221 堕天の姦計
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[あの日の光に憧れて目指した光。その光を信じるという声。 この光失われてもまた、光は消えないのではないか。 そう思えて、心がひとつ、楽になる。
真摯にヨラニエルを救おうとする、>>2:156そこにあるのは次なる光だった]
(0) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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[真っ直ぐなミルフィの思いが眩しくて。
――てんしさま。 そう言ってしまいそうになって、困惑する。 『貴方も天使ですよ…』そう言ってくれたのは誰だったか]
(そうだ、天使……私は……)
[どうしても自分が天使だと信じられなくて、綺麗な「てんしさま」に近づこうとして。惑って。 そして天使に"なった"のだ。
天使ヨラニエルの顔を少しだけ取り戻して、その目はようやくミルフィの顔を捉えた]
(5) 2013/05/13(Mon) 00時半頃
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[>>4確信を込めた言葉が、胸に苦しい。 ミルフィの信じるヨラニエルはもう心挫けてしまったのに。 信じてくれることが、嬉しくて、苦しい。
それでも残された天使の意思の欠片は言葉を紡ぐ。 これだけは伝えねばと]
ありがとう……ミルフィさま…… いいえ、あなたはもう……充分に光を持って…… 今は……迷い…探しなさい…… あなたは……私より……立派な……
(7) 2013/05/13(Mon) 00時半頃
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[言葉はどこまで届いたのだろうか。 ぐらりともう一度視界が歪んで。
それは。その歪み方は先程とは違う。周囲のせかいが――歪、ん で]
(待って、ようやく……)
[天使の心を取り戻すのを阻むかのように、闇が包んで]
(9) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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ヨーランダは、
2013/05/13(Mon) 01時頃
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―牢獄―
[天界に似た場所に飛ばされる前、一時垣間見た暗き牢獄へと戻っていた。 しかし、消耗した力は何も元通りではないと示している。
どれだけ"残って"いるのだろう。 ヨラニエルがいなくても、光を継ぐ天使はいる。
それなら、もう――]
(もう、私はこれ以上……苦しまなくてもいい?)
[最早声にさえならない呟きを残して、ヨラニエルは闇にくず折れた**]
(17) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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―牢獄―
……っ……ぁ……
[苦しみに喘ぐ、声にもならぬ息が静かな闇に響いた。 杖も消え、翼の顕現もままならぬ消耗の中で、光輪もまた残された力の量を示すように輝きは鈍く。 白く輝くようであった天使は、その色を闇に近くしている。
光を失えば、闇はより深く。心を蝕むように包み込んでくる。 天使たる身になってから、ついぞこれ程に世界が暗く見えたことはない。己自身がそこに射す光であったから。
いのちを削る苦しみと闇への根源的な畏怖は、人の子であった頃には馴染みあるものだった。 天使ヨラニエルなど本当に居たのだろうか。そんな気までしてくる。 これは永い永い夢で、今もなお救いを求めるヨーランダが崩れた教会の薄闇に埋もれているのではないだろうか]
(49) 2013/05/13(Mon) 13時半頃
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(そうだったらいい……)
[そうしたらきっと、てんしさまが
だきしめてくれるつばさが
あったかくて
やすらかで]
2013/05/13(Mon) 13時半頃
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(そうだったらいい……)
[そうしたらきっと、てんしさまが
だきしめてくれるつばさが
あったかくて
やすらかで]
(50) 2013/05/13(Mon) 13時半頃
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[ここにあった重い鎖の音も、奥から聞こえた声も今はなく。それが何を意味するのか考えるゆとりもない。 闇の中を見通すこともできず、檻の中の様相は杳として知れない。
囚われた同胞を救いに来たのだ。その姿を一度は見たのだ。 癒しの光を同胞に届ける目前で、この身は飛ばされ。また、その地でも同胞と声がようやく通じた、その目前で戻される。 届く寸前で、何も届けられやしない。
正しき祈りは必ず届くと信じ続けたヨーランダを。ヨラニエルを。嘲笑うように闇は翻弄する]
(そんなのは、うそだ……)
[この命尽きる時に、天使が舞い降りるのだ。 死ぬまで信じて頑張ったヨーランダを、もういいんだと、抱きしめてくれるのだ。 思い描いていた「きれいなてんしさま」とは違う、大きく強い天使様が。 けれど思い描いていた以上に優しくて温かい光を宿す翼で。
そして本当に自分が望んでいたことを知るのだ。 もう身を削らなくてもいいのだと、ただ抱きしめてくれる温かさを]
(51) 2013/05/13(Mon) 14時頃
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[――それで終わらせてくれればよかったのに。
浮かぶのは決して抱いてはいけない、娘を天使にした神への恨み]
(52) 2013/05/13(Mon) 14時頃
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ちがう……ちがう。ちがう。
[いつの間にか声が出るようになっていた。 苦しかった胸がいくらか楽になっている。まるで、闇の中で息を吸う内に馴染んできたとでもいうように。 暗く何も見えなかった闇も僅か、見通せるようになっていた。
