221 堕天の姦計
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[打ち祓わんとした"魔"がマリエルであった。 の、ならば。 同胞に、あのような――思い、を向けたのだろうか。
それはあってはならないことだった。 天使たるヨラニエルの誉れある在り様に、人を同胞を救うことのみに奉仕し続ける"この私に"
そんなことが]
……あるはずがない。 そんなことがあるはずがない。 あれは悪魔であろう。あれは悪魔だ。私は悪魔を滅する正義の使者。 そうでしょう……?
[その独白は誰に向けたものでもない。 ただ己を肯定しようとする、それが自己欺瞞に満ちた自問とは、気づいていなかった]
(1) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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/* 半端者キター……よ? どうやってCOするんだろう。こんなんで伝わるでしょうか?
(-8) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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[ヨラニエルの正義を否定する存在、それすなわち悪である。 ああ。そうだ。あんなものがあの気高きマリエルであるはずがない。少しぐらい真摯に見えた所でそんなもの悪魔の罠に決まっている。
思考が酷く独善的になっていた。聖なる力を消耗して、心の歪みに闇が侵食したのだろうか。 しかし、未だ自分は精錬なる存在と信じている]
(私は正しいことをしている。 正しく在り続けている)
[己ではなく悪魔に信頼を寄せるミルフィにも憤りを覚えた。 救おうとしているのに何故この声を聞かない。 不安に揺れるミルフィに届けと断罪の言葉を発する]
(4) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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それは――マリエルではありません。 悪魔に騙されてはなりません。 神を……神の使途たる私を信じなさい。ミルフィ……
[込められた思いは歪めど、それは正義を信じる強き声であった]
(6) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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―歪んだ天界―
[>>12気遣うその声、その表情。それは悪魔の癖に、いや悪魔であるがこそか。 とても優しく、優しく――
常なるヨラニエルであったなら、その声を聞けばそれが悪しきものに決して出せる声ではないと知れただろう。 だが、天界に似て非なる場所で、天使もまた似て非なるものになりつつあるのか。
悪魔の甘言にしか、聞こえない]
黙りなさい。悪魔。 マリエルさまの名を騙り愚弄するな。
(22) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[ああ。悪魔の癖に。どうしてこれほど正しき意思を持つものの演技が上手いのだろうか。 どうして、それほどマリエルに似た顔で、苦しみに耐えるような、それでもなお慈愛を宿すような、真っ直ぐな――
違う。騙されてはいけない。これが間違いならば正しき天使の座を失ってしまう]
私の目は覚めています。魔を祓うこの私が闇に囚われるはずがありません。 ミルフィさん、騙されてはいけませんよ。 あなたも天の使者であるならば、魔を――
滅ぼしなさい。
[マリエルを、ミルフィをきつくきつく見据えた。 僅か、その色が暗く翳った瞳で**]
(31) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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―歪んだ天界―
[正義を為せと訴える。しかし、その相手は>>46力を振るおうとはしない。 この身に剣を執る力がないことがもどかしかった。 弓も剣も何ひとつ持っていない。扱う力もない。 与え支える力を持とうとも、それを与える相手が戦わないのであれば、なんと無力なことか。 私にはない力を持っている癖に。 私がやりたくてもできないことをあなたはできる癖に。 強い癖に、選ばれしものの癖に、弱き人の子のように苦悩して……
憎悪さえ覚えた。ついぞ抱くことなどなかった感情が次々と湧いてくる。 ミルフィは>>45何故と問うた]
何故? あなたこそ何故、悪魔を前にして怖気るのですか。 それでも神に選ばれた誉れある使徒ですか。 戦う力があるのに戦わないのは、使徒にあるまじきこと。あなたを選んだ神の意思に背くのですか? その傲慢、決して許せるものではありません。
[傲慢、なのはどちらだろうか。 神が定めるべき正義を自分のものとして語るのは、傲慢ではないのか]
(53) 2013/05/12(Sun) 10時頃
