34 灯篭流し
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[そっと手をとられるとはにかみながら]
思い出します…
[ぽつりとつぶやく]
わたしは…お師匠さまや姉さまに不義理をしてしまって…“座”から外れなければならなくなって一人旅をしていたのですが
途中 やはり一人旅をずっと続けているという御方と会って その御方とふたりでしばらくあちらこちら巡らせていただきました 物を写さぬ目にも巡る四季と変わる風景が走馬灯のように流れる
(88) 2009/09/02(Wed) 00時半頃
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/なか/ 華月斎さんと話してみたかったにゃあ。 残念なのでした。
(-13) 2009/09/02(Wed) 00時半頃
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区切りをつけるためという若者の言には、 ほんの少し、ほんの一瞬、目を伏せた。 けれど、それもすぐに小さな頷きへと変わった。
そして、礼の一言と共にその場を離れた相手に、またナと一声掛けて。
「―――あァ、灯篭、確かに受取りました」
残された灯火の中の思いを見詰めるかのように、 暫しの間、光を眺めていた。
(89) 2009/09/02(Wed) 00時半頃
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そのまま屋台の傍でぼうっとしていたものだから、 通りを歩いていてつまづきかけた客の肩が当たった時は 大層驚いたのだった。
「っと、気ィ付けて下さいよ…――あいたたた」
気をつけるのはお前の方だ、と店主に窘められつつ。 通り過ぎた客の居た方を振り返った時。 ちら、と目についた二人連れの女性。 一人は見知った顔のように見えたが、 彼女に手を取られているもう一人は――さて、と首を傾げる。
(90) 2009/09/02(Wed) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 00時半頃
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「"座"から…?」
道中、手と祭の温もりに身を預け。 ぽつぽつと交わされる言葉に首を傾いだが、 あぁ、なるほど、瞽女組織の事か、と至る。
「そう……貴方にも色々、あったのね…」
色々と言葉は浮かんだが、余計な事は言わなかった。 変わりに掴む手を少しだけ強めた。
「其の旅は、楽しかったのでしょう?」
ふわりと笑んで、問い掛ける。 其処でちらりと視線に入る男の姿>>90 どうやらあちらも此方に気付いた様で視線がぶつかるか
(91) 2009/09/02(Wed) 00時半頃
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[小さな村でも いや小さな村での祭りだからこそか 人ごみに手をひかれながらも 怯えながら足をすすめる ぶつかり合う人の声が大きく響いてそちらの方に顔を向けて]
大丈夫ですか?
[華月斎へと声を掛けた]
(92) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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/* もう時間がない…内緒話も使ってないしなー。ほとんど絡めてなくて申し訳ないです。
皆さんお疲れ様でした。また会う日まで。 エピはあるのかな?
(-14) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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[>>91 菊の優しげな声色に]
ええ、泣けば泣くほど事は…
---でも
ええ その旅を思い出すと わたしにも…幸せな事しか思い出せず
一緒に旅したその方がいつも懐かしそうに語っていたのが この村の灯篭祭りの事
(93) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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色とりどりの灯篭がいっせいに暗い洞窟から広い海へ 流れていく様が
本当に美しかったと
いつもいつも 語ってくれました
(94) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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完成した灯篭をくるくると回して眺めている。 団子屋の親父の視線に、軽くそれを持ち上げて見せた。 脇に置かれた団子とお茶。代金を支払うと、店を後にする。
墓地 苔の生した一つの墓石の前。灯篭を静かに置き、祈った。
墓地へと墓参に来た人たちを見つけては 黙って灯篭を掲げ、想いを乗せて行く。
そうして、灯篭流しの時が来れば 口を閉ざしたまま、人々と共に行くのだろう**
(95) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時頃
懐刀 朧がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(懐刀 朧は村を出ました)
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ウトと共に男へと近づいて。 菊はあれ?と首を傾いだ。 記憶の片隅に引っ掛かる影があるが、出てこない。 晴れそうな霧なのに、晴れてはくれない。
「……」
少しばかり考え込んだところに、ウトの声。
「ええ、本当に――。 其の方の謂っていた通り、綺麗なのよ」
笑みを浮かべて、
「きっとあなたが此処へ辿り着けたのも、 大事な人達の思いが導いてくれたからかも、 しれないわね――。」
一つ、頷きを見せる。
(96) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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その方の在所がこの村だと。 なので せめて… あの方の魂を 灯篭に込めて 流して差し上げたいと
[ぼんやりとしか見えないが色とりどりの灯篭が優しい光を揺ら揺らと放っている。それはまるで遥かな海にむかって浮かぶ天船のように女の目には映るだろう]
(97) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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後妻 菊は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時頃
後妻 菊は、手妻師 華月斎とウトを交互に*見遣った*
2009/09/02(Wed) 01時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時頃
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はた、とその女性と目が合って。 暫く、きょとりとしていた。 傾げていた首を、更に傾げた。
「……ん、あァ」
丸く見開かれていた華月斎の目は、大丈夫かと自分に掛けられた声の方へ移った。 近くで見ると、その女性の姿、眼差しの色がより良く見える。 ああ、瞽女か、と察した。
「あァ、いンや、大したことはありませんで」
彼女らが互いに交していた言は、通りの賑やかさに紛れて上手く聞こえていなかったのだが。 僅かに聴き拾えた瞽女の言葉に、何かピンときたらしく一度だけ瞬いた。
(98) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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けれど、先によみがえった記憶は――
「―――…お菊さん?」
都へ出てからも、この時期だけは月丸は常に村へと戻ってくる。 その度に村の衆の顔はきちんと目にしている筈なのだが――。
「お菊さん、っすよね?」
とりわけ、彼女のその薄い眉、小さな目は一目見て、 ああ、あのお菊さんだ、と判るような特徴的なものであったように思えたのだが。 何故か、自分の知っている「お菊さん」であると言い切る自信がなかったのだった。 その位、村の記憶が、薄れてきていた。
(99) 2009/09/02(Wed) 01時頃
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野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時頃
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[菊が誰かに近づく様子]
菊様の…お知り合い?
