人狼議事


196 Fiducia - 3rd:fragrance -

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【人】 薬売り 芙蓉

――街道――

[まさか、頷きが返るとは思っていなかったので。
 こくりと、首肯が見えれば失礼にも随分驚いたのを、隠せなかったろう。
 ただ、しかしそれは、あたたかいものを胸に呼び起こした。]

せや、な。けど、ただの向上心とも違うわ。
うちに言葉を教えてくれたんは、いつだったか付き合いのあった、お客さんでなぁ。
向こうの方なんに、うちに良くしてくれて。ほんの少ぅしばかり、教わったんよ。
向こうの本読むんにも、知らな読めん。仕事に関わる言葉しか知らんから、全く普段は使えんけどな。

[饒舌になってしまうのは、沙耶が己に興味を向けてくれていることのうれしさか。
 いや、おそらくきっと、何処かにある気恥ずかしさを隠すため。]

(304) mmsk 2013/01/18(Fri) 01時頃

【人】 薬売り 芙蓉

一言一句、て。
本当たまらん。見事だなんて言うたら、世の中の詠み人さんたちにこっぴどく叱られるわ。

[寒気がするとでも言うように、わざとらしく震えてみせて。
 考えを払うように頭を下げて、振る。

 そうして、その俯いたまま。]

良いわけあるか。どれだけ心配させるん、言うてるんよ。

[隣同士でようやく聞こえるほどまで声を落として、告げた。]

(305) mmsk 2013/01/18(Fri) 01時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[はぁ、と息吐き。しかし今は会えた身、傷は診られようと、気を取り直す。
 そうして言葉を継ぎ>>-611、沙耶の病状に高々と治療法を宣言すれば、戸惑うような声。]

簡単、言うたな。

[に、と口端上げて、笑みを向ければ。
 最終的に、俯く相手が入れ替わる。
 余計うるさくなった、等と、その響きの何と快い。]

そ、うちのせいうちのせい。

[からからと気分よく笑えば、もしか朱のさす頬も見られたか。]

(306) mmsk 2013/01/18(Fri) 01時頃

【人】 薬売り 芙蓉

――茶屋――

ほら、ちょぉ座り。腕見せや。

[傷は、それほどじくじくと膿むようではなかったが、茶屋の主が軽く悲鳴を上げるほどあかあかと。
 見なや、と人払いしてから、傷をあたたかい茶で拭き、軟膏と刻み葉をあてて布で覆い結ぶ。]

(307) mmsk 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

……また、熱っぽくなられてもあかんからな。
一晩でもええ、ゆっくり休み。
何なら、うちまで来てくれても構わんし。
もともと広さだけはあるんよ、今さら二人三人増えても隙間が埋まる分寒さも落ち着く、てな。

[あの、向こうで。触れた時に感じた、あたたかさ。
 その時の温度が熱情なのではないことを知っていて、ずっと気がかりだったから。
 今は一人だけで暮らす家も、此処からはそう遠くもない。
 暫く歩きゆけば、体力の尽きる頃合いまでにはなんとか着けるだろうと、告げて。]

(308) mmsk 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

亀吉。私は――

[お嬢様と亀吉殿の父御は異なる方でございました。
『愛してはくれない』と思った事もありませんでした。]

――恵まれていたのだな。

[家族に、同志に。沙耶様を囲む方々に。

二番目の兄は不忠不孝者ではありましたが、妹御のお嬢様を一番可愛がっていらっしゃったのです。]

(309) k_karura 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[ひらと白の布が揺れました。>>277

良いではないか。
支えがなけえば、初めは立つ事も出来ぬ。

きっと、主の姉御も喜んでおろう。
可愛い弟の為になれたと。きっとな。

[苦い笑みに返すには、頬が強ばっておいででしょうが、お嬢様なりににこりと笑みを向けたのでした。*]

(310) k_karura 2013/01/18(Fri) 01時半頃

女中 おみつは、メモを貼った。

ぶんちゃん 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
“君も、一人ぼっち?”


“―寒いね。 君の、行きたいところ、へ行こうか。”


“名前は、なんていうの?”




…―――ボクの、名前は。
 
 
 
 

(#18) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
雪空の下の銀世界。

ほんの少し悴んだ指。

仄かに届く薔薇の香。

初めて話すボク達の声。

時計が時を告げて。

見上げたんだ。
 
 

(#19) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
 
 
 
 ……――――時は正しく逆巻く。
 
 
 
 
 

(#20) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
雪の館から抜け出した。
星屑の列車で駆けた夏。
辿り着いたのは、湖だった。

寒い、寒い、凍えるほどの冷たい雨。
 
 

(#21) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
暗転。

響く足音。

誰か。

助けて。

どうして。

寂しい。

苦しい。

哀しい。

声は。

血に。

(#22) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
 
 
差し出されたんだ
 
 
 
 

(#23) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
       「さみしくないよ」
       「くるしくないよ」
       「かなしくないよ」
 
 

(#24) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
そう云って、手を引いてくれた   ダレカ   。

雪の日にボクと出逢ってくれた。
雨の日にはビニール傘をさしてくれて。

雨から、
雪から、

館から、
孤独から、
男の声から、

ボクを救ってくれた。
焼きたてのパンを出してくれた。
 

(#25) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
 
 
信じていいよと、云ってくれたから。
 
 
 
 

(#26) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

       「逝こう。」




ボクは、あの人を信じたんだ。
 
 
 
 

