196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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そのような、とは、なんだ。 大事な事であろう?
手持ちの薬を全て売って欲しい。 別の効用の薬も欲しい。 ――等という言葉でも期待したか。
[秘密は守ると誰しも言うものでしょう。 尚も視線を弱めずに居らっしゃると、芙蓉殿の眸の奥に光るものがありました。
何かと確かめるように、向ける視線の色が変わるのです。]
(-139) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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手を引かれるまま、薬の入り用だと思って?
薬売りも哀しいからでは――いや、どうでも良いな。左様なことは。
[頭を振り、唇を強く結びます。口を滑らせたと自戒を混めて。]
あの少年にはまた逢えるであろうよ。 聞いた言葉が真実ならば――また。
[哀しく、ないのであれば。また。]
(252) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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[少年から渡された招待状の中身をまだ見て居なかった。 痩せた男の肩に触れる際、袴の帯に挟んだ招待状を抜き出して封を開ける。
そうこうして居るうちに、娘は館の奥へと行って仕舞った。
子猫のように落ち着かない──言い換えれば元気の良い──後ろ姿を目で追って、取り出した招待状に視線を落とした。]
(253) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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[奥へと向かおうとする沙耶様が鞘同士を鳴らすように動かれたのはわざとなのでしょう。]
嗚呼、一つ忠告を致そう。 先のように童も武家も同じく人であると――そう、武家の前で言うものではない。
そこだけを聞き咎められ、 斬られても文句は言えまいよ。
[お人好しだとご自分の事を評する芙蓉殿を見て小さく笑って見せるのでした。*]
(254) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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上客かどうかは、見目が決めるものじゃぁありませんよ。 どんなに麗しのお姫様でも、お買い上げいただけないのではどうにも悲しいものでして。
[冗談をいう浪人――慶に、わざとらしく眉を下げる。]
安心されても困りますよ、医者とは違うのですから。 あくまで薬はお出ししますけれど、診ることは出来ないものでございます。 下手な怪我はなさるものではございません。 最も……お客様が増えるのに、悪い気はしないものですが。
[笑いが漏れるのには、こちらも眉下げたまま苦笑いを零すばかり。 そうして言葉交わすうち、また一斉に人がやってきた。]
(255) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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― 一階・居間 ―
[青年の名は、明之進というらしい。
火の前に来ればより暖かいだろうに、 怯えがあるのか、それが出来ない様の青年。 加えて、真正面から気遣われるのが苦手な様子。
難しい歳頃なのだろう。
少し近付いて様子をと、腰掛けた先、柔らかい座り心地に戸惑い、]
――ぁ…。
[うまく安定が取れずにぽすん、と背もたれに倒れ込んでしまう。
行儀悪く、脚を投げ出す形のまま… ゆらゆらと揺れる暖炉の火を眺めた。]
……火が、
(256) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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ぱぁてぃ。
──とは、なんでしょう、ね。
[山奥の小さな村で育って来た巫女には、パーティの文字の意味する処は判りかねる。 前後の文脈より、何らかの集まり──と、推測するのが精一杯だった。]
(257) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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あるならば、湯も飲めますね。
すっかり体を冷やしてしまって、……内からも温めたいものです。 欲を申せば、お茶などいただきたい。
[しかし目の前の火が入っているものには、 囲炉裏や竈と違って、鍋をかける場所が見当たらない。
ここでは湯を沸かせないのだろうか。]
客人に茶の一つも出さないのか、とは この国のみの風習なのでしょうかね。
……勝手場など、見かけませんでしたか?
