203 【続連鎖村】絆が絡まって全消しを目指す村
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[ミケがボーっとしている事に気づき、尋ねる]
なんだ、静かだな。 熱でもあるのか?
[兜を脱ぎ、自分の額をミケの額に当てる]
ふむ・・・熱があるような・・・無いような・・・。
(25) 2013/03/03(Sun) 21時半頃
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ずっと独りで書いてきた、それが当たり前だった朱の字。 高校に入っても何も変わらない、ずっとそう思ってた。だから、入学してすぐに、自分に宛てて書いたの[女子高生見参]って。
それは鈴の音だった。優しい音色。鈴は私に聞いてきたわ「あなたはだぁれ?」
びっくりした。まさか朱に気づく人がいたなんて…。
(*2) 2013/03/03(Sun) 21時半頃
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鈴の人はクリス先輩って人だった。みんなは、クリス先輩も、回りにボールがフワフワしてる人、っていうけどあれは鈴なんだと思ってる。 だって、クリス先輩が話しかけてくれるときはキレイな鈴の音がするんだもん。
先輩は鈴、私は筆。アンテナが何本か、とか、電車の中だから、とか。そんなことを気にしないでいつでもおしゃべりできる不思議な魔法。
だから私はどんどん書くようになった。前よりずっと、字がスキになった。
(*3) 2013/03/03(Sun) 21時半頃
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はあぁ、お天気いいしジュースは美味しいし。もうしばらくベンチにいよっと。音楽室、誰がピアノ弾いてるんだろ? [空を見上げながら指をクルクルさせている。どうやら字を書いているようだ。 真剣な面持ちになったかと思うと、急に顔を赤らめる]
−回想− ほんじょ先輩、はにゃあ。 本庄流華先生の個展、是非一緒に行きましょう!先輩の目には文字がどんな風に見えているのか、とか知りたいです。でもでも、身近に巨匠がいるとかは結構プレッシャーだったり私みたいな好奇の目で見るのがいたりでアンマリですか? −ここまで−
[本庄からもらった墨をうっとりとした目で見つめる。誰のことを考えているのだろう]
(26) 2013/03/03(Sun) 22時半頃
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[...は手を引かれていることにも気付かないくらい、考え事をしていた。 だが流石に額同士が触れる程に近付かれ、我にかえる。]
っ……!? お前は誰……
[間近に迫る見覚えのない顔に焦ったが、甲冑が目に入り相手が誰なのかを理解する。 一瞬安堵しかけたが、すぐに身を離した。]
ライトニング…貴様いつから…
[尋ねようとして止める。自分が上の空でいた間だろう。]
すまんが今は一人になりたいんだ。 科学実験なら私はパスさせてもらう。
[チラリとみたメールを思い出して言うと...は踵を返した。]
(27) 2013/03/03(Sun) 23時頃
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[歩きながらメールの送信をしようとしてやめた。 送信BOXに会いたいの4文字が溜まる。]
柄でもない。
[科学室は確か5階だったはず。 階段を使わずにエレベーターへと向かった。]
(28) 2013/03/03(Sun) 23時半頃
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>>27 [兜を被り直し、何やら勘違いしているようなので、ミケの手を握ったまま引き止める]
ふむ、化学実験は自由参加であるから構わぬのだが、生徒会長殿から貴様がクリスを探していると聞いていてな、体育館に居る事が判ったので知らせた上で連れて行こうとしたのだが・・・もういいのか?
(29) 2013/03/03(Sun) 23時半頃
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[エレベーターを待ちながら電話をする]
―――………
誰がオカンや!
