196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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物売りは目立ってようやく一銭の世界にございますから、着物の美しさをお褒めいただいたとあらば恐悦至極。 ですが雪景色の美しさには、御風邪を召されぬよう。 もし御用命ございますれば薬売りの芙蓉をご贔屓に。
[残るという老爺にそうして一礼すれば、促されるまままた屋敷の中へ踏み入る。 先程来ていた紅い着物の少女――それこそ、お嬢さんの顔色が気にかかっていた**]
(77) 2012/12/30(Sun) 20時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 20時頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 20時頃
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[ザクッザクッザクッ。 降り積もる雪を蹴って、ただひたすらに走る。]
ぁぅっ!
[べちゃり。思い切り転んだ。 けれど、その背に落ちるはずの雪は、透明の傘に遮られて。]
……ッ!!
[左腕を軸に、素早く身を起こしながら。 右手に持ったナイフは、シュッと風を切って少年の首元で止めた。]
(78) 2012/12/30(Sun) 20時頃
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『君も、哀しいの?』
キミ、誰? ……。異人さん?
[答えはなかったけれど。果敢無く笑う顔に。]
……キミは? 哀しいの?
[少年の問いに自分が答える事もなく。 こちらからの問いに少年が答える事もなく。
雪を掃って立ち上がり、また走り出そうとした所で、招待状を差し出され。**]
何、これ? ……。別に、行ってもいいけど。
(79) 2012/12/30(Sun) 20時頃
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/* >>79 >ザクザクザク ドムドムドム ジムジムジム
……などと、くだらない事を考えてしまいました。
(-45) 2012/12/30(Sun) 20時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 20時頃
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/* あん……やっぱせっかくの振りだったし女性っての受ければよかったかなああごめんなさい雷門さん ほんとはどっちになってもいいつもりで性別欄空白にしていたんだけど女性での動きが思いつかなくて……
男芙蓉やるのも夢だったしなあはじめから男って書いておけばよかったかもしれない
ごめんなさい雷門さんほんとうに
(-46) 2012/12/30(Sun) 20時半頃
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/* さ、て 名前どうしましょうか めいのしん、あけのしん、あきのしん…
179
(-47) 2012/12/30(Sun) 20時半頃
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/* おっとしっぱい。 561でした
(-48) 2012/12/30(Sun) 20時半頃
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/* 灯刳?ひぐらし…刳る、抉る、と いや 久慈…くじ 望月、は 前回、と さて
久慈明之進 で どう? 寒いところの出身らしい
(-49) 2012/12/30(Sun) 20時半頃
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/* 165+8 20±4
とか
(-50) 2012/12/30(Sun) 21時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 21時頃
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はい、いろ
[灰の色。 人がいつか、行き着く色。
何故焼くの、と少年だった男は言った]
(80) 2012/12/30(Sun) 21時頃
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はい 灰 薄汚い、しろ
[答えては貰えなかった。 見上げた、その日初めて見る顔は、逆光になってほとんど見えない。恐ろしい化け物みたいに、顔のあるべき所ががらんどうになっている]
…薄汚い しろ
[視線を下に向ければ、まだ何にも犯されていない白があるのに]
いらない
[睫毛の先にまで、その白を積もらせて、男はただ、空を見上げ――瞬いて、息を、吐く]
(81) 2012/12/30(Sun) 21時頃
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[ほう、ほう、と。
吐く息は少しずつ、色をなくしていく]
(82) 2012/12/30(Sun) 21時頃
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『君も、哀しいの?』
[聞こえた言葉から身を守るように、だらんと下げていた腕で、紺鼠の色無地をかき寄せるように身を縮めた]
…だって 灰 は、
[固く、目を瞑る。 睫毛から零れた氷が、細氷のように僅かな陽を反射して落ちていった]
(83) 2012/12/30(Sun) 21時半頃
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[雪が、止んだ]
………全部 飲み込むんだ
[記憶も、想いも、熱も重みも全部、全部全部 飲み込まれていく]
『哀しくないよ。 さぁ、行こう』
[ゆっくりと瞼を持ち上げた。 やんわりと笑む黒の少年は、灰色の中で]
(84) 2012/12/30(Sun) 21時半頃
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[救いだと、思えた]
(-51) 2012/12/30(Sun) 21時半頃
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[ だと、思えたから]
――――…うん
[差し出された手紙を、火鉢に触れる時みたいに、おそるおそる――けれど期待を持って、受け取った]
(85) 2012/12/30(Sun) 21時半頃
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/* 珍しくCSSをかえてみたんだけれど、秘話のどきどきがうすれるな。戻そう。
あとここまで、さっきのキーワード三つでかきましたよ、と。 さて、どんな人かな?
