221 堕天の姦計
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[知識だけでないものを教え与えてくれるジェフェルの、「試し」と「諭し」にも似た眼差しをラピスラズリの明眸は見上げる。]
牢獄に至る前に一度、大規模な襲撃が… 先遣隊を分けたのは、少人数となって襲撃を誘うためでしたか?
…ええ、予測される襲撃に、不意はつかせません。 むしろ、先遣隊と連携をとって挟撃という手も。
[導かれる声に宿るのは知的で曇りない敬愛。 だが、出過ぎた意見はしないよう、そっと翼を肩に寄せる。]
(89) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[>>75名を呼ぶミルフィの声に、頷きを返す。 頭を垂れる鉾使いの姿は、まだ御使いを崇める者のそれに近い。
けれど、いずれは――]
参りましょう。
[>>84まっすぐに微笑みを向けてくるヨラニエルへ、同じ視線で応える。 共にある、仲間]
(90) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[牢獄。《憤怒の谷》。聞こえ来る言葉に眉を顰める。
癒しの光をすぐにでも、届けられればいいのに――願えども、今は信ずる他はない。 彼女にできるのはかつても今も、祈ること。
想い、祈れば光輝は増し、天使たる身となったヨラニエルの祈りは、それそのものが力となり得る。 うっすらと守るように不可視の想いの翼が広がる。 空気に混じる邪を祓うように抗うように、ただ静かに聖なる力が増していく。 少しだけ、空気に優しさが加わった。
この光さえあれば、正しき光があれば。信じる心が「ちから」だった。 そして、必ず届くと信じている]
(91) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[小隊の長たる御使いが口にするのは、聞くもおぞましき谷の名]
……山をも裂くほどの、「憤怒」……
[神の怒りは、憤怒などではない。 地を裂き、雷を落としても、それは戒めを与えるためのもの。
激情の名を冠したその場所に、同胞は囚われているのだろうか]
……サイモン。 もう少しだけ、待っていて。
[水晶の照らす闇の先を、見つめた**]
(92) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[小隊に合流して以来マリエルと言葉は交わしていない。時折交錯する視線、あるいはまた。
左の手を握り、感触の記憶を醒ます]
[出立の前、天の門前においてマリエルの左腕へ触れた。 嵌められた銀の腕輪へ滑り、掴む強さまでは見せず柔く。
篭めた念いは、無言のうち––つまり言葉足らず]
(93) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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メモでも同じ現象出るわ……<スクリプトは云々 重いせいなのかな?一応スクショは取った。
(-71) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[トレイルへ向ける視線は柔らかい。 その明晰なるを嘉して、指先を頬へ伸ばす。]
ゆえにこそのケヴィンだ。
[声に宿るのは、揺るぎなき信]
―――挟撃の形となれば、 我々の優位はより増すだろう。
そのように試みるとしよう。
[意見を容れ、翼を合わせる。 白光とアクアマリンの光が、互いに響き合った。]
(94) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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/* エロいおっさん
(-72) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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どうしようか考えてるなう。
ほかから何もなければ、牢獄前で囲まれて隊長へるぷみー!を出そうかなと思ってるけれど、挟撃案もあるっぽい?
(-73) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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/* 5分ごとに自動で更新、の機能が重たくなってるのかな。 このスクリプトが重たくなっています、の警告表示がしきりに出る。 次出たら、URL控えておこう。
(-74) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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ー 偵察隊 ー
[本隊を離れるや否や、言葉を崩したマリエルに、くしゃり、と笑みをこぼす。 心地よい戒律も、清らかな祈りも、彼女には堅苦しいものらしい]
[だがすぐに、表情を引き締め、行く先を指差す。 先を急ごう、ここは気を抜いていてよい場所ではないと。 例え、彼女から見てここが故郷であっても、故郷の方は彼女をもう、仲間とは見てくれないだろうから]
(95) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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お、ケヴィンさまの素敵防御シーンみたいで一致してるかな?