[手妻師 華月斎へ会釈をする]
(100) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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[華月斎の手元をみて揺らめく光を見つめると]
あなたも燈篭を? どなたかの御縁を
[静かに尋ねた]
(101) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時半頃
野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時半頃
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― 村出口 付近 ―
……ねぇな
[ごそごそ懐を探ると子供達の土産に買った玩具をどこかに落としてきたようだ。村の出口に向かっていた足を返し]
…あそこかね。
[先ほど立ち寄った店に足を向けた]
(102) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時半頃
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[ぼんやりと弱い視力でとらえるのは華月斎の持つ灯篭の朝顔の模様]
朝顔はあの方の好んだ模様 もしかしたら…貴方は …余四朗さま?
[たびたび聞いた旅の連れの話しに頻繁にでてきたその名前を華月斎に尋ねた]
(103) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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[華月の店の前で話し込んでいる3人の合間を縫って]
ああすまんね。姉さん方。ちょっとお邪魔して…あったあった。
[大事そうに袋を抱え、ちらりと女の顔を見ると月草で話した女だった]
…………たびたびすまんね。
[こういう場合は焦らずに落ち着いて立ち去るのがよいと知っている。顔を伏せながらその場を立ち去ろうとした]
(104) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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えへら、と瞽女に向けた笑みに苦いものが混じった。 自身のなさを何処かごまかすような、僅かな弱々しさ。
「あ、知り合いっつうか…――近所の姉さん」
自分の周りの、少しばかり歳上の子どもたちを見ながら月丸は育ってきた。 かれらの姿を、少し離れたところから羨ましそうに眺めて過ごしていた。 そんな子供時代も十数年前を境にぷつりと切れてしまったのだが。
「近所の姉さんの…――お菊さん。 あ、俺は、……んっと、」
幾許かの間の後。
「つき、……―――華月斎。 都でほんの少し見世物をして回ってるんですが、 今はちぃと此方に仕事がありまして」
これも何かのゆかり、と会釈を返した。
2009/09/02(Wed) 01時半頃
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えへら、と瞽女に向けた笑みに苦いものが混じった。 自身のなさを何処かごまかすような、僅かな弱々しさ。
「あ、知り合いっつうか…――近所の姉さん」
自分の周りの、少しばかり歳上の子どもたちを見ながら月丸は育ってきた。 かれらの姿を、少し離れたところから羨ましそうに眺めて過ごしていた。 そんな子供時代も十数年前を境にぷつりと切れてしまったのだが。
「近所の姉さんの…――お菊さん。 あ、俺は、……んっと、」
幾許かの間の後。
「つき、……―――華月斎。 都でほんの少し見世物をして回ってるんですが、 今はちぃと此方に仕事がありまして」
これも何かのゆかり、とウトに会釈を返した。
(105) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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[>>103女の発した名前に去りかけた足を止めた]
……それは俺の名前だよ。なんだい姉さん俺のこと知ってるのかい?
[少し疑う様な口調で聞き、朝顔はあの人がと続く言葉には]
・・・どういうことだい。
2009/09/02(Wed) 01時半頃
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/* だータイミングがあわん…orz
(-15) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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[首をかしげながら男の返事をまつが その反応はどうやら違ったらしく]
ああ…間違ったらすみません わたしの旅の道連れ…沙耶様のお知り合いではないかと ふと そう思ったので。
華月斎様・・・。
[名前を名乗られれば 人間違えしてすみませんと眉根をさげて華月斎へ笑いかけ 反して自分の名前をウトと告げる]
(106) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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[>>103女の発した名前に去りかけた足を止めた]
……それは俺の名前だよ。なんだい姉さん俺のこと知ってるのか?
[少し疑う様な口調で聞き、朝顔はあの人がと続く言葉には]
・・・どういうことだい。
[何かを思い出すように顔を顰めている]
(107) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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/* あーもうまた(涙!ごめんなさい二人とも!
(-16) 2009/09/02(Wed) 01時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 01時半頃
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/* あ、あ、あ。 ほ、ホントにすみません……orzorz フォロー有難うございます<ウトさん
(-17) 2009/09/02(Wed) 02時頃
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野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/09/02(Wed) 02時頃
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[>>106 沙耶の名前を聞くと明らかに表情が変わった]
…さ…や…ここの村出身の女のことか? …そう…だろうな…沙耶…いや、あいつは今どこにいるんだ?…元気にしてるか?
[絞り出すような声でウトに沙耶のことを聞いた*]
(108) 2009/09/02(Wed) 02時頃
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[>>107突然 どこからか聞こえてきた声に驚いて]
その声は? えっと お団子屋さんで奢ってくれた方…かしら? ---あなた余四朗さんとおっしゃるの?
[きょろきょろと周りを見渡し、相手の姿を探しながら問いかける]
沙耶さんという方を…ご存知で?
(109) 2009/09/02(Wed) 02時頃
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