196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[私は、自由で剛毅な鶴のように風を切り。 怯えない快活な兎のように道を跳ねていく。
臆病さ故に踏み出せず、望みを自ら手放してしまう――、 そんな隠ぬ(おぬ)者、鬼(おに)は、確かに斬られたのだから。 私は今、探し求める――私の鬼を斬った、その人を。**]
(184) sakanoka 2013/01/16(Wed) 22時頃
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――座敷・囲炉裏端――
[ここは花街。貸座敷。 初会裏馴染みと三度重ねて通い詰め。 炉端でうとうと涅槃仏さながら眠っておった。]
やっぱりおなごの腿はええ桃や ひやこい身体がよう暖まる
>>149 [外はしんしん忘れ雪。 季節の終りを物語る。 頭の中には猫の声。 夢から醒めよと爪を尖らせ。 手前の背中を引っ掻くよう。]
(185) hippolyte 2013/01/16(Wed) 22時頃
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なぁ夕霧。 わしは死ぬかもしれん。
[唐突に何をと女は笑う。 寝惚けて夢の中に居るつもりかと。
わしも真顔で。]
そうかもしれん
[それでも顔は、嗚呼。 『哀しい色』をして笑う。]
(186) hippolyte 2013/01/16(Wed) 22時頃
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すみません。 はい。帰ります。
[身支度整え身形を正す。 見すかす遊女は去り際に。 わしの耳元。予言を囁く。]
「あんたは終まで対のまんまや」
[わしは今どないな顔をしとるんやろか。]
(187) hippolyte 2013/01/16(Wed) 22時頃
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[洋装纏った呆れる猫。 様相変わらぬ阿呆な男。]
その髪。よう似おうてます。 誰よりも一番綺麗です。
[満面の笑みを浮べて。 見せかけ一つない言葉を言う。
今宵の月は綺麗かな。 落ち行く雪を照らしてくれれば。 道行く二人も安心できる。 雪の明かりはあまりに綺麗で。 道草ばかり食ってまうんやろなぁ。]
(188) hippolyte 2013/01/16(Wed) 22時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
sakanoka 2013/01/16(Wed) 22時頃
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[幾月経とうが累年経とうが。 あんたが隣りにいるならば。 それは幸せそのものや。 連れ添いあって生きてゆきたい。 待ってくれと言わんばかりに。 二人だけのその名を呼ぶ。]
――、
と。**]
(189) hippolyte 2013/01/16(Wed) 22時頃
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呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。
hippolyte 2013/01/16(Wed) 22時頃
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[場所が場所なので、中に入るわけにもいかないし。 どうしようかな、と思いながら、入口でくしゃみをひとつ。 人が出てくる様な音>>188が聞こえれば、言伝でも頼めないかとそちらを振り返り。]
…………。
[その時のアタシは、酷いあきれがおをしていた。 帰ろうかと思った足は、名を呼ぶ声>>189で、止めて。]
覚えてたんだねー。 すっかり 忘れたかと 思った。
[怒り笑顔で、とりあえず、満面の笑顔をつねり。 ひとつ息を吐いて。]
ただいま。 ――……『待って』た?
[それは暗に、妻子や他に想う人ができていないかという問いでもあって。*]
(190) 六花 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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―街道―
[鮮やかなあかの錦は、この時は襤褸の下に覆われていた。 西洋の雪花の衣も、その更に下に隠していた。 だから追い剥ぎに目を付けられることも無いと思っていた。
――ああ、甘かった。]
っ、さや、――――…
[西洋鞄を抱えながら、斬り合い傷ついた剣士>>112に丁度庇われるような形で逃げる様、命辛々、とでもいうべきところか。 夢ではない。だから、此処まで走りきれば息は直ぐに切れる。 茶屋まで辿り着いた時、眩暈さえ起こしていた。]
………ああ、頼りない、な。
(191) sakanoka 2013/01/16(Wed) 23時半頃
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[一先ず、こくん、と水を喉に通しながら。 ぼんやりと眺めるのは、茶屋の主が沙耶に尋ねていたこと>>113>>114。 そして、何らかの文を持ってきたのを>>140。]
――――…薬売り、
[まさか、とは思う。 けれど――決して狭くは無いこの國で、こうして奇跡のように、私たちは再び巡り合っている。 もしその人が、ああ、私と同じように、尋ね歩いていたのだとしたら。
沙耶の背中が、離れていく>>141。 私は遅れて立ち上がり、手負いの人の方に腕を伸ばし――、]
(192) sakanoka 2013/01/16(Wed) 23時半頃
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[呼ばれるふたつの名を、聞く>>142>>145。]
え、?
[沙耶が呼んだ名は、まるで知らない名で。 けれど返ってきた声の主は確かに、かの人で。 ぱちり、瞬き、目を凝らせば―――。]
! おま、え!何を、
[あの男、事も有ろうが出会い頭に沙耶の頬を叩いていた!]
