人狼議事


221 堕天の姦計

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【人】 子守り パティ

[傷が癒えてもなお、白銀の使徒は泉のほとりに佇んでいる。
頬を濡らす水の感触が、遠い記憶に触れた]

『てんしさま』

         『きれいな』
   『たすけて』        『こないで』

  『てんしさま』
            『つれていかないで』

              『おすくいください』

    『しにたくない』    『ころして』
         『おねがい』

(125) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

【人】 子守り パティ

[水面には、いつしか苦悶の表情を浮かべるひとりの少年が映し出されていた]

――――!

[思わず伸ばした手は、虚しく水面を波立たせ、その姿をかき消した。

あれは、いつだったか。

差し伸べた手は届くことなく、
嘆き、苦しみながら命を落とした人の子の魂は、

目の前で闇に攫われて]

……ああ、

[彼の涙を拭うことすらできずに]


[そしてまた、あの牢獄に囚われていた者たちを、救うこともできずに。
いま天使の頬を濡らすのは、己自身の涙]

(126) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

【人】 子守り パティ

[堪えきれず、魂の声でジェフェルの名を呼んだ。

戦いの中、常に揺るがぬ柱としてあった彼の御使いの名を。
心乱れた姿を知られてはならぬと思いながら、なお*]

(127) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

子守り パティは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 21時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 22時頃


【人】 手伝い クラリッサ

― 鏡の迷宮 ―

[高く響く砕音。
 一面の鏡が同時に粉々になる。

 重なる吼え声。己の喉から迸ると聞く]



[破壊の衝動は高い火柱となって魔界の空までを灼いた]

(128) 2013/05/11(Sat) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[轟音と共に鏡の残像も焔に包まれる。
 そこに映されていたのは真実であったか、偽りであったか、]



[肩で息をつきながら、真白のままの竜翼を打ち鳴らす。
 天井を破り闇深い空へ続く縦穴を見上げた]

(129) 2013/05/11(Sat) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

[詰問の言葉にも怖じず近づく侵入者の足下に、極彩色の花は降り敷かれて淫らに嗤い甘い渦をなす。

じわりと身体を蝕む熱。

黒く霞む被衣をまとうかに見える"ノックス"が、首を傾げてさらりと髪を揺るがす上目づかいの気配は殊更に焦燥を掻き立てた。
それはトレイルが名付け得ない未知の欲望に通じる魅惑の仕草。]

(130) 2013/05/11(Sat) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

[表情も伺えぬ、翼も持たぬ相手に身を委ねよと唆す花達に呑まれそうになる自分を鼓舞し、トレイルはノックスの申し出と接近を阻まんと掌底を重ねて突き出した。]

 我々の任務は、サイモンの救出です。
 勝手な真似は 控えるよう。 
 そも、この地に安らげる場所などありはしません。

(131) 2013/05/11(Sat) 22時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 22時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

― 暴走の実験室 ―

[眉を下げ、胸を押さえるケヴィンの様相に、快感を覚える。
同時に、信愛する副隊長を追いつめる自身を、嫌悪する。

相反するふたつの感情は、時前後して聞こえる魂の声にも抱く。

穢したい。守りたい。
穢してでも、守りたい。

乱れる心を抑えるよう、拳を胸に当てる。]

(132) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

― 鏡の迷宮 ―

[竜翼の天使は縦穴を抜けて魔界の空へ]



[残された回廊は、数秒の時間を置いて、
 拍動した。

 砕かれた鏡は時を逆回すように元の形を取り戻す。
 焼け融けた床も、壁もじわり蠢いて傷を塞ぎ、

 分もすれば完全に元の静寂と、鏡に映る真実──あるいはまやかしだけが残るだろう。
 天井の穴が塞がる前に、萌黄の光まとうオスカーは脱出しただろうか]

(133) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[各々へ、魂に乗せ告げた言葉は希望の種。

今は儚い希望に縋るがいい。
その希望が折れ砕けたときこそ、
闇がおまえたちを侵食するだろう。

密やかに、唇に笑み刻む。]

(134) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

― 魔界の空 ―

[昏い色の焔を抱いて、宙に立つ。
 激昂の余韻を宿したままの右眼が眇められた]

 ヨラニエルの加護ない魔界に瘴気は満ちて。
 また空一面を覆うは瘴気ばかりでなく、]

…去れ


[波のように打ち寄せる悪意。夥しい異形のもの達に囲まれたと知る。

 最初から待ち伏せていたか、火柱に引き寄せられたか──後者ならば失態、あるいは。
 隠しきれない好戦の色を乗せて、エリシェバの唇が微笑を象った*]

(135) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

[トレイルが抱く心の内までは読み取れない。
けれど花が、香が彼を苛んでいると言うのは見て知れた。
彼の翼の動きは、常より鈍い。

近付く先で突き出された掌底。>>131
それに合わせ、花を踏み躙っていた足は止まる]

