221 堕天の姦計
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少
霊
全
クラリッサに3人が投票した。
ローズマリーに2人が投票した。
ミルフィに2人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
クラリッサは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
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ミルフィ! 今日がお前の命日だ!
2013/05/15(Wed) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ミルフィが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ジェフ、パティ、ローズマリー、ノックス、トレイル、オスカーの6名。
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― 鏡の迷宮 ―
[快楽に噎び泣くミルフィを腕に捕えたまま 堕天使の体は端からほどけて闇に溶けていく。
不定形の闇そのものとなってミルフィを包み込んだのは、 堕天使の影。
鏡の床が大きく波打ち、漆黒に染まって、 もろともに全てを呑み込んだ。]
(0) 2013/05/15(Wed) 00時頃
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[純粋なひかり。 己をそう呼ぶ魂の声に、縋るように聞き入って]
真の、救い手に。
[>>4:102 音として告げられる言葉にも、また縋る。 そう、今ならばなれるはず。 罪を犯したこの身なら。 ノックスの憤怒を、ただひとりを求めるヨラニエルの愛を、目の当たりにした自分なら。
魂だけではなく、手を触れようと、伸ばした**]
(1) 2013/05/15(Wed) 00時頃
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― 深淵 ―
[粘性の高い液体の中を進むように ミルフィを抱きしめたまま、深淵の懐へ分け入る。
ゆるりと闇を振り払えば、小さな空間が、そこに現れた。 ほんの小さな部屋ほどの、少なくとも足の着く床がある場所。 そこに、ミルフィの体を降ろす。]
ミルフィ。 ここが、おまえの新しい世界だ。 おまえの欲を叶える全てが、ここにある。
(*0) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
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おまえはここで、なにを望む?
[一歩離れて立ち、静かに問う。 快楽の業を全て止め、視線だけを触れさせて、]
更なる罪を得ることを、望むか?
[より激しく犯されることを、望むか、と。]
(*1) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
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[……傷を負って、ひん曲がった翼がはじけ飛ぶ。 が、直後に身の危険を感じ……その刃を右手でつかみ取った。 オスカーの顔つきが、一気に強くなり、トレイルをにらみつける。]
……今、何しようとしたの? 翼以外の所切ろうとしてたでしょ。
[そう言って、トレイルの顔をにらみつけた。 聖なる力は、まだ完全には消えてないみたいだった。 嫌、むしろ同居する闇の力に必死で抵抗しようと強くなっているからか、聖なる翼は一瞬で生え替わる。]
(2) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
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− 重力沼地 −
[刃を握り、睨みつけてくる紅の暗い輝き。]
翼を落としても見えなかったのですか? 深淵。
[ほんの少しだけ困ったように微笑む。]
(3) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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私は"使徒"です。 答えはそれで充分でしょう。
[聖なる翼が生え変わるところを見ても、眼差しは揺らがない。 闇に浸食され穢れた異形の半身はそのままそこにあるのだから。]
あなたは、 …違う。 私の捜している"誰か"は魔物ではない。
──討ちます。
[握られたままの光の刃を、そのまま押し込むべく力をかけた。]
(4) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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― 重力沼地 ―
[影と入れ替わるようにして沼地の上空に現れた堕天使は、 無駄な言葉を費やすことなく、地上へ瘴気を飛ばした。
沼地の間で争う二人の間を狙い、瘴気が槍となって飛ぶ。 沼に突き刺されば、小さな爆発を起こすだろうそれ。]
(5) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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―――トレイル。
"それ"は、もう"堕ちて"いる。 おまえが手を出すこともない。
[槍の後を追って降下し、差し招くように呼ぶ。]
(6) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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オスカー。
おまえがしようとしていることは良い。
だが、"これ"は"私のもの"だ。 おまえの手にはやれない。
[オスカーへ向ける目は、うっすらと笑っていた。]
(7) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[攻撃を仕掛けた刹那、瘴気の槍が目の前に突き立ち、周囲の闇ごとトレイルの身体を吹き飛ばす。
朱斑の翼が闇の水面に捉えられ、トレイルは仰向けに押さえ込まれた。]
──…っ !!