(193) sakanoka 2013/01/16(Wed) 23時半頃
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――――……ああ、
[少し離れた茶屋からでも、確かにちらりと鮮やかな浅橙は見えた。 その鞄も、やはり聞き覚えのある、その声色も。
一歩踏み出そうとした足は、裾を引き留める沙耶の仕草>>172を見て、止まる。 臆病の鬼がぶり返した訳ではなく、ただ――、
けれど、うらやましい、とはもう言わない。]
(194) sakanoka 2013/01/16(Wed) 23時半頃
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―街道―
[沙耶お嬢様と志乃殿、亀吉殿の行く手を遮った無頼の方々は、下劣な笑みを浮かべてお嬢様に言うのです。]
『何もなければ刀を置いていけ』
[そうして、襤褸を纏っておられる方々を上から下まで見渡したあと、亀吉殿に手を伸ばしたのです。]
『痩せたガキは売れやしない。こっちの女でも良いな』
……ほぅ。 私のお嬢様に触るな。穢らわしい。
[かちゃと鍔を鳴らし、 すらりと刀を抜くのでした。**]
(195) k_karura 2013/01/17(Thu) 00時頃
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芙蓉様。――沙耶。 のんびりしていたら、怪我、悪くなってしまう……
[うら若い娘のようなやきもちは、今はそっと仕舞いこんで。 巡り合えたこの時を、今はふたりだけにしておこうと思った、から。**]
(196) sakanoka 2013/01/17(Thu) 00時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
六花 2013/01/17(Thu) 00時頃
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―それは、何時かの。―
[その時は少し陽が落ちかけていた。 異人の居留地の建つ港町を出て、とある街道を往く姿、傍から見れば、異人じみた女の一人旅。 目立たない訳がないそれが、誂えの対象にならない訳も無い。]
っ、はな せ―――っ!!
[取られそうになったは高価な鞄か、身体の方か。 身を捩れども、腕を掴む手は振りほどけそうにない。 痛みに、嫌な冷たさに、震え竦む怯えを、辛うじて堪える。]
わたしは、『木原平太』という方を知らぬかと、聞いただけっ! あなたに、―――斯様にされる為では、ないっ、
[「木南沙耶」は死んだ、という話なら既に聞いている。 けれど私は、死んだのはその名前だけだ、と信じていた。 「生きるべき、この世界」に戻ってきた時に。 確かに、同じ空の下に、彼女は生きている、と信じられたのだから。]
(197) sakanoka 2013/01/17(Thu) 00時頃
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[けれど。 その彼女に再び見える前に、私は、此処で――]
たす、け て ………
[遂に堪えられなかった涙で滲む、硝子の目。 雫と薄暮とで揺らぐ視界、その時ふっと映ったのは。 ふわりと靡く短い髪と、帯びた刀の影のかたち――。]
(198) sakanoka 2013/01/17(Thu) 00時頃
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―そして、今。―
[命辛々逃げた後、その時の剣士の勇姿>>195に、私はあの薄暮のことを思い出す。 銃の一つもなければ、護られるばかりの――、 否、持っていても尚、私は何人もの人に、護られていた。 沙耶にも、芙蓉にも、きっと、しのにも。
けれどそれでも、私はただ弱いだけの身では無い、と信じている。]
…………はぁ。
[今度は、手を伸ばされただけで後ずさったりなどはしなかった。 それだけでも、少しは姉のように強くなっている――、と。]
(199) sakanoka 2013/01/17(Thu) 00時頃
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― 雪の中 ―
――――っ!?
[首元に違和感を感じて目を開く。
刹那、何かが手の内から零れ、 とす、と音を立てて落ちた。
開けた視界には、黒の空に白き雪の舞うが映る。 どうやら天を仰いでいたようだ。
ずくん、ずくん――。
激しく脈打つようなその場所に、そっと手を充てがうと、 ぬるりとした何かに触れた。]
(200) ぶんちゃん 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[それに触れた掌を見ようと視線を落とし、 一面の雪の上、座り込んでいた自分に気付く。
そして、白の上にぱたた、と落つる深紅。 白に突き刺さる、深紅を吸った銀の刃。
嗚呼、いま少し刃を引いていたなら、恐らく―――。
漸く認識すると、 身の内よりぞぞ、と縮み上がって自身を抱いた。]
(201) ぶんちゃん 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[辺りを見渡してもあの黒の館は無い。
薔薇の香りも届かぬ。
生者達の言い合う聲も、命を奪う破裂音も、 ……暖かみをくれる息も感じぬ。
全てはこの寒さの中に見た、夢幻だったのだろうか。
否――、自分は確かに抱きしめた。あの暖かみを。 くっくとよく笑う、風来坊を。 最期まで、その存在を追うのに必死だった。
視界を奪われれば手で、熱を奪われれば耳で、 聲を、息を奪われれば、心であの男を追った。]
(202) ぶんちゃん 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[ぼろぼろと零れてくるものを抑えられず、
深紅に染まった手で顔を覆う。
悲鳴のような聲をあげて、聲が嗄れるほど泣いた。]
.
