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法川灯里。警視庁捜査第一課に所属する、法川灯火(ともしび)と、検察官検事の法川美里(みさと)の一人娘。
その名は両親の名前から一字ずつとり、将来人々の行く先を照らすような、皆の灯りとなるような正しい人になってもらいたいという祈りから。
今回灯里がゲームに参加させられた理由は、両親が組織に近づき過ぎたためである。
昔から噂ばかりで、影も形も掴めず、ただし被害者は確実に存在した、ある組織。灯火と美里は長くその組織を追っており、あるとき遂にその存在に辿り着いた。
喜びも束の間、彼と彼女、そしてその娘は拉致される。捜査メンバーの中に組織の構成がいることまでは、把握できていなかったがために。
彼と彼女は、体の自由を奪われ、死を傍に置いたまま、その娘が残酷なゲームに参加させられるのを見せつけられることになる。
しかし、娘がそのゲームで勝利すれば、確実に開放されるだろう。
『ゲームのルールは絶対』それが、この組織の特徴だからだ。たとえ、それが自分たちに不利なことであろうとも。
(-96) 2013/08/25(Sun) 11時半頃