──…うそじゃ、ないのに…。

[安らげる場所は無いと断言され、否定されたことに落胆の声を零した。
表情もそれに伴い悲しみを示すが、相手の目には映らぬか。




尤も、全ては相手を貶めるための演技なのだが]

(136) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

俺は、ただ───


  トレイル様が、辛そうだから、
       それを取り除いて差し上げたいだけ、なのに──


[悲しみに打ち震える声で紡ぎながら、突き出された掌に自分の右手を重ねようとする]

(137) 2013/05/11(Sat) 23時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 23時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 23時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[ヨラニエルが何を思って、「魔」と告げてきたのか。
その目に在りし日の姿でもうつしたのだろうか。

今と寸分変わらない人の姿に、
身体のラインを浮き上がらせた漆黒のドレス。
その背には同色の黒き災いの翼。

柔らかな手には、不釣合いな鉄の鞭。
ヒトの嘆きや苦しみに残酷な笑みを向けていた頃。

清く正しい御使いからすれば、
嫌悪の対象にしかならないその姿を見たのだとしたら、
そう呼ぶのは当然のことだ]

(138) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[出口は何処?
進んで、曲がって、進んで……。
それなのに、同じ景色が繰り返し目に入っている気がする。
時間が無いのに。]

……やっぱり、扉を破るしか無いのかな……。

[……そう呟いた刹那。『こわす』と、エリシェバが唱え、
大きな音と火柱が上がった。>>71]

……っ!!

[呆然とそちらを振り返る。
……何が起きたか理解できるまでに一拍かかって。]

(139) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ミルフィ。
 ……あなたには、アタシはどう見えている?

[黒から白へ。
自発的ではなく、そう矯正される間に
どれほどの苦痛を味わったのだろう]

 アタシは……マリエルよ。

[それがあって今の自分がいる。
想いを込めて、そう宣言をした]

(140) 2013/05/11(Sat) 23時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 23時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[こちらを見つめるケヴィンの眼差し。

救いを、あるいは贖罪を求めるその瞳は、
小隊長たる自身と、神への従順で経験な信を湛える。

張りつめたその心を毀つには、どうすれば。
思考は、その一点へ巡る。]


 おまえが彼らの命を奪った、その手を封じよ。
 贖罪の意を示すのだ。

 だが、赦しは神の御手にある。


[ゆっくり、言葉を紡ぎ出す。
それは、自身の傷を相手に塗りつけるに等しき作業。]

(141) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ


 神は、罪を許されはしない。

 カインを追放されたように、
 地を水で押し流されたように、
 ソドムとゴモラを消滅せしめられたように。

浄化され得ぬ罪を負えば、罰を受く。

   ―――見よ。
   私を、見よ。

[自身を覆う、幻影を解いていく。]

(142) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 
 おまえの目に映る私の姿。
 それが、おまえの将来の姿だ。

 ――― 清らかなままであることを、願っている。

[変貌した小隊長の姿を、副隊長はどう取るだろうか。
言葉に惑わされ、預言された自身の未来の姿と取るも、
既に堕ちた隊長の姿そのものと看破するも、
どちらでも構わなかった。

 いずれにせよ、その先に生まれるのは絶望だろうから。]

(143) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[天井に開いた孔をしばし見ている。
エリシェバはもう既に昇っていった頃だろうか。
自分も続こうと、羽根を羽ばたかせようとした途端……

『オスカー!オスカーっ!』

えっ。

動こうとした体が固まる。
……先輩の声?
そう、さっきまでずっと一緒にいた先輩の一人が、叫んでいた。――勿論、『魂の声』で。

『……俺たちはもう駄目だ。後を頼む!』
『……どういう、事ですか?』
『仲間の一人が堕天使になり、襲いかかってきた……! とんでもない強さだ……!』

……この言葉に、オスカーは絶句する。]

(144) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

─ 歪んだ天界 ─

いえ、気になさらず。

[元よりまだ天使としての自覚も薄い身。
飾らぬ態度>>104の方がこちらとしても有り難いのだと微笑み。
ケヴィン達とは離れていたと聞けばまた案じる想いは強くなれど得られた同意>>105に、ではと動きかけた。
それを阻んだのは、先程まで傍に在った方の声であり。]


あれ、は───…?


[ミルクのように白く濃い、靄。]

(145) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

─ 歪んだ天界 ─

ヨラニエル様!?
どこにいらっしゃいます!
お傍にいらっしゃるのでしょう!?

[靄を視界に捉えながら、確信を持って周囲に呼びかける。
己を取り巻く空気が柔らかく変わったのがその証。
けれど胸に直接語りかけてくる声は、徐々に途切れて。
それに比例するかのように、靄は速く、疾くこちらへと向かってくる。

もしやあれが、邪魔を───と。
鉾を握り、見据えたその時。]

(146) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

─ 歪んだ天界 ─

マリエル様!?
何を─

[ヨラニエル、と。
その靄に向かって呼びかける>>116のを見て、目を見開いた。
そこでようやく、己が敵と認識したそれがヨラニエルの姿と気付き。]


ヨラニエル、様?