苦しむヨラニエルの様子に気づいていたのか、あるいは光も息も弱々しすぎて気づいていなかったのか。 その場に己以外の天使がいることにようやく気づいた。
脳裏に浮かんでいたそれとは逆に「きれいなてんしさま」そのもののような。 それがあまりにそのものだったから「てんしさま」と呼ぶ癖が抜けなかった美しき同胞。 弱くなった心は、その記憶の方を否定して]
(ああ……救いに来てくれたんだ)
お救い下さい……てんしさま。
[パティエルの名を呼ぶことはなかった**]
(53) 2013/05/13(Mon) 14時頃
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―牢獄―
[姿を認めた綺麗な天使に向かって、縋るように手を伸ばす。
あなたを救いに来た天使様は違ったでしょう。 心のどこかで声がする。 かまわない。私を許してくれるなら誰でも。
そうして理性を投げ捨てて、楽になろうとするのに。何処か別の遠いところから、ヨラニエルを呼ばわる声が聞こえる気がする。 もうその名は捨てたいのに、傍に行きたいと願ってしまう。
だから、内なる魂の耳を澄ませて―― しかし続く声は。要らないと言っているように聞こえた]
(64) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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やめて。いやだ。 やだ。やだ。いやだ。 私の助けを求めてるんでしょう? ねえ、私は必要でしょう。
やだやだ。要らない娘なんて言わないで。 捨てないで。私をここにいさせて。
[子供のように泣きじゃくりながら喚き散らした**]
(65) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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―牢獄―
[>>72その声は慈愛に満ちてとても優しく響いたから、瞳に宿る昏い色に気づけなかった。 その天使が何をしようとしているのかも。 こんな綺麗な天使様が間違ったことをするはずがない。 だからきっと、それは私を救ってくれるものなのだ。 白銀の矢は闇を照らす救いの光のようで、だから、己に害を為すものとはとても思えなかった。
違う。おかしい。
片隅で警告が胸を焦がす気がしたけれど。 それ以上に心は天使の慈愛を信じていて]
ああ……ありがとうございます…… てんし……さま
[あまりに無垢な信頼を湛えた瞳でにこりと笑った]
(78) 2013/05/13(Mon) 20時半頃
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ケヴィン……さま?
[その名を聞かなければ、きっとそのまま信じきって為すがままにされていただろう。 けれどその名は。特別すぎるその名前は。 呼び起こしてしまう。
そうだ。あの方はきっと待っておられる。 最後まで頑張っていればきっと、あの方に抱きしめてもらえる。 あの方は私を要らないなんて言わない。 だからまだ、駄目なのだ。 もしあの方が苦境にあるなら、私が癒して差し上げなければ。
もうそんな力などないことも忘れて、ただ、とにかく。 負けてはいけないのだと、意思が目覚める]
やめて下さい――パティエル
[咄嗟に身を庇う、その仕草に呼応するように。 漂う闇が、白銀の矢へと伸びゆく――]
(79) 2013/05/13(Mon) 20時半頃
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[矢の勢いを止める程、その闇に力はない。 しかし狙いは逸れて、決して致命傷とはならないだろう]
(80) 2013/05/13(Mon) 20時半頃
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[軌道の逸れた矢は、白いローブの袖を切り裂いて、庇うように突き出された腕を抉った。 その痛みを感じるよりも、驚愕が先に走った。
同胞が迷いなく矢を射たことではない。 闇が何故、この身を守るのか。この身に宿るのは白い力のはずなのに。 この身に黒い力が宿るのであれば、捨てられることはなかったのに]
……っ!
[痛む腕を癒さんと残された僅かな光が反射的に傷口に集う。 まだその光は傷を癒す力を有している。光に癒されることを許されている。 傷は塞がりゆく。なのにどうして、痛みが引かないのだろう]
(90) 2013/05/13(Mon) 21時半頃
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[>>84ヨラニエルの名を呼ばれる。 どんなに願っても、厭おうとしても、その名を受けた事実は消えない。
闇に侵されている、それもまた事実なのだろう。 でなければ、この使徒が狙いを外すなどあるはずがない。 闇は親しきものへとなりつつあるのだ。
けれど]
そんなこと、関係ありません…… 私は。
私はケヴィンさまの元へ、還るんです。 私を必要とされてるはずなんです。
[殺せと、聞こえるはずの声は、聞こえないふりをした。 弱まった光は、見えないふりをした]
(91) 2013/05/13(Mon) 21時半頃
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[ヨラニエルの名を口にしてなお、パティエルは矢をつがえるのを止めない]
どうして、パティエル。 どうして……私は天使です。天使ヨラニエルです。
苦しい、ええ、苦しいですよ。 ですが、それに屈してしまったら、もう、私は……
[その先は口に出して言葉にしてしまいたくなくて、声はそこで途絶える]
(92) 2013/05/13(Mon) 21時半頃
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[じくじくと痛む腕が意識を蝕む。 一見傷は癒えたが、それを齎す力そのものがこの身体に害となりつつあるのだとでもいうかのように。 痛みは一向に引かない。
痛みに顔を歪ませて、それでもなお立ち上がる]
ケヴィンさまが私を要らないなどと、殺せなどと言うはずがありません。 だから、きっとそれはまやかしなんです。
神は私たちを見捨てない。それは、本当ですか? それならどうしてこんな苦しみを与えるのですか。神は、どうして私が楽になるのを許さないのですか。 使命を果たす力、それこそが長く苛むものではありませんか?
