221 堕天の姦計
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[再び闇に同化した体は、魔界の各所を垣間見る。
投げた力の先、マリエルとミルフィ、 そしてヨラニエルが対峙しているのを眺める。 瘴気に侵食され、御使い同士が相争う。 その様に、魔として喜びを覚え、 隊長として、痛みを感じた。
時が経つにつれ、その比率が逆転していく。 自覚する変異を喜ぶべきか、嘆くべきか、 今は、まだ判じ得ないでいる。]
(*0) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[パティエルの姿は、今は再び牢獄の中。 その目に浮かぶのは、疑念か。
不意の轟音に意識を向ければ、魔界の空に巨大な爆発。 魔竜であったものが、その本質を露わにし始めている。 あれを、本性に立ち返らせてやったらどうだろう。
愉しい想像を巡らせていたとき、 声がひとつ、届いた。]
(*1) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[助けを呼ぶ声。 妖花の園からの。
意識をそちらに向ければ今まさに トレイルの光がノックスへ向けられたところ。]
――― 愛しきことだ。
[呟いて、影を差し向ける。]
(*2) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[影は闇に紛れ、妖花の間にあるものを見守る。 ノックスがトレイルの命を危うくするとみれば、 ゆらと漂い、姿を現すだろう。]
ノックス。
"それ"は、"わたしのもの"だ。
[所有を主張して、濃紫の瞳が冷たく輝く**]
(*3) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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[酔花咲き誇る花園から姿を消したのは、蛇を差し向けた時に影>>*3が目の前に現れたため]
……分かったよ。
[向けられる冷たい濃紫は刃の切先を思わせる。 ノックスは口を尖らせ、渋々その場から引いた]
(*4) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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たいちょー、行ってあげれば? アイツ、たいちょーのこと待ってたよ。
今ならきっと堕としやすいし…ね。
[ジェフェルを誘うように言い、影ごと花園から掻き消える。 傷付けられた今、必要なのはしばしの休息だった**]
(*5) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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―――賢明だ。
[引いていくノックスに薄い微笑を投げた。]
……気をつけるがいい。 今、おまえに消えられると、手が回らぬ。
[離れる間際、すっと間を詰めて、 背中の傷に影の指を伸ばす。]
(*6) 2013/05/12(Sun) 10時頃
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ああ。おまえのお陰で。
[堕としやすい。その言葉に、笑みのまま頷く。]
――― さぞや見事に染まるだろう。
[欲望を隠しもせず呟いて、消えゆく姿をしばし見送った。]
(*7) 2013/05/12(Sun) 10時頃
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[本体を淫花平原に置きながら、影はさらに魔界を巡る。
歪んだ天界で繰り広げられる諍いに、満足の息を吐き、 泥沼に墜ちた魔竜のさまを嘲笑する。 受け入れてしまえば、楽になるものを、と。
呪歌の間で嘆く天使にまとわりついて呪いの声を加え、 牢獄にある使徒を密やかに観察する。
彼らに影響及ぼすことはできずとも、 状況を知る役には立つ。]
(*8) 2013/05/12(Sun) 11時頃
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[闇の一部を影とし、魔界全てに意識を凝らす。 改めて光の位置を確認すれば、いくつかは場所を移しているのが知れた]
堕とすのは、急がなくて良い。
[それを為すには自分よりも適任が居る]
俺は、やりたいように。
[尚且つ、手助けにもなるように。 神の手の長さを試しながら、緩やかに誘えば良い]
(*9) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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〜 深淵を覗く時 〜
[純粋なる使徒であったジェフェルが、なぜ堕天を選んだか。 それは、ひとえに神への愛ゆえであった。
神は己を決して見捨てはしない、という信愛。 天より追放されたという事実。
神に、自分を裏切らせてはならない。 神は、決して間違ったことはなされないのだから。 無意識のうちに為された判断により、神を裏切るに至る。
神は間違いを犯さないのであれば、 自分の堕天も深遠なる意図の上でのこと。 誘惑者として神の試練の一旦を担う。 そう、自らを規定した。]
(*10) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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〜 深淵もまた汝を覗く 〜
[堕天した身はよく闇に馴染み、 かつての同朋たちは、闇の力の前に脆かった。
これこそが、神の与えたもうた新たなる使命。 無意識の思いが確信に変わろうとしていたとき、 堕天使は、初めて真なる深淵に触れた。
それは底知れぬ闇。 すべてを飲み込み、受け入れる胎内。 意志も、使命も塗りつぶす原初の混沌。
秩序の徒は、あまりにも巨大なそれに、怖れ、怯えた。 神の下した新たな使命を遂行していれば、 いずれ、再び天に還ることができる。
そんな脆く儚い期待など、 深淵の中では、いとも容易く砕かれよう。]
(*11) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[ゆえに、使徒だった存在は深淵より目を逸らし 失われた天を求める。
届かない場所だと知りながら、 奇蹟の影を追い求めて。]
(*12) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[魂の声が届き、影を遣わしてみれば、 ミルフィは、その迷いを脱したようだった。
意図とは真逆の結末。 だが、それもまた破滅へ至る階のひとつに過ぎない。 影はそう、嗤う。]
立ち向かうが良い。 幾度でも。力を尽くし、全身で。 擦り切れて砕け散るその時まで。
いずれ、わかる。 全ては、無駄であったと。
[愛おしげにミルフィを撫でる。 その影の手は、現し世に届くことはない。]
(*13) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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[ Dominus quasi vir pugnator Omnipotens nomen eius 《主はいくさびと。その名は主。》
ミルフィを掬い上げた時に掛けた言葉。>>0:83 それは、みずからの欲望の為ではなく 他のものの為に振るわれる力は、神聖であると、 自らの使命を自覚し、戦い続けるのは貴いことだと、 祝福した言葉。
その行いは、かつて神が為した御業に通じるもの。 その魂こそ、御使いに相応しいと認めたもの。]
これより先は、その魂こそがおまえを苦しめるだろう。
ひとは、神にはなれぬ。使徒にもなれぬ。 危うき心を抱え、砕けるまで藻掻き続けるがいい。
[聖句を紡いだ唇が、今は呪詛を吐く。]
(*14) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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わかっている。 おまえが、堕ちていないことは。
[魂の声へ、直接応えることもなく、 影は、マリエルを見下ろして呟く。]
おまえがどれほどの修練を経て 御使いの座を得たのか。 私も、知ってはいる。
しかし、闇の中ではそれは無力だ。 いずれ、おまえもそれを理解しよう。
[呟く表情は、沈鬱と言っていいもの。 息を吐き出し、短く、魂の声を投げる。]
(*15) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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