(-52) 2012/12/30(Sun) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 21時半頃
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/* あああとそうだ
「今度こそ!疑おう!!」
これ今回の目標
びくびくした子でもやろうかなーとおもったけどしのちゃんがだいぶびくついてるっぽいので まだ明の性格はわかりませんが
「誰も、信じない」
くらいで。
(-53) 2012/12/30(Sun) 21時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 22時頃
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―館内・エントランス―
[扉の向こう、人の気配の有無を窺ってから沙耶様は扉を開けました。人一人がちょうど入れる隙間を作り、身を滑り込ませます。すぐに閉めようとしなかったのは、後から人が続くと知ってのこと。
志乃殿と芙蓉殿が館内に入ってから外をご覧になりますと、風伯殿は傘を手に鈍空を見上げていらっしゃいました。 じつと動かぬ姿は、まるで道の途中の地蔵様のよう。 お嬢様も同じ空を見られてから、そっと扉を閉めるのでした。]
(86) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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/* 沙耶はこれ誰視点で描いているのだすげえなあ……
くじあきのしんというメモの文字列に明之進をあきのしんと読む仲間が増えた気分で嬉しい ヾ(。・ω・。)ノ
(-54) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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[紐を外して笠をお取りになり、耳の高さで結ばれた黒髪は簑の内に入れたまま、志乃殿と芙蓉殿の方を向きます。 咳払いの後、低めの声を出して足下を指差しました。]
こういった建物では履き物を脱ぐ必要はないのだが。 誰ぞ、出迎えはないものか。
[雪の日だからこそ、足を洗う湯が欲しいものです。]
(87) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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― 館入口 ―
[雪の中、少年の手を引きながら、再び走り出す。 やがて、一面の白の中に浮かび上がったのは、立派な黒い洋館。]
はぁっ。はぁっ……。 [少年の手を離して、前屈みになって膝に両手をつき、暫し呼吸を整える。 顔を上げて、隣に居ると思っていた少年を見ると。]
……あ、あれ? 居ない。
[きょろり、辺りを見回して、少年の代わりに目に入った姿は。>>67]
しょーねん? なわけないか……。
[急に年を取るわけはないから、化粧で姿を変えていたり? いや、『別人』の線が濃厚と分かってはいるけど。 小さく首を傾げながら、同時に、まだ少年の名前も聞いていなかった事に気付いた。*]
(88) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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/* あ えと
ええっと
ああーーーああうあうあう
またナチュラルに肉親をころしてしまtt (想定母
うーん
明は、何が哀しいんだろう・・・・?
(-55) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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[赤い瞳は見ないようにした。 灰を作る火を思い出してしまうから。 不思議な傘は、触れると柔らかく、裾から白い腕をむき出しにして、数度つついてみた。 それにも飽きて、段々肩が下がり、首も下を向いた頃]
………くさい
[湿った紅の匂い。花の、匂い。 館の前に佇む男の傍を通り抜け――自分からは声をかけることをしなかった――館の扉に手をかけた]
(89) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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[溜め息を落として志乃殿の顔を見下ろし、刀の柄を腕で抑えます。]
――あなたは、武士が怖いか。 それとも、この刀が怖いか。
ハハ。正直に申せば良い。
[お嬢様が簑をお取りにならないのは、血の着いた着物を見せぬ為。 紅の衣よりも、紅の蝶よりも――赤い生きた証と、奪った証。
頬を引きつらせて無理に笑うと、お二人から一歩遠ざかります。カツンと踵が床を鳴らします。]
(90) 2012/12/30(Sun) 22時頃
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[芙蓉殿の出で立ちを見られるお嬢様の目は、どちらかというと好奇の色が強くありました。
『物売りの跡継ぎは、 息子と相場が決まっていましてね。 』>>76
大方、物売りに変装しようとお考えなのでしょう。]
薬売り――と聞こえたが、真か。 傷薬はあるか。 残りが少ないゆえ、買いたいと思う。
今でなくて良い。落ち着いたらで構わぬ。
(91) 2012/12/30(Sun) 22時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 22時半頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 22時半頃
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[引いても開かぬ。押しても開かぬ。 掴んだ取っ手は、ひとりでに動き、取れるのだろうか、と引っ張れば]
わ、わ …と なるほど
[やや間抜けな声を上げながら中を覗き込み、今一度来た道を確認するように後ろを振り返った]
………ぁ
[黒の少年は姿を消し、薄い足跡も少しずつ消えていった]
(92) 2012/12/30(Sun) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 22時半頃
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[雪の下、驚く男の顔。 少年武士の恰好をした、少女に思う声に 女性と見紛うた、青年。 長く生きていれど間違うこともあるものだと、乾きにも似た笑いが浮かんだ。]
之は之は、失敬を致しました。 身体は冷やさぬよう努力致しましょう、御心遣い痛み入ります。
[少年へはそう告げて頭を下げるのみ。 判らぬままの性に興味は抱けども、少女から押し返された唐笠にそれも掻き消され。 追い掛けるように中へと消えていく姿に、ひとつ吐いた息が白さを彩った。]
(93) 2012/12/30(Sun) 22時半頃
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[扉の開く音>>89>>92に反応するように、自然と左の足が下がります。 追っ手でないと分かると、ふうと息を吐くのでした。]
(94) 2012/12/30(Sun) 22時半頃
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