84 King Game W
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─小部屋─
─…ん? なんだよ、寝てるとこ起こしやがって…
[うとうととまどろんでいる所に聴こえた放送>>#3に起こされ。 むくりと寝所から起き上がりながら内容に耳を傾ける。
眠りを邪魔され不機嫌に歪んでいた表情は、最後まで聴き終える頃には楽しげな笑みに取って代わっていた。]
…へ〜、もう3年経ってたんだ。 そりゃ俺も年食うわけだわ。
(1) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[少年から青年に移行しようかという見た目に似つかわしくない軽口を呟きながら立ち上がり、手早く着替えを済ませてトレードマークのコートを羽織る。
そして小部屋を後にし向かうは当然のように王の部屋。**]
(2) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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―食堂―
3年前の約束?
[ここで暮らして日の浅い少女は首を傾げた。 貰ったばかりのスープはまだ熱く、器を抱えて冷めるのを待っている]
王様をするのは3年だけって約束だったんだ。 じゃあもうお手伝いも出来ないってこと? 種まで処分されちゃうと、あそこも使わなくなっちゃうのかなぁ。
[近くの少年達は、もし金を自由に使うならという話で盛り上がっている。 けれどどうも積極的に参加しようという子は多くなさそうだった]
王様になったらあそこも好きに使えるよね。 同じものは作れなくても、何か種が手に入れば。
[器に口を近づけて、息を吹き掛けながら独り言のように呟いた**]
(3) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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― 小部屋 ―
[小部屋の一つ、あるテーブルにはいくつかの小さな葉と小さな紙がばらまかれている。 部屋は締め切ってはおらず、少し空いた扉から、王の放送は耳に届いた。 箱を椅子代わりに座った少年は作業の手を止め、ふうっと煙草を咥えたまま煙を吐き出した。]
ついに引退か。意外と長かったな3年。 あの時はしてやられたからな…。
[そう呟くと立ち上がり煙草を床に落とし、靴底で火を消しモニタールームへと向かった。]
(4) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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― モニタールーム ―
[ノックをした後に、入ると声をかける礼儀は残っていた。 中に入ると王の姿と、スラム外の人間だが王と親しいらしい大人の姿に眉間に皺が寄る。大人は苦手だった。]
王様。本当に引退するんだな。 てっきりまだ居座るかとも思ったんだが。
[言って口の端を上げ笑うが、目の奥は笑ってはいない。何をするわけではないが…。 こほりと空咳をついてから、改めて女のような王を見て。]
ともあれゲームには参加する。 何か必要なものがあると聞いてはいるがどれだ?
[そう尋ね、エントリーシートに記載を求められればそれに文字を走らせ、王へ渡した**]
(5) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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― モニタールーム ―
[トランシーバー越しのヘクターの言葉には苦笑で返した。 もう今となってはとも思うが、あまり公にするつもりもなく。 とはいえ彼が吹聴するとも思えないので、苦笑するに留まるのだが。]
ゲルダはニールと遊んでるのかなこれ。
[モニターの画面からは、半分目を逸らした。 あまりアップだとうっかり笑いそうになるから、と思っていたらヘクターが噴出すのを聞いて思わずこちらも少し吹いた。]
何やってるんだか。
[暫くニールから外れそうにない画面からは、すいと目を離して。 放送後暫く参加者が来ない事に、さてどうしようかと思っていたら扉を叩く音に視線はそちらへと流れた。]
(@15) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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やあ、いらっしゃいディーン。 君が一番手だね。
[濃茶の瞳がフードの隙間から相手の目を捉えると、奥底が笑っていない様子には少し笑った。 当然だと思っている為臆することもなく、尋ねられれば紙を一枚差し出した。]
これに名前とか書いておいて。 書けなければ僕が代筆するけど、ディーンは問題ないよね?