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(ああ、私だって本当は……)
[天使になど選ばれなければ―― こんなことは嫌なのだと、苦しみたくなどないのだと、叫び出したくなるのを堪えた。
何故、ここにいるのがミルフィなのだろう。何故、私に力がないのだろう。 マリエルの名を騙る悪魔めを滅ぼす天使がここに居てくれたら。
強く、敵を滅ぼす意思ある天使なら誰でもいい。けれど求めてしまうのは、一番に思い浮かんでしまうのは。安らげる光。 ここに力強き天使が居てくれたら。弱きヨーランダを優しく抱きとめてくれたら。 そんな思いを天使は選んではいけないはずなのに。 楽になることなど求めてはいけないはずなのに。天使に選ばれた義務を果たさねばならないのに。
私はこんなに、耐えて耐え続けて死ぬまで耐えたのに今もまだ―― なのにどうして]
(54) 2013/05/12(Sun) 10時頃
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戦いなさい。あなたのその武器は飾りですか? ……使わないなら私に貸しなさい。 扱い方など知りません。 けれどあなたのような天使のなりそこないより百倍ましです。 与えられた力を使わない天使など必要ない。
[鉾を奪い取らんと、ミルフィへと一歩踏み出す。 叱責の言葉は、乱れた感情を示すように、必要以上に辛辣だった**]
(55) 2013/05/12(Sun) 10時頃
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―歪んだ天界―
[>>68哀れみの声が胸を刺す。 それが蔑まれたように思われて、腹立たしい。 今やはっきりと、憎悪を宿した瞳で睨みつける。 苛まれる胸の内から搾り出すように声を張り上げた]
悪魔に哀れまれる筋合いなどない。 私は哀れなんかじゃない。 私は――私は神に奉仕できるこの身が幸せです。 この身に余る幸福を……否定するなど、汚らわしき悪魔めが……
[幸福だと告げるその声は、それを真実と認めるに反するものだった]
(80) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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〜奇跡の子ヨーランダ〜
[ヨーランダは幸福だった。
彼女の生まれた家は秘されていたが、黒い魔術を継承する家だった。 その為に受け継がれてきた血統の、期待された子は。しかしその力を全く持っていなかった。 黒髪ばかりの秘められた村で一人、銀の髪と白い肌は目立ち忌まれた。 「外」に出てみれば忌まれるはむしろ村の者達の方だった。 それでも幼少の狭い世界で異端の子であったことは心に深い傷を残した。
一向に力の顕現のない彼女はとうとう村を追い出され、身寄りのない子の集う教会でその一員となった。 彼女はそこで信心し、教えを厳粛に守り続けた。 そうすれば、認められた。讃えられた。 人を助ければ、感謝をされた]
(81) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[天使の持つ力には比べるべくもないが、ある日彼女の力は癒しの力として顕現した。 人に害を為すような、黒い魔術は一切使えない。けれど、力は確かにあったのだ。 異端の子であったヨーランダ。それが一転、奇跡の子となった。
癒す力が足りなければ命を削って与えた。力及ばず救えないこともあったが、使える限りの力を使った。 その献身を哀れに思うものもあった。それでも幸福だったのだ。 何の見返りも求めず、ただ感謝の笑顔を糧として、その身を削り続けた。 その人生を幸福と感じていた。
幸福なのだと――信じていた]
(82) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[神に与えられたこの力を彼女は福音と信じた。
あの日、崩れ落ちた教会で。助けはいつまでも来なかった。 瓦礫に押しつぶされることはなかったが、出ることもまた叶わず、ただ死を待つような時間だった。 削られゆく子供らの命をただ補わんと使われ続けた力はとうとう彼女の命を奪ったけれど。 それでもなお。
何故ならばその死は、暖かな光に迎えられたのだから。 この力を使い続けよと、神は仰せなのだから]
(83) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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/* 真似して過去話書いてみました。 何気に「裏」もあるんですが、これはできたらケヴィンさまに接触して出したいんだけど、まず偽天界のイベントどうなるかだな…… 場合によっては被ダメージ状態からの離脱も考えていたりしますが。 ここのイベントで落ちて深淵であの方に出会うとかもありな気がしてきた今日この頃。
とりあえず投票は自投票にしてみています。落ちる流れの人がいたらそっちにしようかと思いつつ。 ケヴィンさまに入れないのは私のエゴか…?