[その視界へ言葉とともに降臨する者の姿に、トレイルは息を呑む。]
(8) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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私を望むならば、
[ミルフィの顎の下、 指を伸ばし、なぞり上げる。]
おまえはもっと、淫乱に華開くべきだ。
[指さす床から、周囲に蠢く混沌から、 闇が、何本も細く伸びた。]
(*2) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[蠢きのたくる無数の闇。
それぞれが細く長く伸びて、 ミルフィの体に触れようとする。]
人の子の心では耐え切れぬ快楽を、
受け入れる覚悟は、――― あるのだろう?
[指揮するように左手を動かして、 最後通告のように問うた。]
(*3) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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─ 妄執の書庫 ─
[唇を重ね、肌を重ね。 身に付けていた布鎧もいつしか床に転がった。 激情に流されたマリエルを腕に抱き、薄蒼に色欲を映して何度も彼女を求める]
───ローズマリー
[神の束縛から解き放たんと、魔であった頃の名で呼びかけ]
苦しみからの解放を────
愛は、ここにある
[それを示すように、幾度も優しくマリエルを、抱いた**]
(9) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[……次の瞬間に放たれた瘴気。>>5 爆発と共にトレイルから距離を置く。 そうしてトレイルの姿を突き刺すような眼で見ながら言い捨てる。]
……騙し討ちしようとする"神の僕"なんて初めて見た。 あーあ。折角仲間が出来たと思ったのに。がっかり。
[続くジェフェルの言葉に、>>7オスカーはまたも口を尖らせる。]
僕、別にトレイルをどうこうしようとか考えてないのに…。 ま、いいけど。
[ジェフェルに逆らう理由もないし、そんな実力も持っていない。 ここはジェフェルに任せるべきと考え、一歩下がる。]
(10) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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さて―――そうなったら。
[願い紡ぐ唇に目を細める。]
殺すよりも良いことを、してやろう。
[良いことを。もっと残酷で涜神的なことを。]
(*4) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[使徒ジェフェル。 創造主の完璧を具現していた姿は今や無残なつぎはぎとなり、唇に引かれるのは酷薄な色。 皆に慕われ敬われていた隊長は闇の長となったのだと知る。
もっとも、その事実は、一度、魂で交わった時に気づいていた。 けれど、虚飾の宮殿はその記憶を覆い隠し、トレイルはこれまで、ジェフェルのことも自らのことも、清廉潔白な使徒であることを疑わなかったのだ。
けれど、]
あ、 あぁ…
[肉体と魂が引き裂かれそうに痛む。]
(11) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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賢明な判断だ。
[一歩下がったオスカーへ頷き、 トレイルの側へ降り立つ。 粘つく闇に捕えられたそれを見下ろし、]
驚いたのか?
