の言っていた鵺が此の声だろうとしていたけれど、違うのだと諭される。]
ぼうれい?
[解放された唇で沙耶の言う正体を紡ぐ。 人の死後の声が其れだと聞き、首を傾げ。]
(138) 2013/01/09(Wed) 18時半頃
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[ しんでも いきてるの? ] [ しんだら かなしく ない? ]
[何も見えない空間へと、普段のような音のない声を向けた。]
(139) 2013/01/09(Wed) 18時半頃
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