(258) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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―現在・二階廊下―
[人の話し声が増えていきますのに、お嬢様はまるで避けるかの様に階段を上がってしまわれました。 板張りの上に敷かれたものは雪のように白く、館外のように銀に煌めいておりました。 装飾だけでなく薔薇の香りまで届くようになりますと、慣れぬ匂いに鼻を摘まんでおられるのは、人の視線がないからに違いありません。]
(259) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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――洋館・エントランス――
>> 246
これはこれは、こんばんは。お美しい神さんのお使いで。ご機嫌よろしゅう。
男の子? はて? たしかに奇妙な小僧っ子が居てましたけど、どこぞに消えて居なくなりましたわ。 わたしもお連れの旦那さまにお声掛けいただいた身で。 名は世渡介。性は菱川。着物売りをしとりましたが、訳あって今は一人であちらこちらと旅しとります。
>>244 >>248
元気な娘さんやな…どっか行ってしもうたがな。 それにしてもなんや思てた以上にたくさん人が居てはりますな
[いろんな人らがおるなあ。男か女かようわからんやつもおりよる。]
(260) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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[よいしょと身を起こし、立ち上がって乱れた着物を直す。 どのような応えがあっただろう。
勝手場の場所を教えられればその通りに。
見ていないと聞けば、 探しに出ると言ってその場を暖かな部屋を出ただろう。]
(261) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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[封を閉じ、招待状をまた帯に挟む。 父ほどに歳の離れた男の腕には、まだ白い手が添えられて居る。
男の云う「手当」>>209を待つように、今は鈍い痛みとむず痒さに変わった足裏を床から離し、男に寄り掛かって居る。]
(262) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 18時半頃
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―一階廊下―
[黒の館の中を、物珍しいと落ち着きない視線で語りながら歩いていく。
つい先刻。 お侍の刀、怯えていない事を告げれば見ることを許される>>136 其を間近にしたのは、記憶も掠れるほどの遠い昔。 一つ頭を下げて、其れは優しさか何かへの礼のつもりで、その場を後にした。
さりり、と床を擦った草履が音を立てる。]
(263) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 18時半頃
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消えて?
……同じですね。 わたしも、男の子に手を引かれて来たのですが、ほんの少し目を離したら、もう居なくなっておりました。
不思議なことです。
……旦那様?
[長髪の男の視線は、己が掴まる痩せた男に向いて居る。]
いえ、此方もわたしたちと同じ、招待客らしいですよ。
[ねぇ、と確かめる視線を雷門へ。]
(264) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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―おそらく幾らか前・エントランス―
[私が洋館の内に一歩踏み入った後、小鈴が扉を開ける音>>190、雷門が彼女と私に掛けた声>>193を背に聞く。 音も無く降り積もる雪の中に、それ以上の声音は埋もれ、この耳には届かない。 去り際に零していた私の声も、かの人に届くものとは思わなかった――、
凍えから、仄かな暖気へ。昏い鈍色の下から、高い天井のうちの灯りへ。より濃く立ち薫る花の甘さ。 知らざる館の、その装飾をぼんやりと目に映しながら、私は歩いていた。]
(265) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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世渡介さんと仰るのですね。 わたしはゆり。
在郷の白烏神社で巫女をしております。
[菱川世渡介と名乗った男へ名乗りを返し、射干玉の瞳をやはらかに細めて見せた。]
(266) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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[未だ僅かに肩に、頭に載る雪は、融けて衣に染みていく。 それでも私は髪を覆う絹を解くことは無かった。 此方にかの黒いわらべは見えぬか、と辺り見回すも――。 私はただのひとりで、少しばかり俯いて、また彷徨うように歩き出していた。
雷門の告げたとおり、幾人かがあちらこちらから呼び掛ける声が木霊するも。 誰か、と。その応答の声も。後から館に来た人の話し声も。 この時は、そんな他の人のすがたを追うことが、できなかった。 私はただ、少しだけ絹を目深にかぶり直していた。]
(267) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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[ わかりませぬ ]
[遠い記憶が良いものかどうか。 己には判断つきかねると、ゆるく首を振った。]
[ いやな おもいででは ないのです ]
[ただ事実一言にするならば、其れは、手の届かなくなったもの。 未練も執着も違う、過去を懐かしむ視線になる。]
(-140) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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[冷えきった身体に館の暖気が入り込むと、一度、ふるりと震え、片手で雷門の腕を掴んだまま、肩をさすった。
寒いからとて、自らもっと暖かい場所を探すでなし。 雷門に治療を求めるでもなし。
与えられるを待つように、只、其処に立って居る。 誰かが奥へと促すならば、頷いて後へと続くだろう。**]
(268) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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[装飾も、窓も。 何もかもが、見慣れぬもの。
狭い世界でしか生きてこなかった眸に、不思議さばかりを募らせる。
間近にあった戸に手をかける。 見たことのない取っ手を、恐る恐る捻ってみれば。 蝶番が甲高く鳴いて、鍵の掛かっていない事を告げた。
中を覗き込むとそこは、知っているもの知らぬもの、様々な器具の並ぶ場所。 それが調理道具だと判断できる知識なく、部屋の中に入りそれらを珍しげに眺めている。]
(269) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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―大階段・踊り場―
[無意識に足を運んでいたのは、エントランスの奥、大階段。 この時私は、噎せ返る程の花の色ばかりを意識していたのだろう。 さっき此処に居た>>180、そして今は更に階上へと行ってしまった人、その血の色までを匂うことは、無かった。]
これは。
[段ばかり見下ろしていた私は、それの手前に来た時に、顔を上げていた。 針を止めたままの、大時計。]
(270) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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……そうか。斯様に明るいから、か。
[内装や香だけでなく、ざわとして落ち着かない原因の一つが照明器具による明るさでございました。 蝋燭一つの灯りでは、隣に立つ人の顔も薄暗くて判断しにくいと言うもの。
流石西洋品は違うと感心し、 手近の扉を叩くのでした。]
もし。……もし?