(203) ぶんちゃん 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[泣き疲れ、寒さもあって意識が朦朧とし始めた頃、]
“―――生きて、 僕や、僕を殺したあの人の分まで”
[頭の奥、響く聲はあの少年か。 吸い込まれてしまいそうなあの、赤い瞳の少年の――。]
死んでは…ならぬ。 …生きねば なら…ぬ。
生きて…… あぁ、きっと……
.
(204) ぶんちゃん 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[傷口をがり、と引っ掻き、 遠くなる意識を手繰り寄せる。
体内の、ドッドッという心の臓の拍動や、血潮の脈打つ音。 はぁはぁ、という呼吸。ずず、と鼻を啜る音。
じくじくと痛む傷を手拭いで抑え…。
ざく、ざく、ざく―――。
暗闇の中、真っ白な雪を踏み固めて、
ただただ、必死に足を前に進めるを繰り返す。]
[そうして飛び出した旅籠に辿り着き、 女将の顔を見て一言呟き、意識を手離した。]
(205) ぶんちゃん 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[消えた命も消え行く命も、刹那、生きるそれらと同じく輝いた。そして光の螺旋となり、黒の洋館を明るく、まるで太陽のように照らし出す。 赤く濡れた手も、朧の優しげな顔も、眩しくてもう見えない]
―――…嫌、だ なんで
[手を伸ばす。温かい手に、何かに触れた気がした。キン、とおるごおるが旋律を奏で始める。まるで別れの曲みたいに。もう、会えないと示すように]
『真っ直ぐに、軸を持って、生きてくれ。』
[顔の見えない、もういないはずの誰かの声も、旋律と共に螺旋を描く。名を知らぬままだった。顔も、はっきりと見ていない。よく思い出せない。結局何も、知らないままだった]
(206) 茄子 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[水辺に佇む洋館が見えた。 鋭く強い、笛の音が聞こえた。 あかに染まった、あの広い部屋が見えた。
見たいものは何も見えないまま、全ては白に 灰のように細かく溶けて消えていく―――]
(207) 茄子 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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……は、
[息は白い。身体は暖かいままで。 頭上には灰色の空。でも目の前は何処までも、白。 黒い影はあの少年だった。館は何処にも見えやしない]
『 、 。』
…聞こえない、よ
[少年の手は、雪のように白く冷たく、そして柔らかかった。 あの人の手は、暖かく、固かった。 雪の上に、暖かい雨が零れ落ちる]
『…―――だけど、君が“生きていくべき”世界。』
(208) 茄子 2013/01/17(Thu) 00時半頃
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[雪を掬う。 手は乾いたまま、白に塗れ。
命を掬う。 見渡す限りの、しろ。己の命を繋がなくては]
………怖い、けど
[守れなかった笑顔が浮かんだ。 あの手から、何度も何度も逃げた。 もう、二度と――逃げ出さない]
(209) 茄子 2013/01/17(Thu) 01時頃
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[振り返る。足跡はまだ、新しい。 一歩進み、また振り返った]
寂しいよ 苦しいし、多分これからもずっと――哀しい
[黒の少年は、ただ微笑む]
(210) 茄子 2013/01/17(Thu) 01時頃
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>>190 いたたた
[頬をつねられ、痛し痒しと悲鳴をあげる。]
忘れません 忘れるはずはありませんって
[素敵な笑顔に思いがけず。 恍惚感が押し寄せる。 この気持ちは何やろか。]
(211) hippolyte 2013/01/17(Thu) 01時頃
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[変わらず続けた放蕩生活。 事が知れれば、猫の仕返しが恐ろしい。 しかし思うおなごは只一人。]
お帰りなさい 『待って』ました [その言葉は力強く。 迎えるように両手を広げる。 抱き締めることが許されれば。 抑える気持ちは楽になるもの。]
(212) hippolyte 2013/01/17(Thu) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
茄子 2013/01/17(Thu) 01時頃
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――茶屋のある街道――
それは、うちが来るてわかったらいてもたってもいられん、て言うてくれてんの?
[わざとそう捉えれば、引かれる裾。 くん、と小さな抵抗を生むその指先>>172に、そちらを向いて。]
――手紙、読んだんか。 綴り間違うとらんかったか、不安で。
[手紙を読んできたのだと、そう言われるだけで。 胸の奥が震えるような心地がして、はぐらかす。]
(213) mmsk 2013/01/17(Thu) 01時頃
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