[同胞を癒し助くはずの力。
それを彼女はマリエルを滅する為に向けた>>93のだと。
その事実に、即座理解に至ることは出来なかった。]

(147) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[『……そんな。』
『……頼む。俺たちがいなくなっても、お前は無事で天界に帰ってくれ!
俺に出来ることは、これをお前に託す事しかない……!

堕落した奴は……ノックスだ!』

ノックス。
よく知っている名前だ。
オスカーは唇を噛み、俯く。
ノックスが?……あの人が、そう簡単に堕落するだなんて、信じられない……。
……本当なのかな。 ……本当じゃなければいいな。

『いいか、あの蛇野郎に出会ったら、何が何でも逃げろ!』
『……助ける事は出来ないんですか?』
『俺の予想する限り無理だな。……糞、闇がここまで迫ってきやがっ……うわああああっ!』
『ちょ……ちょっと、待って下さいっ……!』

その後も、必死で話しかけるも、彼からの応答は無かった。]

(148) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。>>メモ

2013/05/11(Sat) 23時半頃


【人】 営利政府 トレイル

[理を解けば、"ノックス"から伝わる落胆の悲哀。
その暗い色調は、彼が隠そうとした色に似て、トレイルの撹乱された知覚へ滑り込む。]

 他者を思うあなたの心が強くあるよう。

[伸ばされた右手に指が絡む。]

 私は、ここを動きません。
 あの方が迎えに来るのを待ちます。

 あなたは──

[それを覆す覚悟があるかと問うように、アクアマリンの翼はゆるりと花を舞い上がらせた。]

(149) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

─ 暴走の実験室 ─

[ジェフェルから告げられる言葉。
贖罪の方法。うつむき、自らの腕を見た。左は籠手で覆われ、右はまだ盾を握っている。
あの感触が、まざまざと甦る。命を奪った、その時の]

[この身に罪がある事は分かっている。でも、神はそれでも、自分を召したのではなかったのか。こんな自分にでも、出来る事があったのではないか。
神は間違わない。
……ああ、でも、神ならぬ身は間違える]

[見よ>>142、と言われ、顔を上げた。
はっとして、思わず一歩を下がる]

[黒い翼、色を変えたひとみ、禍々しい姿。
天使が変わるのを、見た事がある。でも、自分はそうはならないはずだった。
ジェフェルと共に翔け、小隊の皆に囲まれ、守り、必要とされて、
もう二度と裏切られたりせずに]

[ずっと、]

(150) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[ガララン、と重い音をたてて盾が落ちた。
その場に膝を尽き、こうべを垂れる]

[魂の声で、伝える。
──もし、自分が汚れて堕落するならば、先に殺して下さい。
そうなる前に]

[貴方の剣で自分を、
たすけるためにころしてください]

(151) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

─ 歪んだ天界 ─

[光浴びせたその人の姿>>122は、未だ靄に包まれ確りと認めることは出来ず。
光に打たれ、力無く呟く方>>123を呆然と見つめる。

彼女の在りし日の姿>>138など、己は知らず。
瘴気を拭われているはずなのに、痛み堪えるような姿しか瞳には映らない。]


私、には───…

[どう見えている?
その問い>>140に、泣きそうな顔を見せて。]

マリエル様。
あなたの姿は、はっきりと見える。

なのに─…ヨラニエル様の姿が、見えない。

[その優しさに触れ、守ると誓った方の姿が、どうしても。]

(152) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

ケヴィンは、喉が枯れて痛む時のような、小さな咳を。

2013/05/11(Sat) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 魔界上空 ―
[……兎に角、今は脱出が先だ。
唇を噛みしめ、エリシェバが開けた孔から脱出すると……。]

……うわ……。

[露骨に嫌な顔になる。
それはそうだ。さっき"時間が惜しい""戦闘はしたくない"と言ったにも関わらず、無数の魔物が引き寄せられていたから>>135

……どうしよ。

なるべくならば戦いたくは無い。己の経験不足もそうだが、やはり訓練と違って、本当に弓を使うのは憚られるから。
……しかし、此処を突破しないと、先へは進めない。
逃げるか、救出するかの答えは、自分の中ではまだ出てはいなかったが、兎も角此処を切り抜けないことにはどうしようも無いのだから。]

……よし。

[覚悟を決め、黄緑色の天使は弓を握りしめる。]

(153) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[魔物の群れとの闘い。
 先程までは小隊があった。今は僅かに2。
 身に危険が及んでいるとは理解するが、それよりも芯に近い部分での安堵もある]


『シャロンの野花、谷の百合にかけて
 栄光が、地の底にもあるように』

[向けられる殺意が心地好い。
   (まだ己は彼らの敵)  ]

…斬る

[大剣を掲げた]

(154) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

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