221 堕天の姦計
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[恐怖で固まっていたオスカーには、反応なんて出来なかった。
瘴気の矢は、まっすぐにオスカーの左肩の部位を貫通する。
うぁっ……!!
思わず、どさりと膝をついて倒れ込む。 左肩に出来た孔は、漆黒の色に染まっていて、じわじわとオスカーの体を浸食していく。 オスカーは、必死に右手を孔に押し当て、浄化魔法をかけ、浄化仕様とする。
……糞っ。 消えろ、消えろ、消えろっ!!
左肩に貫かれた痛みで、オスカーの顔は辛く歪んでいた。]
(22) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[唐突に挟まる言葉に眉根を寄せて考えこむ>>20]
……水浴びなら、浴びれる場所はあるけれど……。 その穢れが落ちるかどうかは不安よね……。
[みなで無事に天界に帰ることが出来れば、 笑いながら丸洗いしてやれるのになんて考えて]
(23) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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[竜の眸が書庫の天井を向く。 薄く広がる瘴気>>12を視て、緩やかに眇められた]
(*3) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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ローズマリー 気をつけなければ
[駄目だよ、というように緩く首を振る。 絡ませた右手が、マリエルの左手首に嵌められた腕輪に触れた]
もし、堕天使の
[襲撃にあった時、簡単に気を許したり混乱していては、きっと抗し得ない。 ほとんどを省略した言葉が通じたか、と顔を覗き込んで]
(24) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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…こうして
[左手首を握る。正確には太い銀の腕輪を。 剛を篭めた。聖具砕けよと]
(25) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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[……っ! なお左肩を押さえ、必死に治癒術をかけるオスカー。
その時。 ……まただ。
割れんばかりの声が頭の中に響き渡る。
……ケヴィンが、すぐそばに居るのに。 何も聞こえない――。]
(26) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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[それにしても、先ほどから感じるこの嫌な感じはなんだろう。>>12
それを一番感じる天井に目を向けて]
瘴気が濃いわね……。
[クラリシエルに確認の意図があったわけでもなく、 ただ事象をありのまま口にした**]
(27) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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[瘴気の矢は、守ろうとしたケヴィンの盾を砕き、オスカーの肩を貫く。 高らかに哄笑しながら、再び瘴気の刃を紡いだ。]
ケヴィン―――
[声を掛けると同時に、闇を駆って襲いかかる。 傷ついたオスカーに気を取られ、背を晒したケヴィンに。]
おまえの、その愚直さ、 今でも好ましく思っている。愛おしいほどに。
[目の前にある、広い背中へ、 癒えぬ傷残っていたその場所を、寸分違わず狙い澄まし、 長く伸びた刃を突き出した。]
(28) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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きらいだった、ずっと
枷で 従わせているようで
[ギリギリと力を入れながら手首を持ち上げる。 腕輪の下の皮膚に唇を寄せた]
こうして痕を、 残すままなのも
(29) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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[与えられた、作り物の左の瞳は天鵞の亜麻色。
右の隻眼が覗き込む。
焔盛る 深淵**]
(30) 2013/05/13(Mon) 02時頃
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[ケヴィンの背から胸までを、瘴気の刃が貫き通す。 歪んだ切っ先から、雫が散った。]
これが、神の慈悲の結末だよ。
[嘲笑いながら声を掛けるも、ケヴィンは振り向きもせず]
(31) 2013/05/13(Mon) 02時頃
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[ただ、オスカーを見つめ、
震える手で自らの、未だ光残る羽をむしり取り、 少年に押し付けて、瞳だけで訴える。
『逃げろ。オスカー。 逃げのびて、答えを見つけろ。 答えは、必ずあるから。』
そうして、最後の力で少年を突き飛ばした。]
(32) 2013/05/13(Mon) 02時頃
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―――ああ。
おまえは、 おまえも、そうして
(わたしを見捨てる)
[背を覆う闇が膨れあがり、貫いたままのケヴィンを呑み込む。 オスカーへ向ける目は、憎しみに歪み、
―――ケヴィンもろとも、闇の中へ沈んでいった。**]
(33) 2013/05/13(Mon) 02時頃
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[ケヴィンに突き飛ばされ、最後の一幕を。最後の言葉を知りながら、オスカーは呪歌の間を去り、 そして、ケヴィンと別れていった。**]
(34) 2013/05/13(Mon) 02時半頃
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[闇の中へ沈み行くさなか、本体はいつのまにか影と入れ替わる。 ケヴィンを包んだまま、影は更なる闇へ降りていく。
ここは闇の生まれる場所。 深淵《アビス》]
(*4) 2013/05/13(Mon) 08時半頃
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[塗り込められた闇の中、 堕天使は自らの力を確認するように、闇を喚んだ。