(#27) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

ボクが生きた事を、誰も知らない。

ボクと同じ寂しさをもった人たちも。
ボクと同じ苦しみを味わう人たちも。
ボクと同じ哀しみを抱えた人たちも。

ボクがどうして館から逃げたのか。
ボクがどうして列車に乗ったのか。
ボクがどうして湖についたのか。
ボクがどうして寂しかったのか。
ボクがどうして苦しかったのか。
ボクがどうして哀しかったのか。

ボクがどうして君達を呼んだのか。
ボクがどうして君達を選んだのか。


誰も、誰も、知らない。

(#28) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
だってボクは
 
 
 
 
 
…―――もう  どこにも、いないのだから。
 
 
 
 
 

(#29) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
さようなら。

ボクの選んだ “ともだち” 。

楽しかったよ。

愉しかったよ。

もう二度と、ボクに選ばれることのないように。
 

(#30) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
「君が生まれた世界。」


「寂しいと、苦しいと、哀しいと、思っている世界。」


「…―――だけど、君が“生きていくべき”世界。」


「もう君達は。」



「大丈夫だよね?」
 
 
 

(#31) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

       “―――生きて。”





                                       黒の少年は ダレカの手をとり 微笑み、泣いた**
 
 

(#32) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


【人】 武家の娘 沙耶

―旅籠―

[入口でブーツを脱ぎ、足を洗って貰います。
やはり男と女で足というのは変わるのでしょう。宿の者は少年の格好をしたお嬢様を不思議そうに見やり、そうして3人を見て、したり顔を浮かべます。

路銀の節約とばかりに取る頼む部屋は1つだけ。]

なあに、私が護衛役。それで表沙汰は充分であろし、先に言うたのは主であろう?

『居なくならないで』>>95と。


[小さく笑って見せるのです。確かに聞いたぞとばかりに。]

(311) k_karura 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

[使用人たちの囁きは、僅かな閑に休む男の耳にも飛び込んでくる。翌日、蔵から出され、数日後には元の部屋に戻された。そうして今、空いた時間には奥座敷を自由に動けるまでになった]

 …よいしょ、と

[中庭から、表座敷へと通じる隙間も見つけた。薔薇ではないが、同じく雪に映える椿があった中庭にも、もはや白はなく。あの日と同じ紺鼠の色無地だけでも、寒さは感じなくなっていた]

 …薔薇、いつか 植えたいな

[今ならば、漢字で書くこともできる。
読み書きに不自由がなくなれば、次はさらに、西洋の言葉を、と先日から教育係に声をかけている。
良い先生を探しておきましょう、と。悪くない返事をもらえた。その言葉が叶うのは、さてあと何度月が昇った後だろうか]

(312) 茄子 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 浪人 慶三郎

― 黄昏時の教会 ―

[坊主の去った場所で、己はひとり色硝子の窓を見上げる。

燃え上がるがごとき赤は段々と其の色を潜め、ひっそりとした教会には夜の帳が訪れる。
今はただこの美しい色を眺めていることとしよう。完全に闇が落ち、己の目には映らなくなる其の時まで。]

(313) wiosna 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 浪人 慶三郎

[完全に闇が落ち切る前、扉が勢いよく開く音がした。]

 ……んァっ?

[振り返れば、薄ら闇の中に誰かの手を引く坊主の影法師。
さては先程の坊主、有難くも宣教師を連れてきてくれたのか。闇の中に聞ゆる切れた息に、己はくつりと一つ笑い]

 嗚呼、坊主。
 斯くや遅き時間に態々走って連れてきてくれるとは………

[然し。
坊主に手を引かれて扉の陰から姿を現した人影に、声は途中で途切れる]

(314) wiosna 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

[昨夜、いやここ何月も見続けている夢があった。
広い、広い雪原に独り。
ただ独り。
世界が全て、しろに飲み込まれていった後の、世界。
たとえ独りでも、生きなくては、と前を向いた己は――]

 『旦那様、旦那様!
 なにやら学士いう者が来ておりますけんど…』

[白昼夢から醒めれば、身を隠そうと手近な襖を開く。ああ、新しい先生だろうか。初めての人と、上手く話せるだろうか。ゆっくりと閉じ、息を潜め様子を窺う]

 『へえ、名は――』

(315) 茄子 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 浪人 慶三郎

[薄闇の中ぼんやりと浮かび上がるすがた。

他の全てがぼやける視界で、唯一其の姿のみが鮮やかに花開く。

俄かに信じられぬ思い。

されど間違いようも無き、此の予感は―――]

(316) wiosna 2013/01/18(Fri) 01時半頃

【人】 浪人 慶三郎

  
 っ………   ――― みっちゃ、ん?

[斯の夜から幾度のことか。
届くこと無く消えた其の名を、己は呼ぶ。]

(317) wiosna 2013/01/18(Fri) 01時半頃

稲荷のお告げ (村建て人)

【館内、靴下の中】

この度は疑い愛村 3rdこと【Fiducia - 3rd:fragrance - 】へのご参加ありがとうございました。
パーティーは楽しんで頂けましたか?
お客様へいろいろなご迷惑をおかけしておりましたらこの場での謝罪と。
皆様がこのパーティーで何か微かにでも 感じ取れてくれていたなら幸いです。
素敵な宴であったならと、思っております。

旅路は一旦の終止符を。
暫くの間、お別れです。

名残惜しくはありますが雪もいつかは溶けるもの。
悪夢もいつかは覚めるもの。
ご参加、ありがとうございました。

(#33) 2013/01/18(Fri) 01時半頃


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