(-76) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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衝突こわくてついつい様子見ちゃうねー
(-77) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[隊が進む先を見据える厳しい視線が、 ほんのいっとき、微笑に変わる。 先行しているマリエルとケヴィンがどうしているか、 容易に想像できたため。
マリエルが魔であったころのことは知らぬ。 だが、なぜ自分の隊に組み入れられたかの経緯は 上官たる天使より聞かされていた。
マリエルの腕にある銀の腕輪は 聖性を付与するために使徒の翼を織り込んであるらしい。 その一部が、己のものだ、と。]
(96) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[それが真実か、確かめたことはない。 腕輪を通じて力を送ることもできる、 いざとなれば、掣肘することもできる、 とも聞かされたが、試したことも、試そうと思ったこともない。
いずれにせよ、マリエルは隊の欠くべからざる一員である。 それだけは、確かな事実だった。]
(97) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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Σ なんて素敵なフリ……。
(-78) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[――……―…―…… …
あの日も祈り続けていた。主よ、神よ、お救い下さいと。一心に。 ただ命が喰い潰されていくばかりの時間。 ヨーランダはただただ己の身ではなく子供らを、寄る辺なきものたちの未来を祈った。 祈りは彼女のいのちを削った分だけいのちを与えた。
やがて費えるその時に、絶望ではなく希望を得て逝けたのは物言わぬ天使の輝きに迎えられたからだった]
(98) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[欠くべからざるのは、他の者も同じこと。 白銀の射手たるパティエルもまた その妙技で己と隊を幾度も救ってくれた。
同じ使徒として、自分が小隊を任される以前より、 幾度か共に戦いへと赴いたことがある。 肩を並べ、背を預けて戦ううち、 友情と呼ぶべきものが、己の中に芽生えるのを覚えた。
だからだろう。自分が小隊長となったとき、 隊の一員としてパティエルを呼び寄せたのは。]
私の後ろを、君に任せたい。
[そんな風に要請したのだ。]
(99) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[>>89襲撃を予測するトレイルと隊長の会話に、案ずる気持ちが湧かないと言えば嘘になる。 と同時に、あの方ならば大丈夫と思う気持ちもまた大きかった。 それに――]
(マリエルさまもいることです……)
[当のマリエルが何を思うかは露知らず。 純真にただ、魔界をその身を以って知る心強い方だと信じている**]
(100) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[索敵の合間、隊列の状態を確認し、自身の配置の微調整をする。 右後方中空には敬愛する小隊長ジェフェルとその参謀たるトレイルの姿。 ジェフェルが持つ水晶が先遣する二つの光が向かった方へと光を伸べ、隊の行く先を示し続けているのが見えた。
その下方にあるはノックスと同じ殉教者であるヨラニエルとミルフィ。 想いを力とし、治癒を得手とするヨラニエルには幾度か世話にもなったか。 ミルフィについては未だ知らぬところも多く、その実力も未知数。 けれどジェフェルが直々に召し上げたと言うのだから、敬虔たるや篤いものを秘めているのだろう。
その後方に輝く白銀の使徒パティエル。 静たる佇まいは周囲に冷静さを生み、白銀の弓より放たれる矢は行く先導く一条の光として周囲を鼓舞する。 その姿に己が士気を高めたことは一度や二度ではない]
(101) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[右方に立つエリシェバを見遣れば、位置を隊のやや前方へと移していた。 それぞれの配置を鑑み、それに倣いノックスもやや前方へと進み出る。 常は門番として佇む彼の姿は幾度も見かけていた。 背に抱く羽は自分とは異なる形をしており、それ故に帰依した者であることが知れる。 しかしそれはここに於いては些事に過ぎない。 主の下に居るものは、須らく信頼すべき同胞なのだから]
(102) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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/* これを書くのにどれだけの時間を費やしているのかと自分を小一時間問い詰めたい。
(-79) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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/* ←誰に見出されたかすら決めてない人(n・ω・n)
ここに居ない天使でも良いじゃない、と思っている(
(-80) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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/* >>98あれ?よく見たら訂正前の原稿……これじゃ状況分かりにくいとか思って、教会が崩れかけて助けがなかなか来なかったとか書いたはずなのにおかしいな…… えーと。退席記号も打ったし、見なかったことにしておく?
上手い修正法が思い浮かばなかった…!(悲劇
(-81) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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[ケヴィンの指差す動作を見やると>>95 言葉にはせず頷き返すのみ。
瘴気に当てられるのはサイモンだけではない。 自身も、また噎せ返るほどの濃い瘴気に顔を顰める。
ここに長くいたらどうにかなってしまうかもしれない。 胸に去来する心持ちは怯え。 此処はもう馴染みの故郷ではなかった]
(103) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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[力を奮い起こそうと、 右の手に鞭を挟んで腕輪ごと左腕を掴む。
出立前、クラリシエルがそっと触れた柔らかい手の感触>>93 そして、その腕輪に織り込まれているという ジェフェルの勁く美しい翼に想いを馳せる>>96
魔族であった頃には存在をせせら笑っていた、仲間たちとの絆。 それが今は何にも代え難いと――思う。
瘴気を振り払うように翼を広げて 敵の目をくぐり抜けるように細心の注意を払って闇の中を滑空すると、 やがて山間の奥深く裂けた谷《憤怒の谷》が眼前に見えた]
(104) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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ようし、みんな寝たっぽいから、予定通りでいいかな(チキン)
(-82) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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― 《憤怒の谷》 ―
……いくらこそこそ隠れて飛んでいるからたって、 やけに敵さんに会わなかったわね。
[その事実に不審を感じながら]
向こうさんもこういう時だけは利害が一致するのか、 珍しく連携とってるのかもね。 サイモンを見つけた瞬間に襲い掛かられたりして……。
ま、だからといって探さないのはガキの使いよねぇ。
[推測が目撃情報になれば。 小隊参謀の言葉>>78に従うべく、 峰に沿って谷を急降下していった]
(105) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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[マリエルの様子に気を配りつつ、そっと滑空の翼を寄せる。 額に光輝を持たぬ代わりに、燐光をこぼす広い翼を]
[しかし、警戒の視界に敵影はうつらない。マリエルに頷きつつ、懸念を浮かべる。 もしや、すでに通り越え、敵部隊は本隊へ向かっていやしないかと]
[だがすぐに否定する。 見過ごす程度の数ならば、本隊の敵ではないと]
[ならば、これを好機として、進める場所まで進むまで……]
(106) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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