196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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/* 朧さんいけめんすぎる
(-74) 2013/01/03(Thu) 17時半頃
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/* 朧の時間軸的に、今大広間に姿を見せていないのは明之進と亀吉。 名前を知らないのは亀吉と沙耶。 骸が運び出されるまではここにいるから、そこで明之進と会うと。
(-75) 2013/01/03(Thu) 17時半頃
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[皆が男の提案に従うだろうとは、思っていない。 誰かが一人動こうとすれば止めるだろうが、それを追うことはせず。
少年の骸がこの場から運び出されるその瞬間までは、その場で佇んでいるつもりで**]
(112) 2013/01/03(Thu) 18時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 18時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 18時頃
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/03(Thu) 18時頃
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[背より突き立つ傘を引き抜き、飛び散る赤>>74に びく、と背筋が震え。
人殺しが居るのだと、告げる声>>75 不安はより、募り。
緊迫からの息苦しさは感じても、唇を固く一の字に結び、耐える。
剣士の反応は、どのようにか。 動揺が少しでも収まればいいと、傍で思っている。]
(113) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[彼女の服の袖を握る。 取り戻したばかりの声で、彼女の背に呼びかける。]
さや
[此の少年を殺した犯人ではないと信じる相手が居る事が、己の支えになる。
彼女の心に何があるのか判らずとも、少しでも支えに成りたかった。]
(-76) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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―大広間へ―
[痛む足を運び辿り着いた大きな扉。 白雪の覆いの上に宴席の用意。床一面に種々の舶来の品。 そして部屋の内に、扉近くに、多少なりとも顔を合わせた人々。 実は未だこの目で見ていない招待客は一人居たのだが、私が此処まで辿り着いた時、かれは未だ、居なかった。>>105
花の香に濃く混じる匂いが鼻を刺しても。 私はただ何も言わず、静かに部屋に一歩踏み入り、長机の奥を見た。 冷静というよりは、茫然と言うべき心地だった。]
――――…お前、
[確かに其処にあったのは黒いわらべの、 その背に、赤黒い模様――血色載った透明の傘。]
(114) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[雷門の制止>>49など聞いて居なかった私は、さらに踏み出し――弔い、の語が聞こえた時に、立ち止まった。 程無くか、年嵩の男の手が傘を握り、放り捨てる。未だ尚、私は茫然とそれを眺める。
しかし荒れた手が濃青の衣を持った時、まって、と言い掛け――結局何の声も出なかった。 一度広間を抜け出した小鈴>>98のようには、はっきりと、伝えられなかった。
抱くのは、その言葉>>75から確かに湧いた不穏と――、 紅を隠す濃青に、暫く目は留まっていた。]
(115) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[丁度、鏡を覗き込もうとするように。]
(-77) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[二階客間へと導いてくれた声に、視線を向けた>>108 人殺しが潜んでいると考えれば、其の提案は尤もで、従う心算。]
――、
[此方へと向けられた、細められる視線>>110 顔色は別れた時より少し青褪めたか、此の状況下に仕方の無い事だろう。]
(116) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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お気遣い、……ありがとうございます。 けれど、お見送りせねば、気が…済まぬのです。
[優しく、穏やかな声は、 このような状況下にあっては、後々、疑心の種となるだろうか。
だが今は、ただそのままの温情を感じるのみ。]
(-78) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[彼の微かな響きは、周囲の動揺に掻き消される。 しかし、此方の身を案じてくれている事は判る。
返す頷き、ひとつ。
同時に、あなたは、と訊ねたい気持ちを飲み込んだ。 何かを考えているような様子だけ、眸に映して。]
(-79) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[動かぬ人体からずるりと抜いた傘の重さは、 遠い昔に抜いた其れと全く同じだ。 嗚呼、赤き血に染まる兄の聲がよみがえる。
――――『殺される前に、 』
記憶が赤く染まる。 ひとごろしの鋭き眼光で童子を見つめていた己の耳には、 己を呼ぶ声すらも一時、届かず*]
(-80) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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[戻ってきた小鈴が覆いの中に何か手を入れている>>102時だって、私はただ見詰めるだけで――、 ひとりの男の声>>108で、意識は引き戻された。]
は。 ……はい。
[頷きもせずに呟いた了承は頼りない響き。 此処で漸く目は濃青から離れ、周囲へと。 一度すれ違った赤い衣の人、その近くにいる、沙耶の姿を見た時、また目は其処で留まり――、]
(117) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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/*
[少年の亡骸は運ばれるらしい。 館前であった唐傘の男と、初めて見た誰かによって。
痛ましげな視線で其れを見やる。]
[ どこへ ゆくの ]
[音の無い問いは、"焼くの">>105の声に掻き消された。]
(-81) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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亀吉は、一度、小さく息を吐く。**
2013/01/03(Thu) 19時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 19時頃
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――大広間――
[ゆりの身体を受ければ>>69、倒れたりなどしないように手を添える。 失礼かとは思いながらも、顔色を覗きこんだ。 痛みに脂汗は浮いていなかろうか、血を見て青褪めてはいないだろうか。 自分は中がどうなって、どれだけの凄惨な物が広がっていたかを見てはいない。 けれど血の匂いが、嗅ぎなれたその赤い匂いが、嫌なものを思い起こさせる。
辺りを見れば随分な人だかりだ。 あの声。もし、この大広間からあの居間まで聞こえたのだとしたら、屋敷中に聞こえていてもおかしくはないだろう。 それから皆々ここに集まったと、考えられなくもない。 中に平太の姿>>54も見つければ、僅かにだけ目を細める。]
――行きましょう。
[はじめにそれを見たゆりを、できるだけここから遠ざけようと。 強い拒否を見せつけられない限りは、人山を抜けて廊下へ出ようとする。]