(271) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 19時頃
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/* キッチンにはハイライトとウィスキーグラスですね。わかります。
(-141) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 19時頃
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― 一階・居間→勝手場を探して ―
[あの少年は、 手当たり次第にここへ客を招いているのだろうか。
怯えて身を縮こませているような明之進。]
良い子だ…とは、 私が小娘に見えたのだろうか。
…いや、
[慶という男が更に年長というだけか、と思い直す。]
(272) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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>>264
はぁ、すると屋敷の主人はどこにいてはりますんやろか。 ちょっとご挨拶に向かわせてもらわな。
>>266
ゆりと言いなはるんですか。ええ名前をお持ちで。えてして名は体を表すものですな。
わたしはちょっと屋敷の主をさがしてまいりますわ。ほな、お二方とも失礼します。またのちほど。
(273) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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[自分の名を聞いて、「みっちゃん」と呼んだ>>220、 場を和ますような暖かな空気を持つ男。
みっちゃんなどと、久しく呼ばれていなかったもので。 きょと、としてしまった。
それに、…自分。
他の招待客とも話をすれば、 ここに招かれた理由も自ずと見えてくるだろうか。
理由など、無いのかもしれぬが。]
(274) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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[舶来の時計の針の読み方は幾らか知っている。 初めて教えてくれたのは、あの父だったか、賢い姉だったか。 流石にこのような大きな時計を常に傍に置いて暮らしている訳では無かったが、商いやら様々の人付き合いに携わる父のもと、直に触れる機会もあったものだった。
――お姉様、この針が示す西洋の時刻は。 わが國の時で言えば何時頃でしたか。
私はそんな以前のことをふと思い返し、それから、また俯いた。 何処に進む訳でも戻る訳でもなく、動かぬ時のように、暫し竦むように、立ち止まっていた。**]
(275) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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― 回想・エントランス ―
[雷門に傘を返そうとしていた所で、巫女装束のひとに声をかけられ。>>248>>249]
こんばんは。 うん。アタシは、薬屋じゃないよ?
[そう答えながら、雷門に添う手から足元まで視線を降ろせば、その理由に気付く。そうして。]
巫女さんも招待客なんだ? [なんて言いながら、同じく傍に居た人が名乗る>>260のと。 巫女のひとが招待状の封を開ける>>253のを見て。]
アタシは……えっと。 ……。小雀 小鈴。 えっと、アタシ、少年探してくるね?
[そう言って、その場を後にした。 巫女の人の名前を聞き逃してしまった、と思った。]
(276) 2012/12/31(Mon) 19時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 19時頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 19時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 19時半頃
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―― 一階・書斎 ――
[背表紙をなぞる指先に、粉雪のような微細の埃がつく。掃除されていないのだろうか、はたきでもあればと周囲を見渡し――]
……ん、
[開かれたままの扉の先、一対の瞳>>250と視線が交わる。まだ幼い面影を残した彼女が言を発するのを聞き、聊か驚いたように双眸を開いた。]
……少年に……、見えるか?
[それはこの男としては珍しい冗談だったのだけれど、笑みもしない相貌では通じるかどうかは知れず。 洋館内に人が多くなりつつあることは玄関から離れた場所からでも察することは容易く、彼女もまた男と同じように招待状を受け取ったのだろうかと考えた。]
(277) 2012/12/31(Mon) 19時半頃
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[左手に握っていたままの招待状に視線を落とす。そして同じように視線を持ち上げ、少女のほうへと掲げて見せる。]
……、貴女も?
[これを受け取ったのか、と。 問いかけと同時に微かに首を傾げれば、結った髪もまた同じようにそちらへと流れ落ちた。]
あの少年……俺も、会いたい。
[けれどここには居ない。埃の乗ったままの右手で部屋内を示し、言に乗らぬそれを現す。
少年にはまた、会わなければならないと感じていた。粉雪舞う中のあの言葉の意味を、上手く言葉にして問いかけることができなかった。己が哀しみに支配されているように見えたのだろうか?彼もまた、哀しいのだろうか?想えどもまだ、どう尋ねるべきか。未だ整理はつかず、思考はばらばらに男の周りに墜ちたままに。]
(278) 2012/12/31(Mon) 19時半頃
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