だってそうでしょう。 その力がなければ私はこんな風には……ならなかった。
(107) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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命を削って、それでもなお全ての命を助けられず。 少なすぎる人の子の力で、全てを投げ打ってもなお世界は変わりませんでした。
それでも耐えて、私の持てる力を使い続けて。 一度は救われたと思いました。人の子であった頃には使えなかった程の力を神は与え給うた。
なのにどうですか? 救えないではないですか……誰も。
[過ぎるのは、サイモンに届かなかった手。 マリエルに届かなかった手。 ミルフィに届かなかった手。 ケヴィンに届かない手。
――ヨラニエルに届かない手]
これが神の祝福なら、どうしてあなたはそんなに苦しそうなのですか……?
(111) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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[それが何の力であるのか、最早構わなかった。 何でもいい。まだここに居られるならば。
光がこの身を癒さないなら、闇でもいい。 私は――]
私はこの力が欲しいと願ってなどいませんでした。 全てが神の御心なら、私に光の力を押しつけたのも、闇に私を守らせるのも。 全てはそうあれというのですか?
[自在に闇を操ることができるわけではない。生半可な力はパティエルの言う通り、苦しみを長引かせるだけに過ぎないのかもしれない。 放たれた矢を防ぎ切れずに、この身は傷を負う。
それでもなお、身を守らんと願い続けた]
(113) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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使命なんてどうでもいい。 力の色なんてどうでもいい。私は。私はあの方に会いたい。 それまでは……負けるわけにはいきません。
[例え、それでこの身が闇に堕ち、あの方に討たれることになったとしても。 その言葉は悲しすぎて口に出せない]
(114) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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/* それにしても、どうも私よりトレイルの方が「半端者」に思えてならない件。 欲に堕ちるプレイ推奨、でしたっけ?
これでも私なりに欲に堕ちているんですが、この子の欲の方向がどうも…… 「愛されたい」「必要とされたい」「正しくありたい、そうすれば讃えてもらえるから」「力が欲しい」 「ケヴィンさまらぶ」「ケヴィンさま」「ケヴィンさま」 という欲に従ってるつもりなんですけどね。なんか善良すぎる…… 色欲のが欲として分かりやすいですよね。でもまあ、あれですね。色欲を発揮するならばやはり男PCじゃないと……
(-101) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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苦しみは、人の世に常にあります。 神の創り給うた世に与えられた試練だというなら、それから逃げることが悪ではないのですか?
[矢の狙いが乱れているのか、闇が頑なに死を避けるのか。 >>127放たれる矢は傷と傷みばかり増やしていく。 それでも倒れることを許さない。
癒しの光はもう途絶え途絶えで、真に傷を癒しきることはなく、痛みを増やしていく。
光も闇も、決してヨラニエルを解放せず。
その中で乱れた呼吸の合間、絶え絶えに語り続ける]
楽になれと神が仰せなら、何故私は命費えた時に消えなかった。 何故人の子から使徒を作り給う。
(129) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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[腿に矢を受けた身体がぐらりと傾ぐ。 刺さるその矢をそのままに、それでも倒れまいと力を込める。
喘鳴の混じる声でなお。 その訴えを届けたいのはパティエルであるのか、あるいは何処かで見ておられる神であるのか]
っ……ぐっ……神がっ……。
神が救いを齎すならば……どうして苦しみは消えないのですか。 苦しみからの解放が救いであるなら、最初から苦しみなど与えなければいいでしょう。
救いを拒んでなどいません。 分からないのですか。苦しみとの戦いを放棄すれば、その時に真に闇に堕するのです。 神の使徒が、その口がそうしろと言うのか……
(139) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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[自身の苦しさを否定し、ヨラニエルが苦しむことを闇に蝕まれるが故と。 そう告げたはずのパティエルの言葉は乱れ。 やはりそれは苦しみに耐えるそれに見える]
ただ神は……ただ神はこうして私たちを苛むだけではないですか。 私たちは翻弄されるだけではないですか。
そんな神など。呪われてあれ。
[死に瀕した時でなお、ついぞ吐かなかった呪詛が口をついた]
(143) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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[――呪われてあれ。
その言葉は、己の口から発されたものでありながら、白銀の矢よりも鋭く胸を貫いた。
言ってはいけない言葉は強い痛みを伴った。 ふらりと揺らぐ背に突如支えるように伸ばされた>>145手]
(149) 2013/05/14(Tue) 00時頃
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[自分が何を言ってしまったのか。 一時、自失して、その手が何をするものか分からないまま、 その方へ成す術なく傾く]
(152) 2013/05/14(Tue) 00時頃
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