(118) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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― 大広間 ―
[あかき視界に夏空が舞う。 其れは雷門が手に持っていた濃き青をした織物>>76で、伏せた童子の黒き背を見詰めていた己は、はと我を取り戻したのだ。
己はくるりと振り返り、周囲を見渡した。 幾人かの識らぬ顔があった。右眼のみの朧気な視界では各々の表情までは読み取れぬ。されど、室内にむわりと立ち込める空気は察するに難く無い。
其れは”疑心”。 あたたかき物とは全く逆の、冷たき感情。
つまり―――… 「いったい誰が殺したのか?」
無言の内に満ちるのは、此の一言に尽きる。]
(119) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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[何処へ、と問われるなら、上へ。 階段は苦しいかもしれないが、傷を覆ったばかりで急に歩いたのだ、少し安静にして休める場所が必要だろう。 暖まるなら、居間へ。休むなら、二階の客間へ。そう提案する朧>>108に頷いて、上を目指そうと。
それでなくても、己自身ここを離れたかった。 死んだ、だとか、殺しただとか。あまりに冷静に、空気は流れている。 “ここには君たちだけ”ならば、殺したのは――この中に>>75。 雷門から自分の思考と同じ言葉がはっきりと出るのが聞こえて、吐息がふるえた。]
(120) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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少し、お休みくださいませ。 治るお足も痛みます。 ――――、
[そう言って、白檀の香る袖を、軽く引いた。 最後に付け加えた言葉は声量も低く、ゆりに届くか届かないかの、さやけさ。]
(121) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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貴方様の――――己がために。 御身を大切になさいませ。
[彼女の中の「己」の希薄さに、何処か気づいていながらも。 大広間へと向かいきた時の足取りは、何かを抱えたままであるようだったから。
微かなそれを、ゆり自身が呼び起こせるまでは。]
(-82) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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/* うーんこれゆりフラグっぽいかなあ、芙蓉さん自身はあまりそういうふうには思っていないみたいなんですけどね……
(-83) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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/* 自過剰? 自過剰? でもおいら客観的にこのログ見たら芙蓉さんゆり狙いなんかなって思ってしまうよ?
まだだぁれのこともそんな風には思っとらんよ……
個人は個人としか思っていない……
(-84) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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[視界を騒がしき仔猫が横切っていき>>98、そして戻ってくる>>102。 己は仔猫が青き布の中に手を差し入れ、なにか語りかけるか如き姿>>107を――目前で為される行動をじっと見ていた。
其の間、背後では最も年嵩と見える雷門が指示を出す。 手伝いを求むる声に応えた声>>80に、己は振り返りそして息を吐いた。]
そら、運び出すか。
[朧の出した指示は的確だ。>>108 己はなにやら思索に入る雷門>>103を見、声を上げる]
みっちゃん。 頭と脚は己等が持つ、布が零れぬように抑えておいてくれ。
[おなごに対する気遣いや遠慮は無い。 ただ淡々と、今すべきことを思考する]
(122) 2013/01/03(Thu) 19時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 19時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 19時半頃
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/03(Thu) 20時頃
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[周囲を見渡せば、矢張り黄色衣は良く目立つ。 男すら震える中、誰よりも真っ先に弔いを、と言い出した女。 意味も無くぼんやりと視線を留めながら、己はあの黄色衣の背に漏らしたことを思い出していた。
しあわせを恋うていた。 幾度と無く業火の中にこころを焦がして、 尚手に入らず、幾度も幾度も諦めようとした。 童子よ、其れが此の館に在ると御前さんは云うたのに。
『あんさんは、何がしたいん』
嗚呼、全くだ。 童子よ。何のために、己に奇跡を見せたのだ。 然様に御前さんまで己を裏切るなら、]
(-85) 2013/01/03(Thu) 21時頃
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[『あんさんこそお幸せに』
―――否。 げに此の館にも信じられる物など無き。
己が手は斯くも血に汚れておる。 赤き聲の定めに従い―― すべて壊すしか、あるまいて。*]
(-86) 2013/01/03(Thu) 21時頃
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/* 意訳:首無ここだよ!ここだよ!
(-87) 2013/01/03(Thu) 21時頃
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/* おっしゃ!慶さん一匹狼!
(-88) 2013/01/03(Thu) 21時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 21時半頃
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/* >袴にブーツ姿ですが、ハイカラさんではなく坂本龍馬的なものです。
萌える画
(-89) 2013/01/03(Thu) 21時半頃
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はあ、頼るに値する男、ですか。 ならあんさんですけどなあ。
[冗談かどうかも判別のつかない言葉。ただ本音でないことはすぐわかるだろう。 つい今しがた弔いを彼に提案したのは、他でもない自分なのだから。
頼るに、 信じるに中る人間など、どこにもいない。
男も女も老いも若きも等しく、この世界中探してもどこにも等しく。]
(-90) 2013/01/03(Thu) 21時半頃
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[ …ただ。
もし、信じるに値するような人間がこの世にいるというのなら、 この好々爺のような人物であって欲しいと、思ったのは束の間のこと。*]
(-91) 2013/01/03(Thu) 21時半頃
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[「弔い」の提案>>65をした後に、動きだした影は幾ばくか。 一番最初に目に入ったのは、再会を厭うた浪人風の男。 慶と名乗る彼は風伯の言葉を無視し死体に歩み寄る>>70と、その背中から傘を引き抜いてしまった>>74。
かしゃり、心許ない音を立て、投げ捨てられた傘。 自分が見蕩れた透明だったもの。 ああ、抜かれてしまった。 不意にそう思った。]
(123) 2013/01/03(Thu) 21時半頃
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