[尋ねたが、自分で文字を書いて渡されればひとつ頷きそれを受け取り確認してから端へと置いた。]
それじゃあこれを。トランシーバーは通信用に、ドッグタグはさっき言ったゲームの投票に使うから、無くさないようにね。
[そう言い使い方等を説明しながら手渡した。]
(@16) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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─モニタールーム─
ホント、なぁにやってんだかね、アイツはよ。
[モニターにアップになっているニールを見てくつくつ笑う。 ペラジーと同じ言葉を言いながら、自分もモニターから視線を外す。 ずっと見てて面白いわけでもなかった。 扉が叩かれるのを聞くと>>5、自然と視線はそちらへと向く。 自分を見て眉間に皺が寄るのに気付くと、にやにやとした笑みを浮かべた]
(@17) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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ようやく一人目か。 どれだけの奴が王になろうと思ってんのかねぇ。
[呟いた言葉は独り言のようなもの]
人の上に立ちたいと思ってのことか、金を使いたいと思ってのことか。 それとも純粋に、スラムの連中を思ってのことか。
[揶揄いにも似た声色で紡ぐ声は、モニタールームに居るものならば聞くことが出来ただろう。 そんな言葉を吐いて、視線はちらとペラジーへと向かう。 それもほんの少しのことで、何か声をかけると言うことも*無かった*]
(@18) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 21時頃
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―通路―
[カメラの向こう、今から向かおうとした先の二人が笑っていることなど知らず、 ようやく餌にありつけたゲルダはというと、手元から離れて足元にすりすりと体をこすりつけている。 聞いた話ではこれはじゃれついてるのではなく、マーキングの為ににおいをつけてるだけだとか、そんなことをふと思い出したり]
ゲルダも一緒に行くか?
[うなぁーとこちらを見上げて一鳴きすると、後をとてとてとついてきた]
(@19) 2011/02/06(Sun) 21時半頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時半頃
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時半頃
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─モニタールーム─
問題ない。どうも。
[代筆についてはそう返し、王からトランシーバーを受け取ると軽く動かし使い方を覚えた。 その為まだモニタールームにいれば、ヘクターの声は耳に届く。]
……でかい独り言だな。 数なんか知る由もないが……。
[一人も上に立とうと思う奴がいなければここは終わるなと言いかけたが、意味の無い言葉なので止めておいた。 揶揄するような声に、再び皺が深くなる。単純に声色に反応しているだけだが。]
それこそ、参加者次第だと思うが。
[自分はどうだと、ヘクターに告げることはなく。 視線を大人に向けると王の方を見ていた為、自分も同じようにそちらを見た。]
(6) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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王様は。 単に俺たちで遊びたくてこんなゲームをした……
[のだろうと、その言葉は少し懐疑を含むものだった。]
(7) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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―通路―
[だいぶ冷めてきた器の中身をしっかり飲んで。 話の輪には加わらないまま食堂を出た]
殺し合いは御法度なら、挑戦する価値あるよね。
[薄ら寒い通路の途中で足を止めると声に出し一人頷く。 決意を固めると王の部屋に向かって歩き出した]
(8) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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―モニタールーム―
[ヘクターの視線には気づいたものの、何も言わなければこちらも返す事もなく。]
そう思ってくれても構わないよ。
[その一面もあるので、ディーンの言葉は特に否定しなかった。 もっと別な理由もあるが、それは参加した者がゲームをやる中で感じ取ればいいと思っていた。]
基本的に手段は問わない。とにかく勝ち残ればいい。 ただ一つだけ言わせてもらえば、一人で勝ち残るのはとても難しいゲームだと思うよ。 それでも一人で勝ち抜けたなら、それはよっぽどの強運な事。 そんな王に導かれるのなら安心できるかもね。
[別な理由を告げる代わりに、そう口にした。]
(@20) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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―通路―
お?ありゃー先客、かね。 って、メアリじゃんよ。
[軽い足取りで王の部屋へ向かっていると、少し先を歩く人影>>8に気付き。 足を速めて彼女に追いつくとその頭を軽くぽんとした。]
よ、メーアリ。 お前も挑戦すんの?
(9) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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―通路―
[背後からの足音>>9に振り返るより頭をはたかれる方が早かった。 ビクッと背中を強張らせ、名前を呼ばれると安堵の息を吐いた]
脅かさないでよ、ヤニク。 うん。やってみようと思う。 あのお手伝いなくなると、色々手に入れるの大変になっちゃうし。
…も? ヤニクも挑戦するの。
[じっと見上げて軽く首を傾げた]
(10) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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―→モニタールーム―
[後ろで会話する声を耳にしながら振り返ることはなくモニタールームの前に着き、ノックをしてから中へと]
よう、ペラジー…っとヘクターの旦那も一緒か。
[ゲルダはこちらの傍から離れるとペラジーの方へと駆けていった]
もうあれから3年も立つんだな。 何かやることあるなら手伝うぜ?