今向かっとるから、お前もこいや? なんかあったらミナカタの………――――
(30) 2013/03/03(Sun) 23時半頃
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―裏庭― [盛大にため息をつくと、芝生に寝転がり空を仰ぐ。音楽室は静まりかえり、ピアノの音が聞こえてくることはなかった。澄み切った空の眩しさが今は少し痛い気がして目を瞑っていると…]
…ぐえ
[>>15 チアキに踏み抜かれ、うめき声を上げた。気づかず通り過ぎて行く背中が見えたが、すぐには動けない。]
ちょ…いつか下克上した、る。
(31) 2013/03/03(Sun) 23時半頃
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姉上か……
[やっと用件を理解し、思案する。]
ならば私一人で向かう。 体育館だな? 教えてくれて、ありがとう。
[それだけ言うと有無を言わさず歩き出した。]
(32) 2013/03/04(Mon) 00時半頃
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>>32 そうか、ではクリスによろしく伝えてくれ。
[ミケを見送り、時計を見る。まだ時間がある事を確認し、目的も無く辺りをうろつく。]
(33) 2013/03/04(Mon) 01時頃
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[初めてその文字を見たときは驚いたっけ。 『女子高生見参』なんて書かれているから 相手は女の子だろうと予想は出来たけれど なんだかおかしくて、笑ってしまった。
優しい書体で文字が浮かぶたびに、心が踊って そのやりとり自体が、私はとても楽しくなっていた。 すっかり慣れたその方法で、ふわりと浮かぶ球体に向け 話しかける。]
ふふ、妹について、私から聞きたい事があるという 男の子がいるのですが…… 何の用なんでしょうねぇ。
[低く、けれど鈴の鳴るような声は、 近くにいる雷児たちには届かずに 吸い込まれるように球体へと響き、溶け込んでいく。]
(*4) 2013/03/04(Mon) 01時半頃
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[しばらく歩いて振り返るとフルプレートの男は付いてきてはいなかった。 厚意で申し出てくれたというのに強引に一人で来たことに罪悪感を覚える。]
はぁ…
[思わずため息を吐いていると体育館へ到着した。 少し見渡すとクリスの球体が見える。...はそちらへ駆け寄った。]
姉上…っと……
[近くまで来てもう一人の存在に気付く。確か保健委員長だったはずだ。 『封印』にハマった際、何度か包帯をもらいに行って顔を合わせている。 その後あまりにつけっぱなした結果、蒸れて痒くなった時にも薬をもらった。 名前は確か…]
ライジ、だったか。 姉が世話になったな。
[一緒にいるということは道案内でもしてくれたのだろうと思い、礼を言った。]
(34) 2013/03/04(Mon) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2013/03/04(Mon) 02時頃
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―体育館― [妹の姿を見かけると、キュンキュンと音が鳴るほど高速で辺りを飛び交っていた球体が、その速度を和らげた。]
あれ、ケイ。 ライトニングさんは、一緒じゃなかったんですか?
[借りていたマントを返そうかと思っていたのだが。 ケイからマントについて何か問われれば、 ライトニングが貸してくれたことを話しただろう。*]
(35) 2013/03/04(Mon) 02時頃
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―校庭―
なっ、ない…!!
[真上の窓から見えるのは確かに図書館で。
この窓から投げたことは間違いないのだが…]
…誰か持ってったんだこて…。
あ、あんな本が学園に回ったらえれぇこって…!!
(36) 2013/03/04(Mon) 02時頃
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−音楽室−
[ミフネ妹が立ち去り、誰もいなくなった音楽室。 本庄は所在なげに、ピアノを前に腰を下ろした。]
ふふっ…何をやってるんだろうね、僕。 まぁいいか、僕には僕の道ってもんがあるもの。
[本庄は何とはなしに、ピアノの鍵盤を叩きはじめた。 両親も祖父母も教育熱心という家庭で、また一人っ子だったこともあり、本庄は幼少の頃より様々な習い事を経験させられていた。 ピアノもそのひとつだった。 そもそも飽きっぽい性格でもあり、ピアノに限らずどんな習い事も長続きしたためしがなく、それぞれの道を究めるには程遠い結果に終わってばかりだったが、戯れにピアノを弾ける程度の技倆だけは身についていた。 本庄が奏ではじめた曲は、リスト「愛の夢」第3番・変イ長調。 何の情感も伴わない、小器用なだけの演奏だったが、本庄は大過なく「愛の夢」を弾き続けた…もっとも、誰を想って弾いているのか分からないが。 そもそも、誰かを想って弾いているのかさえ定かではなかったが。]
(37) 2013/03/04(Mon) 02時頃
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ん、まあライトニングは…その…
[うまい言い訳が思いつかず言葉を濁す。 話題を変えようとマントについて聞いたが]
そうか、ライトニングが…
[結局話題は戻ってきてしまった。 それならばと再び話題を変える。]
こんなところで何をしているんだ? 姉上は運動、得意ではないだろう?
[姉であるクリスには様子がおかしいことを気付かれたかもしれない。**]
(38) 2013/03/04(Mon) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2013/03/04(Mon) 02時半頃
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[>>36(続き)とは思うものの、どこかに行ってしまった本の行方を追うなんて手がかりがなければ、ウォードを探せ!よりも難しいことは明白で。]
…本庄くんのような…
あのエロ本をこよなく愛する人んとこに、お嫁にいくことを願ってるだ…。
[なむなむ、とその場で手を合わせた。
クリスからの返信があったのはそのころ。]
(39) 2013/03/04(Mon) 02時半頃
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―校庭― [どこか上の空で校庭を歩いていると、ぼふっと軽い衝撃。女生徒…ハナとぶつかってしまったようだ。ふわり、と女生徒の髪が揺れる。]
…っ!すんません! ぼけっとしてました。大丈夫っすか?
[体勢を崩していれば手を差し伸べ引き起こす。どこかで見かけたような気がするが、心当たりはなかった。やや垢抜けない印象を受けるが、一年生だろうか?]