[浮かぶ表情に目を細め、]
―――私だ。 なんの、変わりもなく。
[鋭いかぎ爪を備えた右手を伸ばした。]
(12) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[深淵を抜け出た影は闇の世界を徒に彷徨う。 牢獄へと近付けば、己が憤怒をぶつけたパティエルが未だその中に居た。 傍にはエリシェバの姿をしたクラリッサが見える。
互いが互いを覗き見る中、パティエルが手を伸ばす様子に薄蒼を細めて見詰めていた**]
(*5) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[異形の右手が迫れば、トレイルの左胸に宿ったものが激しく反応する。 それもまた、かの使徒/堕天使に由来するものだと知る。]
ここまで──私は、
[戦慄く声を自らの手で封じる。 闇がじわりとその背を引き込んだ。**]
(13) 2013/05/15(Wed) 01時半頃
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[トレイルの胸に宿った自身の欠片が脈打ち、呼応する。 芽吹くのも、もう間もなくだろうか。
右手の爪でトレイルを指し、その反応を楽しみながら、 オスカーへと声を掛ける。]
まだ魔界にあって、光に縋るものがいる。 おまえの慈悲の矢を撃ち込んでやったらどうだ? きっと、よろこぶ。
[唆す言葉を投げたあと、 闇を呼ぶ為に左手を挙げた**]
(14) 2013/05/15(Wed) 01時半頃
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そうだね。 僕、別の所に行った方が良いのかもしれない。
[軽く頷く。内心、さっき勃発しかけた争い、そして騙し討ちされた事が大変気に入らなかった様子である。 トレイルの方を一瞥し、冷たく睨み付け、オスカーは闇の中へと消えていく**]
(15) 2013/05/15(Wed) 02時頃
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[深淵より届いた『声』に、小さく眉を上げる。 声にまとわりつく気配の変化に。 呼びかけるその言葉に。]
『見せてもらおうか。 そちらへ、行く。』
[声を返し、息を吐く。]
(*6) 2013/05/15(Wed) 09時半頃
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――― 所詮は人の子、か。
[失望。憤り。憐れみ。 自ら望んだ結末に、苛立ちを覚える。 昏い感情を拳に握りつぶし、 影をもうひとつ、深淵へと差し向けた。]
(*7) 2013/05/15(Wed) 09時半頃
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― 深淵 ―
[闇の一部が滴り落ち、形を与えられて堕天使の姿をつくる。 変異した元副隊長の姿を見いだして、翼を滑らせ、近寄った。]
――― 見違えたものだ。
[巨漢の上から下までを眺めて、冷ややかに呟く。]
ヨラ…、ヨーランダはどうしている?
[さして興味もないが、という口ぶりで、 『声』で伝えられたことを確認した。]
(*8) 2013/05/15(Wed) 11時頃
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― 深淵の小部屋 ―
[ミルフィの返答がどうあれ、 ―――むろん、最初から聞く気などなかった 堕天使に操られた闇は、ミルフィの体に絡みついていく。
足の先、手指の先から這いのぼり、 身につけているものを細かく引き裂いて肌に吸い付く。 ほどなく、ミルフィの体は実体ある闇に覆い尽くされた。
闇の群れは肉の体の敏感な場所を探り出し こね回し、入り込み、啜り上げ、 濡れた感触を肌に推して、淫靡な水音を立てる。
ただ、顔だけは塞がなかった。]
(*9) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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しばらく、そうしているといい。 おまえが芯まで肉の欲に堕ちた頃、また来る。
[冷徹に告げて背を向け、その場を立ち去った**]
(*10) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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― 重力沼地 ―
[闇に消えていくオスカーを背中で見送り、 トレイルの上に屈み込んで、唇に指を伸ばした。]
わかるだろう? おまえの中に流れ込む闇が。
[闇に呑まれつつある使徒の姿。 昏い光が瞳を過ぎる。]
おまえは器だ。 意志無く、ただ与えられたものを受け入れるだけの。 注がれた天の気を零し、 闇と混沌で満たしてやろう。
(16) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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[トレイルをさらに沈めようと、手を掛ける。 そのとき、ふと自分の足が目に入った。
深淵に繋がる沼に浅く浸かった軍靴。 赤熱する鋼の色をした金属の肌に 這い上がる黒蔦の文様が浮かび上がる。
深淵に、浸蝕されている。]
―――……。
[無言で闇の沼に手を差し入れ、トレイルの体を掬い上げる。 自身の翼で包み込み、共に闇へと溶けた。]