濃さを増した闇が空間を拓き、小さな広間を現出させる。 その中央で歪んだ翼を開き、ケヴィンを解放した。 広い背に突き立ったままの刃に手を掛け、 横へ斬り払いながら巨体を蹴り、強引に引き抜く。]
―――喜べ。 ここでは、消滅することはない。
[闇が、混沌の力がケヴィンを癒そうと集まるのを、 冷ややかに眺める。]
(*5) 2013/05/13(Mon) 08時半頃
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抗うならば抗え。 神はもはや、おまえを救わない。
[長く伸びた刃を、ゆるりと構えた。]
(*6) 2013/05/13(Mon) 08時半頃
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− 鏡の迷宮 −
[どこか深いところから声が聞こえた気がして振り返るけれど、人の姿はなかった。]
深淵が… 近くなったのかもしれません。
[この場所に、あるいはこの身に。 だが、見解を奏上すべき相手は今は傍らになく、呟きは空虚に流れる。]
(35) 2013/05/13(Mon) 09時頃
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[初めて耳にする、ケヴィンの声。 それが苦鳴であることに、歪んだ喜びを覚える。]
悪くない。 おまえの声を、もっと聞きたい。
[愉悦を浮かべていた表情が、不意に冷える。 声を取り戻した天使の、初めての言葉。 背が、微かに震えた。]
(*7) 2013/05/13(Mon) 10時頃
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――― 黙れ。
[喉元へ刃を繰り出し、低く吐き捨てる。]
なにもできない天使が、なにを言う。
守るべき相手を失い、 守りの力も失ったおまえが。
結局、おまえはなにものも守れなかったのだ。
[虚無の刃が憤怒の炎に包まれ、燃え落ちる。]
(*8) 2013/05/13(Mon) 10時頃
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[記憶を呼び覚ますかのように自らを抱き締めれば、身に染みついた淫花の香りが唆す。
もっと肌を合わせることで辿り着けるはずだと。 媾合い、満たされようと。
藍を含むトレイルの目が再び、鏡が結ぶ像へと投げかけられた。]
(36) 2013/05/13(Mon) 10時頃
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[闇に閉ざされた魔界にあって、色調の異なる場所──偽わりの天界。 そこに力なくへたりこむミルフィの姿。
まるで誰かに置き去りにされたかのよう。
そこへ行きたいと念じて鏡へ触れれば、鏡の面は池のごとく波紋を生じてトレイルを通過させた。]
(37) 2013/05/13(Mon) 10時頃
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− 偽わりの天界 −
[出現は鏡の反射のごとく。]
ミルフィ──どうしました。
[傍らに身を屈めて問う。 その身体からエーテルの光は失われ、代わりに蠱惑的な色香を艶やかにまとっていた。 宙に浮いていた足は今は地を歩き、白いサーコートもしどけなくはだけられている。 それでも、怜悧な声色は以前と変わらないまま。]
(38) 2013/05/13(Mon) 10時頃
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― 妄執の書庫 ―
[砕く、という意志はあった。それだけの力も。 望む結果を得たか、 腕輪に亀裂を生じさせた点で加圧は止まったか。
深淵から響く苦鳴に、ふと瞬いた]
……
[紅く濡れた舌を腕輪の下の焼け爛れた肌に触れさせる。 癒しも毒もない、触は僅かに熱い体温]
(39) 2013/05/13(Mon) 10時半頃
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ケヴィンと合流 して、 ここから退避をと…
[マリエルの耳には、どこか深いところからの微かな声として届いただろうか]
副隊長は深淵に抱かれた
[瞼を伏せる。手首を掴む力が緩んだ]
ローズマリー、わたしは
(40) 2013/05/13(Mon) 10時半頃
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― 深淵 ―
[闇が滴る。 無限の混沌の中に生じた小さな秩序>>*5へ]
…
[ノックを忘れた、とどうでもいい感想を抱きつつ、長身痩躯の影は空間の隅に浮いた。 半ばで折れた左翼を畳み、人に似た隻腕で短い髪をかきあげる。
黒の眼帯で半ば隠された顔に浮かぶのは静かな笑み]
(*9) 2013/05/13(Mon) 10時半頃
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― 歪んだ天界 ―
[自失はどれ程続いたか。 一刻も早くヨラニエル達を探しに行かなければと思うのに、身体は地に縛られたように動かない。
それは焼いた鏝を押しあて続けられるような首の痛みの為ではなく。 守るべき存在をみすみす闇に奪われたことへの喪失感から、だったのだが。]
………な、に…?
[何処からか耳に届く苦悶の声に、意識を向ける。 誰のものかも分からないほど切れ切れのそれは、けれど間違いなく誰かが苦しんでいる証で。]
(41) 2013/05/13(Mon) 11時頃
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[落とされ、追いつめられたはずのケヴィンが笑う。 この状況で紡がれる、他者を思いやる言葉。
肚の底から湧き上がる思いを、 なんと名付けて良いのか、使徒だったものは知らない。 いくつもの激情が混ざり合った、 ただ、ただ、おおきな力。
距離を詰め、腕を伸ばす。 貫かれた傷の、塞がりゆく喉笛へ。]
(*10) 2013/05/13(Mon) 11時頃
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[堕天使の輪郭を浮かび上がらせるのは、熱無き焔。 落ちてなお、白い貌に浮かぶのは、 感情が許容量を超えたがゆえの、無。]
おまえの、せいだ。
[あくまでも平坦な声で告げる。]
おまえの力が無いために、あのものは傷を負った。 おまえが望みを押し付けたゆえに、 あのものは、闇に落ちる。
―――私が、落とす。
(*11) 2013/05/13(Mon) 11時頃
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見ているがいい。
おまえが、私に、オスカーを堕とさせるのだ。 なにもできぬまま、それを見ているがいい。
言葉など、思い出さなければ良かったものをな。
[ゆっくりと手を下ろし、ケヴィンに背を向ける。 そのとき、闇が濃さを増した気がした。>>*9]
(*12) 2013/05/13(Mon) 11時頃
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