(-102) 2013/05/12(Sun) 19時頃
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―歪んだ天界―
[救いは既に、神に選ばれたその時に、齎されているはずだった。 正しくあれば、あるだけでこの身は祝福されている。
我が身を犠牲にすることは常に尊ばれた。 それはいつも引き換えに誰かの感謝を得られるものだった。 だから、今この身を苛む苦しみが哀れであるはずがない。 >>68否定する言葉が許せなかった]
(98) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[けれど、続く悪魔の言葉は真摯に響いて。 ミルフィはなおも>>88拒否をする。 その様子は、決然と意思を湛えて映り――まるでヨラニエルの方が間違えているかのように。
ヨラニエルは。天に認められた天使ヨラニエルは正しいはずなのに。
救おうとしていたミルフィすらもそれを否定するものに思われて。 何もかも気に喰わなかった。 はっきりと、瞳に憎悪を宿して]
(99) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[けれど]
(100) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[>>90闇がミルフィの元へと襲いかかり、苦悶の声を聞いた。 その瞬間に身体は勝手に動いていた。
浄化の光を宿した手が、闇へ伸びる。 武器を奪わんと踏み出した足は、代わりにミルフィを庇うようにその身を移動させた]
(101) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[いやだ。いやだ。 もうこんなくるしいのはいやだ。
もうぜんぶどうでもいい。もうなにもせおいたくない。
心の何処かで誰かが叫びを上げている。 それでもこの身は力を削って、闇を浄化せんと手をのばしてしまう。 憎むことを拒絶する。 痛みに耐える]
あなたは、わたしが…まもります…
(106) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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ヨーランダは、ぐらりと、視界が歪んだ**
2013/05/12(Sun) 21時半頃
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―歪んだ天界―
[視界がぼんやりと霞む。自身の放つ光に眩んだのではない。そこまでの輝きはもう、ない。
憎もうとする感情と守ろうとする感情と。 苦しみに耐えようとする身体と苦しみから逃げ出そうとする心と。 ぐらぐらと揺れる、中で。
ついに闇の力を受けたというのにまだ、敵意の宿らぬ瞳>>90が見えた気がした]
(ああ……本当に……)
[本当にこれで正しいのだろうか]
(129) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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待ち……なさ……
[朦朧とする意識の端で>>114悪魔が飛び立つのを捉える。 静止の声は力なく、追い縋ろうと翼を羽ばたく代わりに膝が折れた。
杖が手から離れ、落ちる音がする前にふわりと掻き消えた]
(132) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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(だめ……悪を逃がしては)
(いくら訴えても……どうせ分かってくれない)
(私がまもる……たすける)
(ひかりかがやくりっぱなてんしさま)
(みんな私を苦しめるだけ)
[乱れ、行き戻る思考の中で身も心も悲鳴をあげる]
(134) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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い……やだ……
[決して漏らしてはならないはずの弱音が漏れる。 まるで子供のわがままのような]
もういやだ…… こんなの。 こんなのぜんぶ……まちがってる。
[そして。
救いを得ているはずの。幸福であるはずの。 天使が言ってしまってはいけない言葉が出てしまう]
(140) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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――たすけて。
(141) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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[その時。 強く望むが故のまやかしか、闇の罠か、真実か。
それとも、失われゆく力が、あの日のことを呼び覚ましたのか。
魂に思念が、響いた気がした。今、一番に欲しい"あの方の。 それが最後の一押しだったのだろうか。
天使の殻から外れたヨーランダが泣いていた]
(148) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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[ただ救いを求める心は、意味ある思念の形を取ることもなく、言葉を作ることもなく。
感覚を飛ばした。
ヨーランダが抱きしめられた光の優しさと、暖かさと。その時の救われた気持ち。 目指し憧れた光の暖かさと、求める気持ちだけを]
(-156) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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ごめ……んなさい。 ごめんなさい。
[後輩たる天使を叱責していた影はどこにもなく。 ともすれば子供のようでさえあるなんの飾りもない謝罪の言葉を繰り返した。 支えようとする手が誰のものなのかが曖昧で、誰の手かも分からない]
(154) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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[>>150ヨラニエルの名を呼ぶ声に、少しだけ。 混濁する意識が焦点を結ぶ。 支えてくれる誰かを見上げる。 声の真摯さは理性をひと欠片だけ呼び起こす]
しんじ……てる? 本当に? 私はまだ天使でいられるの?
(157) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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