(17) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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― 十字架の丘 ―
[そこは、無数の十字架が立ち並ぶ場所。 永遠の黄昏の中、乾いた風が吹き渡り 亡者たちの嘆き、呻きが途絶えることなく響くところ。
救われなかったもの、神に呪われたものの亡霊が、 十字架に掛けられ、或いは地を這いずり、 虚ろな姿で彷徨い続ける荒漠の墓所。
林立する十字架のひとつにトレイルを掛け、 具現化した瘴気で手足を縛り上げる。]
痛むか? すぐに、馴染む。
[未だ使徒であるその体を、瘴気は苛むだろう。 構わず作業を終え、展翅された体を見上げる。]
(18) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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私を受け入れよ。 おまえが、求めたものだ。
[言葉とともに、手を差し伸べた。]
(19) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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[重なった唇から、紅い舌がちろちろと絡みつく。 其れに応えて自身も奥深くまで求めるうちに、 身体のそこかしこにほんのりと火が灯った]
ノックス……
[見上げる瞳は娼婦のごとく蕩けて。 されるがままにひんやりとした石造りの床に 身体を横たえる]
(20) 2013/05/15(Wed) 13時頃
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は……ぁ……ん……
[豊かな胸を唇が伝い ロングスピアを握る手が秘所を這い回ると 我慢できないように甘ったるい声が漏れ始めた。
身体の線をなるべく隠す為の ゆったりとした白のドレスをいつの間に取り払うと、 身軽さを売りとするノックスの 細身だが引き締まった身体と直に触れ合わせ、 その肌を愛おしげに撫でる]
(21) 2013/05/15(Wed) 13時頃
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ノックス……。 もっと……もっと愛して
[ノックスが求める度に抑制が効かなくなる。 はしたない声を書架内に響かせながら、 快楽に流されるまま身体を求め、受け入れた。
仄かな火はやがて激しい炎となって身を焦がす。
此れを罪と呼ぶならば、 いっそ炎で灼き滅ぼされてしまえばいいーー]
(22) 2013/05/15(Wed) 13時頃
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― 深淵 ―
[たてがみめいた髪から突き出す獣の耳。 纏う服に無数に散りばめられた涜神の印。 見事に染まった姿を実際に目にすれば、 やはり、失望を禁じ得なかった。
人の子とは、なんと弱きものか。 神はなぜ、使徒ではなく人の子を―――]
…なにをしている。
[魂に触れてくるものを振り払って軽く睨む。 魂の中に渦巻くのはあの時と変わらぬ悲嘆。 そして憤りと、嫉妬、苛立ち、焦り。 それらの激情に覆い隠されたものこそ、 堕天へと至らしめたもの。]
(*11) 2013/05/15(Wed) 15時半頃
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[天使であった頃と遜色無い大きな翼が開けば 寄り添う女の姿が露わになる。 闇の加護濃いその姿に、唇を笑いの形にした。]
似合いの番いだな。 婚姻の秘蹟を授ける真似事でもしてやろうか?
[喉の奥で笑い声を立てて、]
―――ミルフィがこちらに来ている。 もう既に堕ちたも同然だが… おまえたちの姿を見せてやるといい。 きっと、悦ぶ。
[用件だけを告げ、 あとは興味を無くしたとばかりに足の向きを変えた。]
(*12) 2013/05/15(Wed) 15時半頃
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[ケヴィンに身を寄せたまま、ヨーランダがこちらを見る。 かつて神の前に貞淑であった凛然たる天使は 今や陶然と蕩けて縛鎖の歓びに身を浸している。
悩みの全てを捨てたかに見えるその姿に、 いくつもの感情が疼く。 そのなかに確かに、嫉妬もあった。]
(*13) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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[ヨーランダを睦み愛でるケヴィンの仕草を横目に、 もう用は済んだと歩き出す。 それが止まったのは、ケヴィンの口から竜の名が出たから。]
――――― …不要だ。
…おまえらしいな。
[短く告げたのは、提案の拒否と、ケヴィンが得た力への感想。 クラリッサに関しては、ひと言も発しなかった。]
(*14) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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[手を伸ばした先で、クラリシエルの姿がぼやけ始めた。 闇を透かして、薄らいでゆく]
…………!
