けれど、"些細な願事"はこの灯篭に、と聴けば。示された灯篭を見つめ、何処か寂しそうな顔をした。何故寂しそうな顔をするかと問われても、きっと菊本人ですら説明出来ないだろう。ただ、紙を切り抜いて象られた蝶が二羽飾られていて。其れを見て微笑む月丸を見て、菊はそんな顔をしてしまった。「なら――。 折角の申し出だもの、私の思いも是非、 其方にご一緒させて頂きたいわ。 そうすればきっと二人も寂しく、ないでしょうから。」その表情を上塗る笑顔がふわりと咲いた。月丸の申し出が、今の菊にとっては嬉しかったから。
(0) sweeper 2009/09/03(Thu) 01時頃
sol・la
ななころび
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