221 堕天の姦計
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[背を漂う紫黒の闇の一部が剥がれ、ノックスの姿を写し取り、魔界の至るところへと姿を現した。 薄蒼に写る景色は本体にも届けられ、情報を共有する。 時折視界に入る清らな気配に、自分が嫌悪を抱いているのを知った]
───ああ、そうか。
俺は────
[かつての同胞達の姿を見て、自分の変化にようやく気付く。 抑圧された神の僕としての姿から解放されたのだと理解した]
(*0) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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[闇の中、意識は拡散する。 天界に在ったとき、力とは与えられるものだった。 天と訣別した今は、身の裡から湧き上がるように思える。
自らの力で全てを掌握する。 想像したこともない、全能感。
魔界の隅々まで、意識が伸びる。 各所に点在する、かつての同朋の儚い光。 哀れな、顧みられぬ、神の傀儡。
彼らを”救わねば”ならぬ。]
(*1) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[闇の一角、同質の気配を感じる。 それを認識した途端、意識が凝って形となった。
見いだしたのは、俊敏なる翼もつ御使い、だったもの。]
ノックス。
おまえも、―――か。
[闇の狭間で、向かい合う。 紫黒を纏い、蛇を巻きつかせたものと。]
(*2) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[深淵へと落としてしまえば、後は時間の問題。 高潔たろうとすればするほど、嘆き苦しみは増すばかり]
君は楽な道を選ぶ?
それとも誇りを選ぶのかな。
[哂いながら左手で天使の顔に触れれば、左腕に絡みつく蛇が牙を向いて威嚇する。 牙から滴る毒は触れるだけで清らなるものに苦痛を与えるもの。 怯える表情に愉悦の色を浮かべ、真綿で締め付けるように天使を闇でじわじわと追い詰めていった*]
(*3) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[捕らえた天使を深淵の闇の中へ放置し、新たなる獲物を求めて紫黒の写しを飛ばす。 その最中、目の前に何者かの姿を模るもの>>*2を見つけ、動きを止めて向かい合った]
たいちょー?
あっは。 ちょっと、意外だったかも。
[心のどこかで彼だけは最後まで抗い天へ帰ろうとすると思っていたのだが。 それは思い違いだったらしい。 闇の翼を抱き、異形を身に宿す姿を見て、ほんの一瞬驚きを見せた後、いつも見せていた快活な笑みを浮かべた]
(*4) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[笑うノックスの姿は、今までになく満たされたもの。 これが、彼本来の姿だったのだろうか。]
随分と、良さそうだな。
―――意外、か? …そうか。
[目を細め、唇だけで笑う。]
純粋なものほど良く染まる。 そうは思わないか?
(*5) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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そぉっすねぇ。 軽いっすよ、 心も、身体も。
[生前より敬虔さで押さえ込んできた部分が露出した形。 天界に於いては更に塗り固められていたものが、魔界の闇に触れることで堅固な壁が瓦解した。 抑圧されたものから解放され、浮かべる表情は晴れやかとも言える]
たいちょーだったら、最後まで耐えるんじゃないかって思ってたっすから。
[かつての上司に対し敬意は残るものの、口調は以前よりも崩れたもの。 唇だけで笑うのを見て、薄蒼を一つ、瞬かせた]
(*6) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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……、 ははっ。 穢れ無き真白ほど他に染まりやすい、かぁ。
うん、確かに。
[色に喩えて考えてみれば、なるほど、至極道理である。 今は闇纏うジェフェルも、かつては穢れ無き高潔なる天使だった。 それこそ、ノックスが憧れていた天使としての理想の姿。 今ではもう、白き姿に憧憬することは無くなってしまったが]
(*7) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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それを望まれていたのであれば、耐えた。
[応える声は、淡々と響く。]
御使いが闇に堕ちる理由も、 魔界が存在する理由も、ただひとつ。
神が、そうあれと望んだからだ。
[ノックスとは対照的に、身を縛るものは重さを増す。 否。今まで意識しなかったものの、重さを識ったのみ。]
(*8) 2013/05/11(Sat) 16時半頃
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[天界より生まれた使徒は、 堕ちた後も、天以外に自らを規定するものを持たなかった。 解き放たれた"人"の軽さを羨むこともない。 そんな"自由"など知らないのだから。]
私は、私が為すべきをする。
もはや私はおまえの上官ではないから命じはしないが、 おまえも、おまえの為すべき《望む》ことをするがいい。
[そんな言葉を口にさせたのは、 やはり、小隊長としての意識だったろう。]
(*9) 2013/05/11(Sat) 16時半頃
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───へぇ、神が。
[淡々と響く声を聞いて、明るかった声が幾段か冷えた]
何もかもが神の手の上、ってか?
……それも癪だな。
[神のために生き、神の意志により召し上げられ。 今、神の望みにより闇へと堕ちた。 自らの存在を弄ばれているとしか思えず、声に険が乗る。 そんな風に考えるのも、神に仕える生き方に疑問を持っていたが故]
(*10) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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うーっす、好きにするっすよ。
……ちなみにたいちょーが為すべきことって?
[命令ではない言葉に声を返し、愉しげに歯を見せて笑う。 次いで興味を抱いたか、軽く首を傾ぎながら為すべきをすると言うジェフェルに問うた]
(*11) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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[癪だ、と零れた言葉に、薄い笑みを浮かべる。
何故、神は人に、使徒に自由意志を与えたか。 自ら望んで神の法に縛られるものを愛でるがためか。]
神は、試すことを好まれる。 同時に我らに、神を試してはならぬと言われる。
神の手の長さがいかほどか。 今のおまえならば、試すこともできよう。
[自分に、それはできない。 魂の根元に植え付けられた畏れが、阻むから。]
(*12) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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私か?
[宵闇の瞳が、炯々と輝く。]
―――なにものも、天へはかえさぬ。
それが、私の望み《使命》。
[笑み浮かべた口元に、凄絶の色が差した。]
(*13) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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その絶対たる地位を護るため、っすかね。
我侭の権化じゃん。
[そう紡ぐ声には呆れの色。 推測が合っているとは思えないが、我侭であるのは間違いなかろう]
っはは、神を試す、か。 それも良いね。
面白そー。
[勧められた話に喜色が浮かんだ。 表情も愉しげなものが浮かんでいる]
(*14) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[問いの答えには宵闇がかつて無く爛々と輝いていた]
───っは。
そっちも面白そーじゃん。
[ジェフェルの口許に浮かんだ笑みに身体が芯から震える。 神に弓引く所業に酷く、心惹かれた]
(*15) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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じゃ、気が向いたらそっちも手伝おっかな。
そうすることも、俺が望むことだから。
[言って、愉しげに嗤った]
(*16) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[枷より解き放たれたノックスの自由さは、 元使徒のこころにも、なにがしかの快をもたらした。]
隊のものを神の頚城から解き放つことが、 今の私には、正しいことと思える。
[口調は硬くとも、声音に柔らかさが乗る。]
(*17) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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手は借りずとも問題ない。
だが、拒みもしない。
好きにするといい。
[愉しげなノックスを一瞥し、影を闇に溶かした**]
(*18) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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へへ、好きにするさ。
それが俺の為すべき《望む》ことなんだから。
[そう一言返し、闇に溶け行く姿を見詰める。 完全に形が消え行くのを確認してから、ノックスもまた影の形を崩した**]
(*19) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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