[それでも、現し身の手は重なった。ほんの、僅かの間]
『闇を知り、闇に抱かれて』
[途切れ始める声は、そう聞こえた。 その声も、見つめる瞳も、やがて、闇に消えた]
(23) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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…………あ、
[支えを無くした手が空を切る]
私は、何を……
[縋ろうとしていた、導きを求めていた。 半ば魔竜に還っていた者に。 ヨラニエルを天ではないどこかへ連れ去った者に。
けれど、]
『真の救い手になるため……罪を得て、生き延びて』
[最後にそう聞き取れた言葉は、ひどく魅惑的な誘いだった]
(24) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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[神に創られ、神の御為に生きてきた。 使命を取り上げられてしまえば、人に還ることも、魔に還ることもできない。 罪を犯した自分は、光に還ることすらできないだろう]
真の救い手に、
[使徒でありながら、誤った思い込みで同胞を傷つけた。 その現実から、ごまかしで目を逸らす。 どうしようもなく間違っていることに、気付かない]
(25) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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[ゆらり、歩き出す。 身の内にまだ光はあるけれど、肌を撫でる瘴気を払う力は残っていない。 昏く染まった双眸で、更に昏い闇の中を、進んでゆく。
ふいに、景色が一変した。**]
(26) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
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[ケヴィンとヨーランダから離れ、闇の中へ身を溶かしていく。]
―――ミルフィも、そろそろいい頃合いだろう。 好きな時に見に来るといい。
[最後に言葉を投げ、その場から消えた**]
(*15) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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− 重力沼地 −
[ジェフェルが屈み込んで距離を詰め、闇に去ってゆくオスカーの姿を視界から消した。 重い闇の枷に囚われて、そして突きつけられた事実の衝撃に喘ぐトレイルの唇に擬された指からは煌めく闇が滴る。 灼ける鉄のように肌に烙される瘴気。
「おまえは器」「意志無く、ただ与えられたものを受け入れるだけ」
冷徹にそう宣言するジェフェルの冥い眼光に、トレイルは喉を反らせて声を震わせる。]
…おっしゃる、とおりです。
私には初めから選択肢など、与えられたこともありませんでした。
(27) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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[闇に溺れさせようとする手の圧力。 浅く乱れた息の下から、ラピスラズリの色は大いなる存在を仰ぐ。]
私はあなたに見出されて、命じられて、注がれて 此処にあります。
私がもつのはただ──"想い"だけ。
(28) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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あなたが与えるものを、この器は受け入れるでしょう。 その意味が、目的が、なんであれ、満たされるままに。
けれど、私/想いはそれを"育て"ます。
そして、変えます。
(29) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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[蠢く汀が耳の側にまで迫り上がる。 どよめき響く深淵の呻き。
沈められる──
その間際、不意にジェフェルは視線を落とし、無言で闇の沼からトレイルを抱き取った。
身体が軽くなる。 そして、二人の姿は光なき翼に包まれ消えた。]
(30) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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− 十字架の丘 −
[闇の沼から掬い上げられ、その当人の手によって今度は十字に架けられたトレイルは、伏せていた顔を上げて自分を包む世界を視界に入れる。
荒涼たる地平を埋め尽くす磔刑具の群れ。 そこでは風すらも哭く。]
ぅ…
[筋をねじ切ろうとするかのような瘴気の束縛に声を噛み殺し、ジェフェルの誘いに首を振る。]
…私は闇に屈するのは厭です。
(31) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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―重力沼地―
あ……っ!
[固い岩の地面に降ろした筈の右足が、ずぶずぶと沈みゆく]
泥……!?
[思わず踏み出した左足も]
…………!
[ようやく存在を思い出したかのように、背中の光翼を羽ばたかせる。 その途端、足元から泥が立ち上がり、 蛇のように身をよじって、使徒の翼に絡みつく]
(32) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
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いや、いや……っ!