[そう申し出て、自分は参加の意思はないことも同時に*伝えていた*]
(@21) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 00時頃
肉屋 ニールがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(肉屋 ニールは村を出ました)
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─モニタールーム─
ありゃ、気ぃ悪くしたかい? すまんねぇ、声がでかくてよ。
[ディーンの声>>6に、またにやけた笑みを向けた]
そ、参加者次第。 だからどうなんだろう、ってな。
周りを率いて良く治める王が誕生するのか、自分の欲望に忠実な王が誕生するのか。 それによってこのスラムの先も見えてくるだろうと思ってよ。
[言葉自体は真面目なものではあるが、にやけ顔、軽い声で言うそれは単なる興味本位に聞こるやもしれず。 しかしそんなことはお構いなし。 続いた言葉>>7には、ケケケ、とキツネ顔で笑うだけだった]
(@22) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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―通路―
おっと、悪ぃ悪ぃ。 でもいい加減これくらいでびびんねーようにしようぜー?
[びくりと身を竦めた後の苦情>>10に一応の謝罪は入れたものの悪びれない笑みでメアリーの髪をわしゃわしゃと撫で。
も?と問われると、笑顔のまま頷いた。]
そ、俺も。 一攫千金のチャンス、みすみす見逃す手はないっしょ。
(11) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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―どこかの小部屋―
[いつものように、今日も王様の見えないところで苛められている。 今日のそもそもの原因はなんだったか、とにかく不機嫌なことが理由だった気がする。 とりあえず、今蹴られたりしていて、とっても体が痛いことだけは確かで]
い、痛い、やめてよぉ…
[頭をかばうようにして縮こまり、そうすると背中とかおなかとかを蹴られることになり、 むしろそっちの方が向こうには目立つ怪我がなくなり好都合だなんてことに気づきもしない。 その反応が楽しいのだろうか、もうしばらくはやめてもらえる気配はなかった。 自分にできるのはただ、じっと耐えることだけ]
(12) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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―モニタールーム→―
……ふうん。
[一人で勝つことは難しい、その言葉>>@20は口の中で反芻する。]
確か複数が王に立つ事は問題なかったな。 とりあえずは了解した。
[そういい王らに背を向けようとして>>@22ヘクターの声が届く。 表情や言動には、やはり皺が消えないが、その内容には一言だけ。]
少なくとも俺は自己欲に忠実な王には為りたくないし、そんな王を認める事もしない。
[そう口にした後で、何かを悟ったように王の方を見た。 が、口にする事はやはりせずに、外へと向かう。
ちょうどニール、ゲルダとはすれ違う形となり、彼が王への意志が無い事も知る。 ゲルダの姿には、多少複雑な物を交えながらも外に出た。]
(13) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[前回毒を飲まされた事もあり、王の事は好きではないが。 ペラジーが王になってから、死人が減った事は否定できない。]
何も考えてないわけではない、か。
[扉の向こう、相変わらず食えない王だとは胸中で呟いた。]
(14) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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─モニタールーム─
おぅ、ニールか。 おめぇは参加しねぇんだな。
[ニールがペラジーに向けた言葉>>@21を聞いて、ひらひらりと手を振りながら参加の可否を確認した]
そういやおめぇさっきゲルダと遊んでただろ。 傑作だったぜ、おめぇの顔。
[口許に手を当てて、大仰にぷぷーと笑う。 相手が顔を顰めたようだったが、やっぱり構いはしなかった]
(@23) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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おーおー、立派な考えをお持ちのようで。 ま、精々頑張るんだな。
[立ち去ろうとするディーンの言葉>>13を聞いて、軽く肩を竦める。 そう上手く行くもんかね、と言う言葉は心の内だけに留めておいた。 ディーンの背にそんな言葉を投げて、立ち去る姿を見送る]
(@24) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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―モニタールーム―
[ニールの姿が見えると、フードの下から小さく笑う。 ゲルダがこちらにくれば、膝の上に乗せた。]
いらっしゃいニール。 ニールは参加しないんだ。
[そう返すが、参加の意志が無い様子には、そうとだけ返して。]
手伝ってもらえる分にはいくらでも、嬉しいよ。 それじゃ、食事全般相変わらずお願いするね。 後で使うことになるけど、敗者部屋に参加者を入れた時の食事の事の世話も、ついでにお願いしたいなと。
[あそこに入ると、しばらく出られなくなるからと言って笑った。]
(@25) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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―通路―
いきなりだと心の準備が出来ないんだもん。
[小さく頬を膨らませた]
ヤニクだったからいいけど。 捕まりたくない人もいるし。
[体格差で迫られると勝てない相手の方が多い。 首を振って何かを振り払う]
お金が目当てかあ。 ま、あって困るものじゃないよね。 やりたいことができるもの。
(15) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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