(40) 2013/03/04(Mon) 02時半頃
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〜回想・書道部室〜
いや、巨匠って。 世間様の評価は分からないけど、僕にとっては身内だからね。 お祖母ちゃんを巨匠だなんて思ったことはないし、そのことでプレッシャーを感じたこともないなぁ…あるいはそれ、お祖母ちゃんには失礼なことなのかも知れないけどさー。
正直言って、お祖母ちゃんの書は僕にはよく分からないんだ。 文字も達筆すぎると、かえって判読しづらくなるでしょう? そりゃ芸術性とかテクニックとか色々あるんだろうけど…文字は読めてナンボだと、僕は思っているからね。 読みづらいレベルの技巧が凝らされた書は、僕はあまり得意じゃないかな。
(41) 2013/03/04(Mon) 02時半頃
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[一年生…そういえば化学実験は補習だとはとこが言っていなかっただろうか(本当のところはよく知らないが)。ハナがどこか慌てたそぶりをみせれば、一年生と勘違いしたまま言葉を続ける。]
あー…もしかして補習っすか? 何か科学室であるみたいっすけど。
[連絡が来ていないと焦るそぶりを見せれば、メールを見せる。科学準備室丸ごとスタンバイ状態…とまでは考えが至っていない。]
(42) 2013/03/04(Mon) 02時半頃
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ああ、雷児くんが保険の先生を探していたので ここにきたのですが…
[>>38妹の様子が、どこかいつもと違うようにみえて。 眉を寄せ小声で尋ねかける。 周りを飛んでいた球体も心配しているのか ふわりと、ケイの周りを回り始めた。]
(43) 2013/03/04(Mon) 03時頃
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[ピアノを弾くのにも飽きた。 そもそも、目的意識があって弾いていたわけではない。 単なる手慰みに過ぎないのだ。]
さて…そろそろ、僕は僕のテリトリーに帰ろうかな。
[本庄は音楽室を後にし、図書室へ向かった。 図書室が、大変な状況になっていることはまだ知らない**]
(44) 2013/03/04(Mon) 03時頃
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クリスへと返事を返し、さあ歩こうかとすると目の前に壁…っぽい物体が。
それが人>>40だとわかったのはぶつかってからであった。思わずよろめいてその場に尻もちをついてしまう。]
ふえっ…?! いててて!
一体…?
あ、す、すみま…こちらこそ!
[この人見たこたる。新しい生徒会長さんだ。もっとも、自分が転入したのと生徒会長の就任はそんなに間が空いていなかったため、前任の生徒会長のことはよくは知らなかったが。]
生徒会長さん、ごめんなさい。携帯さ弄ってたから…。
[まさか自分が相手に年下だと思われているだろうとはつゆも思わずに返事を返した。]
(45) 2013/03/04(Mon) 04時頃
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―回想:家庭科室―
[鼻歌を歌っていたら、ミケとチアキが立て続けに部屋を後にする姿を手を振って見送る]
…なんだろ。 [その時のミケの様子は気になった。「もう手伝えない」って何だろう…彼女に何が起こったのかは気になった。]
まぁ、連絡先おいてってるから、後ででいいかな。
[追いかけたやつもいるしな、と楽観的に。自分はケーキの焼き具合を確認するため動けなかった**]
(46) 2013/03/04(Mon) 09時半頃
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その口ぶり、まるで姉上が送って来たみたいではないか。
[>>43姉が送って来た可能性については考えられない。 そもそも転校生等の特殊な事情を除けば三年が姉に道案内させるなんて信じられなかった。]
(47) 2013/03/04(Mon) 12時半頃
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ミケは、小声で返事をすると少し俯いた。**
2013/03/04(Mon) 12時半頃
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[>>47ケイの言葉に、すねたように少し口をとがらせた。]
私が送ってきたんですぅ。
[そして、ケイから小声で何か話しかけられると 周りを浮かんでいた球体がぴたりと動きを止め 一斉に床へと落ちた。]
(48) 2013/03/04(Mon) 13時半頃
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――ガシャン
[何かが壊れるような音が廊下に響き 球体は床に融けるように消えていった。 周りには、今は何も浮かんではいない。
その様を見下ろしていた顔をあげ、 笑顔で妹を抱き締めて、何事か囁きかける。]
(49) 2013/03/04(Mon) 13時半頃
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[そうして妹から離れると、ぎこちない笑みを浮かべた。]
あ、ごめんなさい。 私、用事を思い出したので、ちょっといきますね。
では。
[雷児とケイに背を向け駆け出した。 その周りには、いつも浮かんでいる球体はひとつもなかった。*]
(50) 2013/03/04(Mon) 14時半頃
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/* 業務連絡です ミケを落とすと恐らく四連鎖できます! 今日の襲撃先、もう決めてますか?
(*5) 2013/03/04(Mon) 14時半頃
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