[瘴気の泥は肩を捕らえ、腕を戒め、逃れることも矢を射ることも許さない]
こんな……、
[仲間と共に戦っていたときは、この程度造作なく排除できたのだ。 今はただ、ひとり。 弓を取り落とさずにいるのが精一杯]
くっ、
[飛翔を試みるのは無駄と、翼の動きを止める。 途端、泥の蛇はあっさりと動きを緩め、白銀の鎧の使徒はぬかるんだ地に落ちる]
(33) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
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ぅ……あ、
[身を起こすと、髪からも、顎からも、泥が垂れ落ちる。 汚れた掌に、まだ光はある、まだ]
ここ、は。
[見渡せば、瘴気漂う沼地。 周囲には、誰の姿も見えない――が、僅かに、何者かのいた気配を感じた]
…………。
[恐る恐る、足を踏み出す。ぬかるんではいるが、底なしに沈むことはないようだ。 飛び立とうとさえしなければ、絡みつくつもりはないようだ。 慎重に進んでゆくと、泥の中に異なる色彩を見つけた]
(34) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
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これ、は……御使いの、翼。
[拾い上げたそれは、泥に汚れながらも、美しいライムグリーンを保っていた。 だが、持ち主の身体から離れ、輝きを喪っている。 付け根から、鋭利な刃で断ち切られたように見える。>>2]
私たちの他にも、御使いが…… ああ、なんて酷い目に。
どこにいるの、 まだ、生きているのなら……
[たすけなければ**]
(35) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
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─ 妄執の書庫 ─
[下から見上げてくるローズマリーの表情は煽情的で、名を呼ばれると身体の奥底から欲望が次々と湧き上がってくる]
ローズマリー……
もっと 声を聞かせて
[触れるだけじゃ物足りない。 向けられる瞳も、愛おしげに触れてくる手も、ほっそりと括れた腰も。 果てはローズマリーの心さえも自分のものにしたいと、強欲な願いが身を占めた]
(36) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
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[神の枷から解き放つために。 己が欲を満たすために。 自らをローズマリーに埋め、中からローズマリーを穢してゆく]
愛してる ローズマリー
俺で全てを満たしてあげる
[繋がりながら囁き、耳を食み、吸い付くように弾力のある双丘へ触れて。 愛を注ぐ度にあがる声を耳にしながら、飽きることなくローズマリーを抱き続けた]
(37) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
|
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んっ…………はぁ……
[ノックスの求めに応じたのか、甘い吐息が漏れ出る。 見つめられる薄蒼は劣情に満ちていて、 それがまた新たな疼きを呼ぶ]
ノックス……
[身の裡を快楽が支配して、 秘所は溢れるほどに蜜を湛える。 自ら強請るようにノックスに身体を摺り寄せ。 その名を呼ぶ以外に出来ない]
(38) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
[愛してる。
その音を聞く度に愛おしくなる。 腕だけでは足りなくて、 純白の翼を大きく広げてノックスの身体を覆う]
(39) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
ひらり
ひらり
――白い羽が二人の身体の上に舞い落ちた
(40) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
─ 牢獄 ─
[クラリッサが消える刹那、パティエルに齎された言葉は湾曲し、やや捻れた解釈にて真に変換される。 その捻れに薄く笑むと姿を揺らめかせその場から姿を消した]
(*16) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
─ 十字架の丘 ─
───あれ、まだ堕ちてなかったんだ?
[ジェフェルがとっくに引き込んだと思っていたトレイルが拒絶の言葉を放っている。>>31 それを耳にして、影が疑問を乗せて声を零した。 亡者の嘆きが響き続ける中でも通る声。 ジェフェルにも聞こえるだろうそれに反応はあったか]
(*17) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
― 十字架の丘 ―
[首を振って拒絶を示すトレイル。 同じ高さに浮かび上がり、 髪に、頬に、左の掌を滑らせる。]
闇に屈するのが厭なら、
[トレイルの柔らかな髪を掻き上げ、 互いの額を触れ合わせた。]
(41) 2013/05/15(Wed) 23時頃
|
|
[ほんの一瞬、影より聞こえた声に視線を投げて、 瞼を閉ざす。]
(42) 2013/05/15(Wed) 23時頃
|
|
[以前と変わらぬジェフェルの掌の感触。 髪の付け根に潜り込む指も、ゼロになる距離も。
渇いた唇をもれる息が掠れる。]
…、 …、 私は、 …闇に屈するのは厭です。
私は、 あなたが 闇に屈するのが厭なんです。
(43) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
ずっと、あなたの傍にいて、 見守っていて…
知って いました、私は。
[縛められた腕の代わりに、翼はぎこちなく差し伸べられる。]
あなたが闇を求めて堕ちたならいい。 けれど、あなたはずっと光を求めていた。
(44) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
今は、あなたの苦しみをわけてください。
ジェフェルさま…。
(45) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
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初めにありしごとく、今も、いつも、いつまでも──
(46) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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― 深淵の小部屋 ―
[ミルフィを闇の中に置き去りにしたあとも、 闇は逐一、彼女の状況を伝えてきていた。
彼女が噎び泣くさまも、 快楽に抗って身悶えるさまも、 切なく、ただ一途に自分の呼ぶさまも。]
―――しかたのないことだ。
[唇に笑みを刻んで、影の翼を広げる。 染み出すように再び小部屋に現れ、 そこにミルフィ以外の姿>>+45 を見つけて、 暫し、混沌と秩序のあわいに佇んで眺めた。]
(*18) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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[互いを求め合う中で書庫に響く淫靡なおと]
は……… ローズ マリー ───
[おとに合わせて零れる声は重なり。 一つとなりてその時を迎える。
掻き抱くローズマリーの翼が持ち上がり、周囲を真白へと変えて]
[舞い落ちる白い羽の下、魂をも重ねたローズマリーを自分の精《欲》で満たした]
(47) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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───ローズマリー。
[名を呼んで、ローズマリーの頬にかかる白い羽を指先で払い除ける。 そのまま手を頬に這わせ、彼女の反応を窺った]
(48) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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― 闇の中 ― [闇の中を歩きながら、オスカーは新しく生え替わった右翼を撫でる。 中々自身で思ったようには堕ちることは赦されないみたいだ。
……まどろっこしいな。
憂いの眼で、今だに聖なる光を残そうとするが如く光る右翼を見る。 彼の光が抜けきれないのは、純粋な性格であるのが由来なのだろうか。]
(49) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
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― 鏡の迷宮 ― [出た先は、先程エリシェバと共に訪れた所。 此処の何処に、僕が望む救いがあるのだろうか。 そう思い、周りを見渡すと……成る程。ジェフェルの言った意味が分かった。 "そこ"は、ジェフェルが先程訪れた、"望む場所を映し出せる鏡"の場所>>4:27。]
……。
[オスカーは呆然とその鏡を覗き込む。 光を残す不幸せな天使達。それはもう数える程しか残っていない。 だけど、闇に耐えてきた分、辛そうな印象を受ける。
……勿論、オスカーが望んでいる……深淵の様子も、鏡の端でぐるぐると写している。]
………みんな、救ってあげなきゃ。 僕が救ってあげなきゃ。
(50) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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[果てしない攻めに耐えるミルフィを、ヨーランダが見下ろしている。 投げかけられる問いと答え、 ヨーランダの声に混ざる慈しみと憐れみの色を見てとって、 わずか、目を細めた。]
『それほどまでに、求めるか?』
[その場から動かず、魂の声をミルフィに投げる。]
『与えられるのが、苦しみであっても?』
[ヨーランダの問いに重ね、繰り返して。]
(*19) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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― 十字架の丘 ―
私の、この姿を見ても、 まだそう口にするのか?
[額を離し、差し上げる両手。 その端から、闇へとほどけていく。
溶け行く体。それを朱班の翼が抱く。]
(51) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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私の求める道は、 ただ、苦しみと嘆きのみが満ちる道だぞ… ?
[呟く。独白のように。]
(52) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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